大型トラックの新車価格を徹底比較!8トンや4トン、2トントラックの新車価格/まとめ

トラックの新車価格

自動車というものがこの世に誕生し、そこから物流や工事関連に於いてもトラックは現代社会を支えている存在でもあります。

これらの車両、業務以外で所有する者はあまりおらず、その殆どは事業主らの保有だけに新車価格となれば乗用車に比べてかなりの高額と言えます。

そこで今回は様々な業務にて用いられるトラックについてを車種毎で分け、それぞれの新車価格を詳しく解説していきます!

月に5万円、年収で60万以上を簡単にアップする方法

運送業界では年収60万円アップなんて実は簡単にできます。
以下の記事では運送業界歴30年の私が実際に年収で240万円アップした方法をご紹介しています。
必見の記事ですので、ぜひ参考にされてくださいね。

目次

大型トラックの新車価格は

貨物車両では規格が大きい上に積載量も多く、特殊な仕様を除いてキャビン、シャーシ、ホイール等の全てが一般的に大きく作られております。

それだけにパーツ毎のコストがかかる分、大型トラック以下の車両と比べれば必然的に車体価格としての車両の値段は高くなります。

以下では大型トラックの新車価格としての例を各メーカー別で紹介しています。(年式や仕様としてのタイプ別によって価格設定が異なる場合もある)

いすゞ「ギガ」での新車価格

約2,600~2,700万円程(消費税込み)

日野「プロファイア」での新車価格

約1,900~2,400万円程(消費税込み)

日野「スカニア」の新車価格

約1,500~1,600万円程(消費税込み)

三菱ふそう「スーパーグレート」での新車価格

約2,100~2,200万円程(消費税込み)

UDトラックス「クオン」での新車価格

約1,800~1,900万円程(消費税込み)

10トントラックに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

4トントラックの新車価格は

地場回りから中?長距離までと街中では見かける頻度が高く、貨物事業の中でも比較的需要が多いとされてるのが4トントラックです。

用途別で存在する個体によっては10トントラック並の車体サイズにはなるのもも、あくまで基本的な仕様は4トン仕様のシャーシボディとなっています。

ただし新車での相場価格では1,000万円以上となる標準~ロングを省き、ワイドやスーパーロング仕様となればそこから価格設定も前後する事となっています。(年式や仕様としてのタイプ別も含む)

以下では4トントラックの新車価格としての例を各メーカー別で紹介しています。

いすゞ「フォワード」の新車価格

約1,000~1,100万円程(消費税込み)

三菱ふそう「ファイター」の新車価格

約780~900万円前後(消費税込み)

日野「レンジャー」の新車価格

約900~1,000万円前後(消費税込み)

マツダ「タイタン」の新車価格

約400~460万円前後(消費税込み)

4トントラックに関してはこちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。

2トントラックの新車価格は

輸送貨物トラックの中では小型車両としての扱いでもあり、地場回りはもちろん、主に短距離輸送にて活躍されているのが2トントラックです。

2トントラックに関しても標準を除き、ワイドやロングボディー、アルミ箱仕様となれば当然車体価格もそれなりに跳ね上がります。

一般的には400~500万円程が新車価格としての相場になっており、そこからオプション等で車体価格としての総額が前後します。

以下では2トントラックの新車価格としての例を各メーカー別で紹介しています。

トヨタ「ダイナ」の新車価格

約213~580万円程(消費税込み)

三菱ふそう「キャンター」の新車価格

約416~550万円程(消費税込み)

いすゞ「エルフ」の新車価格

約350~400万円程(消費税込み)

UDトラックス「カゼット」の新車価格

約570~600万円程(消費税込み)

2トントラックに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

8トントラックの新車価格は

平成19年6月2日からの中型免許導入による施行と共に、現在では準大型車並の位置付けとしても広く知れているのが8トントラックです。

4トントラックよりかはワンサイズ大きめなスケール感となっており、車両に施される仕様次第では大型トラックと寸分変わらぬ見た目にもなります。

一般的な新車価格では800~1,000万円程が相場であるとされるも、メーカーや仕様毎で価格は前後していきます。

三菱ふそう「ファイター」での新車価格

約700~900万円程(消費税込み)

いすゞ「フォワード」での新車価格

約780~800万円程(消費税込み)

UDトラックス「コンドル」での新車価格

約860~930万円程(消費税込み)

トレーラーの新車価格は

通常の大型貨物トラックでは重量と共に物理的な部分で無理がある場合、胴体が2つに折れることで自由を利かせる事が可能になるのがトレーラです。

業種によっては用途が限られる場合もあり、その場合だと牽引するシャーシや荷台ボディーを含めた販売価格となっています。

ただ基本的にはヘッドのみの販売が一般的であり、このヘッド自体のみの価格は「1,000~2,000万円程度」が各メーカー毎での平均相場になっています。

大型ダンプの新車価格は

主に土木現場等での土砂や産業廃棄物の収集運搬で使用され、特に業務の規模が大きい場合ほど大型ダンプが用いられております。

一般的な大型トラックと同様、大型ダンプでもシャーシに施されるホイストといった昇降機構等で別途にコストが掛かってしまいます。

ただ通常よく目にする大型トラックと比べて相場は約1,500万円と若干安めではあるものの、メーカー毎にあるボディー機構の細かな仕様によっては価格も前後します。

大型生コン車の新車価格は

比較的規模が大きいコンクリート打設が必要な現場の場合、製造プラントからの生コン運搬で必要不可欠とされるのが大型生コン車です。

キャブとシャーシ以外となるミキサー機構部分は基本的に受注生産となっており、メーカーや車両毎に施される仕様によっては価格も前後します。

一般的には1,300~1,600万円前後が新車価格の相場となっています。

ラフタークレーンの新車価格は

何十トンもの重量物を扱う建設現場いや公共工事等、人力による吊り上げ作業が不可能な場合で必ず必要となるのがラフタークレーンです。

ラフタークレーンは単体車種としての振り分けになっており、市販車ベースによる車両の製造はされません。

基本的には「トン数毎で車両価格が変動する」という形になっており、

25トン仕様であれば2,700~3,000万円

50トン仕様では4,000~5,000万円程

が新車価格の相場と言われてます。

クレーン車の新車価格は

移動式としての括りで先述したラフターもクレーン車としての位置付けとなりますが、一般的には車両をベースとし、クレーンの操作キャビンを別途で搭載したものを「クレーン車」と形容されています。

新車価格としては1,500~2,600万円までが総合的に見た相場となりますが、車種やクレーン機構自体にある細かな仕様によっては相場から価格は前後します。

ユニック車の新車価格は

建築現場や電気工事などを始め、様々な現場での吊り上げ作業には無くてはならない存在とされているユニック車。

一般的なトラックシャーシを車両ベースとしている他、操作するためのキャビンを持たない構造が主な特徴と言えます。

新車価格の場合、小型~中型までの標準仕様であれば約700万円前後となり、そこから10トン超仕様の大型車両では1,500~2,500万円程が相場になっています。(車種や搭載されるクレーン機構の仕様次第で価格も前後する)

コンクリートポンプ車の新車価格は

コンクリート打設を必要とする建設・建築現場の場合、ミキサー車による外部からの生コン搬入にて打設作業を行ってくれるのがコンクリートポンプ車です。

新車販売に於いては受注生産が基本となりますが、一般的な仕様であれば

中型車は約2,000万円
大型車だと9,000万円以上

が新車価格の相場になっています。

ただし車種や搭載されるポンプ機構、その中でもコンクリート圧送に使用する配管やブームの仕様によってはコンクリートポンプ車としての総額も前後します。

ゴミ収集車(パッカー車)の新車価格は

一般的な家庭ゴミには回収されるシステムが必要となっており、その収集運搬に
欠かす事のできない専用車両がゴミ収集車(パッカー車)です。

ゴミ収集車(パッカー車)に於いては「必ず出る家庭ゴミ」に対した需要の関係上、メーカーや車種毎での製造ストックも比較的豊富とも言われてます。

以下を代表的な車種毎にて、新車価格としての相場を平均値で表しておりますので参考として頂きたい。

いすゞ「フォワード」「エルフ」での新車価格

約300~600万円程(消費税込み)

日野「レンジャー」「デュトロ」での新車価格

約400~1,000万円程(消費税込み)

三菱ふそう「ファイター」「キャンター」での新車価格

約300~600万円程(消費税込み)

日産「アトラス」での新車価格

約300~600万円程(消費税込み)

マツダ「タイタン」での新車価格

約300~600万円程(消費税込み)

使ってみた良かった最強の転職エージェント

全国に6万社近くある運送会社。
入社する会社によって給料や年収、労働環境は大きく変ります。
人生が変わると言っても過言ではありません。

しかし、そんなにたくさんある運送会社から自分に合った会社を探すにはどうしたらいいのでしょうか?
最も簡単な方法は「転職エージェント」の活用です。

以下の記事では、ドライバー歴30年の私が実際に10社のエージェントを使ってみた感想をまとめてみました。
ドライバーへの転職で最強に良かったエージェントはどこだったのか?
ぜひ確認してみて下さいね。

まとめ

普段でも目にする貨物車両のトラックは個人所有でなくとも、会社勤めの立場であれば普通に用いる機会があると思われます。

古今からも労働環境にて作業に用いる車両は必要不可欠であり、トラックは小型?大型と人々が生活する上で重要な役割を担っています。

一般的に出回っている中古車価格事情と併せ、トラックの新車価格事情に目を向ける事はいつの時代であっても必要と言えるでしょう。

目次