この記事は現役のダンプ運転手が書いています。
ぜひ参考にされて下さいね。
建設資材としての砂、採石、土砂などを積み、毎日忙しく運搬しているダンプカーは街中でもよく目にすると思われます。
ただダンプ運転手の場合、運転以外での業務内容等については一般的な見解としても以外と知られてないもの…
今回はダンプ運転手の仕事内容からメリットデメリットとしての実情、そこから収入や向き不向きについて具体的にご紹介します!
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ダンプの仕事内容や1日の流れとは
「目的地に積荷を届ける」までが基本的なプロセスになりますが、指示次第ではルート変更する等の臨機応変な対応も必要です。
仕事内容として主な流れを以下に記しています。
出社、もしくは直で車庫に向う。
↓
積荷をする現場にて積み込みを開始し、積み込みが完了すれば出発する。
↓
荷下ろし現場に到着し、荷下ろしが完了すれば再度積み込み現場へ向かう。
↓
概ね4:00頃、全ての業務が終了すれば車庫に戻って運転日報を記入し、帰社にて日報を提出後、翌日の予定確認する等をして帰宅。
積み込み先やその日のルート等、会社毎で開始時間は異なりますが、業務終了時間に於いては概ねでも4:30頃までとなってます。
ダンプ運転手のメリットとデメリットは
ダンプ運転手は1日中の運転業務がメインであり、基本的に人と向き合って作業する機会が少ない仕事と考えて良いでしょう。
メリット
特別なコミュニケーションを必要とせず、運転免許所持者であれば誰もがなれる職業でもある事。(無線や電話を用いた連絡作業は除く)
加えて特別な体力も必要とせず、比較的高齢であっても無理がない仕事の継続が可能となっています。
デメリット
夜勤が多い上に会社によっては連続した勤務になる等、日々の体調管理は難しくなります。
また月々の収入は一定額までとされるケースが多く、昇給はあまり望めません。
ダンプ運転手はきつい?
運転手業務自体は目的地までの指示を受けて走る等の他、ダンプを操作に於いても基本はレバーを上げ下げするのみの単純作業。
つまりダンプ運転手としての業務自体、総体的に見てもきつい仕事ではありません。
業務によっては運転手同士でのコミュニケーションも必要となりますが、基本としては物理的な身体への負担はない仕事と言えます。
ダンプ運転手を辞めたい理由とは
ダンプ運転手としての仕事自体は特に体力を必要とせず、常に考えを持ちながらで計画を立てる必要もありません。
独りきりでの運転業務が基本となりますので、特別同僚などに気を遣う必要もありませんので比較的気楽な職業と言えます。
ただダンプ運転手としての人間性に難がある場合、人によっては「人間関係のこじれから辞めたくなる」場合も多いです。
よく「トラック運転手はやめとけ」と言われますが、この人間関係は大きな要素を占めています。
ダンプ運転手には向いてる人と向いていない人がいます。
向いていないと絶対に長続きはしないしきついです。
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ダンプ運転に必要な資格は
ダンプ業務ではまず運転免許が必要となり、「普通~大型までのt数別に分けられてる各種の免許」にて乗れる車両が決まってます。
また付帯作業としての重機操作が業務内容に含まれる等、会社によってはそれらに必要な重機免許の取得所持も必要となります。
ダンプでは運転免許以外の資格を特別に必要としませんが、普通、中型、大型のいずれかは最低限必要になる資格と言えるでしょう。
ダンプ運転はどこが難しい?
人によって向き不向きはあれど、運転業務自体は指示された積み込み場所から荷下ろし先まで往復する単純作業。
ある程度回数を重ねれば難なくこなせる仕事内容でもありますが、日毎に変わる走行ルートとなれば少し難易度は上がります。
その都度電話連絡や無線連絡をとる等、現場からの指示にて取りまとめなければならない業務が難しく感じるでしょう。
ダンプ運転手の給料や年収はどれくらい?
給与は会社毎での雇用形態によってある程度の差は出ますが、概ねでも25~30万円超までが総支給額として見れます。
毎月の給料と年収の平均値を以下に記して見ました。
月給
- 普通免許ダンプ運転手での総支給額:約25万円程
- 中型免許ダンプ運転手での総支給額:約30万円程
- 大型免許ダンプ運転手での総支給額:約30~35万円程
年収
- 普通免許ダンプ運転手での平均年収:約300万円程
- 中型免許ダンプ運転手での平均年収:約350万円程
- 大型免許ダンプ運転手での平均年収:約400万円程
尚、会社によっては付帯作業としての重機運転や保有資格によって手当も加算され、給与額に並んで年収も前後します。
ダンプ運転手の給料は会社によって全然変わってきます。
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ダンプ運転手に向いてる人、向いていない人とは
1日の殆どが車内といった業務環境にある関係上、ダンプ運転手では向き・不向きの差がはっきりする職業とも言われております。
以下はそれぞれの特徴を向いている人・向いていない人でまとめております。
ダンプに向いてる人
- 独りきりが好き
- 車好き、もしくは運転が好き
- 単純作業が好き
- 自己主張ができる
- 稼ぎたいという気持ちが強い
- ストレスを受けにくい
- 常に安全意識を持てる
ダンプに向いていない人
- 車には特別興味がなく、運転も苦手である
- ストレスを溜めやすく、イライラしやすい
- 単純作業が苦手である
- 独りが苦手である
- 安全意識が低い
- 不規則な勤務形態が苦手である
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まとめ
運転以外の付帯作業ありきとしての業務になるトラック運転手とは異なり、運転メインとなるダンプはある意味特殊と言えます。
一見すれば単純作業ではあるものの、独特な労働環境でもあるダンプ運転手では「それ故」となる適応性が必要です。
待遇諸々としての内容確認や実情は勿論、自分にとっての向き・不向きを見極めた上での前向きな心構えを重要視しましょう!