どんな職業にも向き不向きってありますよね。
向いていない仕事をする事は強烈なストレスになるし不幸でしかありません。
私が長きに渡ってトラックの運転手ができたのも私はこの仕事に向いていたからです。
向いていれば少々きつくてもあまり気にはならずトラックの仕事を辞めようとも思いません。
この記事をご覧になっている方は自分がトラックの運転手に向いているかどうか気になっている方でしょう。
この記事では長年トラックの運転手をしていた私が運転手に向いている人と向いていない人の特徴をまとめています。
あなた自身がどちらに当てはまるのかチェックしてみてくださいね。
トラックドライバーには向いてる人と向いていない人がいます。
向いていないと絶対に長続きはしないしきついです。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
一度性格診断テストでチェックしてみましょう。
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トラック運転手の業務内容
トラック運転手の仕事は、荷物を安全に目的地まで運ぶことです。
まず、荷物をトラックに積み、運ぶ先に着いたら荷物を降ろします。
荷物が壊れないように、しっかりと積み方を考えます。
また、運転する前には、タイヤやエンジンなどトラックの点検を行い、ちゃんと動くか確認します。
運転中は、時間を守って決められた場所に到着することが大切です。
道をよく調べて、交通ルールを守りながら安全に運転します。
特にトラックは大きいので、周りの車や歩行者に気をつけながら運転します。
また、お客様とのやり取りも大切な仕事の一つです。
荷物を渡すときには、相手に丁寧に対応し、信頼される運転手になることが求められます。
トラック運転手には向き不向きがある?
トラック運転手には向いている人と、少し難しいと感じる人がいます。
どんな仕事にもそうした向き不向きがあるように、トラック運転手も特別です。
まず、長時間の運転が多いので、運転が好きで集中力を保てる人が向いています。
道路の状況をしっかり把握し、安全に運転することが大事です。
逆に、運転に疲れやすかったり、長い時間同じ姿勢でいるのが苦手な人には、少し大変かもしれません。
また、時間通りに仕事を進めることが求められるため、計画的に物事を進めるのが得意な人も向いています。
渋滞や天候などの影響で予定通りにいかない場合でも、冷静に対応できることが重要です。
さらに、お客様と直接やり取りをすることも多いので、コミュニケーションが得意で礼儀正しい対応ができる人が好まれます。
逆に、人と話すのが苦手な人には難しい部分もあるかもしれません。
トラックドライバーに向いてる人の特徴7つ
- ドライブが好き
- トラックや車が好き
- 渋滞が気にならない
- いろんなところに行ってみたい
- 1人で仕事がしたい人
- 自分の意見を言える人
- 稼ぎたい人
上記7つはトラックの運転手に向いている人の性格や特徴をまとめました。
それぞれ一つずつ詳しく解説します。
ドライブが好き
まずはやっぱりトラックの運転手になるには運転が好きでないといけません。
運転手の仕事はその名の通りメインは運転です。
運転が苦痛で嫌いな人は絶対にトラックの運転手になるのはやめておいた方が良いです。
仕事でトラックに乗車する場合でもドライブのような感覚で乗れる人は楽しんで仕事ができる人です。
トラックや車が好き
運転手はトラックや車に興味があり内装を触ったり洗車が大好きだという人ほど向いています。
実際にトラックの運転手には無類の洗車好きやデコトラが大好きな人が多いです。
自分の車やトラックに愛着が持てる人ほどトラックの運転手には向いているといえます。
- トラックがあんまり好きではない
- 故障してもどこが悪かったのか原因にも興味がない
- 洗車なんかめんどくさい
このような方はトラックの運転手には向いていません。
渋滞が気にならない
トラックの運転手をしていると渋滞に巻き込まれることが多々あります。
渋滞にいちいち腹を立てる人はトラックの運転手には向いていません。
腹を立てても仕方のないことに腹を立ててもストレスしかありません。
急ぐ気持ちはわかりますし、時間指定があって焦る気持ちもわかります。
睡眠時間も減るしいいことなんて1つもないのもわかります。
しかしそのイライラが原因で事故を起こす可能性があります。
ドライバーは事故をすると終わりです。
自分の人生だけでなく相手の人生まで終わらせてしまう可能性があります。
少々渋滞に巻き込まれてもコーヒーでも飲んでくつろげる位の人がトラックの運転手には結果的には向いていると言えるでしょう。
いろんなところに行ってみたい
仕事でもいいから地元を離れていろんなところに行ってみたい人はトラックドライバーに向いています。
他業種の方に話を聞いてみると、自分はずっと事務所にいたい、同じ場所で作業をしたいという方もいらっしゃいます。
このような方はトラックの運転手はおすすめできません。
逆に同じところでずっと仕事をすることが苦痛に感じる人はトラックの運転手には向いていると言えるでしょう。
トラックの運転手は本当にいろんなところに行きます。
私は初めて見る風景や人との出会いが楽しくて仕方がありません。
1人で仕事がしたい人
トラックの運転手は運転中はずっと1人です。
あまり人と関わらずに済む仕事です。
現場にはもちろん人はいますが現場や会社を出ると基本的に1人です。
運転さえ気をつけていればコーヒーを飲もうが音楽を聴こうが自由です。
電話をしたりメールをしたりするのも自由です。
またトラックの運転手は待機時間が非常に多く暇の潰し方もドライバーによってそれぞれです。
上司や部下に挟まれて同じ空間で仕事をすることが苦手な人はトラックの運転手は向いているかもしれません。
自分の意見を言える人
自分の意見がはっきりと言える人はトラックの運転手に向いています。
仕事なので嫌だとかわがままを言うのは論外ですが時間的に無理、体力的に無理な場合ははっきりときついです、無理ですと言える人の方がトラックの運転手には向いています。
運送会社には無茶を言う配車マンもいます。
はっきりと行けるよ、行けないよと言えるドライバーの方が優柔不断で返事がはっきりしないドライバーよりはいいです。
また断るのとわがままは違います。
稼ぎたい人
この稼ぎたいという気持ちは絶対に必要です。
特に長距離ドライバーになると、この気持ちがないとできません。
昔ほどは稼げなくなったと言ってもやはり今でも頑張ればトラックの運転手は稼げます。
体一つ、免許一つでガッツリと稼ぎたいという方には運転手はもってこいでしょう。
長距離ドライバーになれば年収もぐんと上がります。
月収50万円以上という会社も探せば現在でも全然あります。
住み込みでも長距離でも何でもいいからとにかく稼ぎたいと言う人にはトラックドライバーはお勧めです。
トラック運転手に向いていない人の特徴
- 運転は苦手
- 車やトラックにも興味がない
- 外回りの仕事は嫌だ
- 決まった時間に休憩がほしい
- 給料はそこそこで定時で帰りたい
- 規則正しい生活がしたい
- 自己管理が苦手
次はトラック運転手に向いていない人の特徴を7つまとめてみました。
向いていない人と言うのは向いている人の特徴の逆の人です。
それぞれ詳しく解説しますね。
運転は苦手
トラック運転手の業務の大部分は、当然ながら運転です。
長時間にわたる運転が求められるため、運転が苦手だったり、プレッシャーを感じる人には不向きです。
トラックは普通車よりも大きく、特に狭い道や駐車場での運転には高い技術が必要です。
運転自体に不安があると、仕事が大きなストレスになってしまいます。
車やトラックにも興味がない
車やトラックに興味がない人も、この仕事には向いていません。
トラック運転手は、車両のメンテナンスや簡単な修理を自分で行うこともあるため、少なくとも基本的な知識や興味が必要です。
車両の管理に興味が持てない場合、仕事が煩わしく感じることが多いでしょう。
外回りの仕事は嫌だ
トラック運転手の仕事は、ほぼ外回りです。
外に出て仕事をすることにストレスを感じる人や、天候の変化に弱い人には不向きです。
暑さや寒さ、雨の日など、天候に関わらず仕事を続けなければならないため、外回りが嫌いな人には難しい職業です。
決まった時間に休憩がほしい
トラック運転手は、配送スケジュールに合わせて柔軟に仕事を進める必要があります。
決まった時間に休憩が取りたい人や、規則的な生活リズムを求める人には不向きです。
休憩時間も交通状況や配送スケジュールに左右されるため、予想通りにいかないことが多いです。
給料はそこそこで定時で帰りたい
トラック運転手の仕事は、残業や早朝、深夜の勤務が多い場合があります。
給料はそこそこで、毎日定時で帰りたいと考えている人には向いていません。
不規則な勤務時間に耐えられることが必要です。
規則正しい生活がしたい
トラック運転手は、長距離移動や深夜勤務が発生することがあるため、規則正しい生活を続けるのは難しいです。
毎日決まった時間に起きて、同じ時間に帰宅するという生活が望ましい場合、この仕事は厳しいでしょう。
体力や健康管理も重要な要素です。
自己管理が苦手
トラック運転手は、長時間の運転や単独での業務が多く、自己管理が必要です。
体調管理や運行スケジュールの自己調整ができないと、業務に支障をきたします。
自己管理が苦手な人には、トラック運転手の仕事は難しいと感じるでしょう。
トラック運転手に向いている性格
- 渋滞にイライラしない
- 色々な場所に行ってみたい
- 単純作業でも苦にならない
トラック運転手の仕事には、上記のような特定の性格や考え方が向いています。
長時間運転することや、毎日異なる場所に行くことなど、トラック運転手ならではの環境に適応できる人が、この仕事で活躍できます。
渋滞にイライラしない
トラック運転手は、しょっちゅう渋滞に巻き込まれることがあります。
特に都市部や高速道路での移動中は、時間通りに進めないことがしばしばです。
そんな時に、イライラしたり焦ったりせず、落ち着いて待つことができる人が向いています。
渋滞に対して「仕方ない」と割り切って考えられる人は、ストレスを溜めにくく、運転中も冷静に行動できます。
この冷静さが、安全運転に繋がる大事なポイントです。
色々な場所に行ってみたい
トラック運転手は、毎日異なる場所に荷物を届けることが多い仕事です。
地域や時には県外、長距離の仕事ではさらに遠くまで行くことがあります。
新しい場所に行くことや、普段見られない景色を楽しむことができる人には、この仕事が向いています。
「次はどんな場所に行けるんだろう?」というワクワク感を持てる人は、運転中も気分良く仕事ができるでしょう。
逆に、いつも同じ場所や決まった環境で働きたい人には、少し難しいかもしれません。
単純作業でも苦にならない
トラック運転手の仕事は、長時間の運転や荷物の積み下ろしなど、繰り返し行う作業が多いです。
特に運転は、長時間座りっぱなしで集中力を保たなければいけません。
このような単純作業が苦にならず、むしろコツコツやることが得意な人に向いています。
例えば、同じ道を何度も運転するような仕事でも、飽きずに続けられる人は、トラック運転手として長く働くことができるでしょう。
また、荷物を何度も積み降ろしする作業もあるため、体力があって単調な作業を前向きにこなせる人が活躍します。
実際にトラック運転手として働いている人の口コミ
トラック運転手として働く人たちの口コミは、実際の仕事の様子や、感じること、良い面や大変な面など、リアルな声が多く聞かれます。
以下では、いくつかの代表的な口コミを紹介します。
「最初は長時間の運転に慣れるのが大変でしたが、慣れてくるとリズムがつかめてきました。ただ、やはり体力勝負な部分は大きいですね。毎日座りっぱなしで体が固まるので、休憩の時にしっかりストレッチしています。」
(40代男性・大型トラック運転手)
「運転中は一人なので、自分のペースで仕事ができるのが良いです。ラジオや好きな音楽を聞きながら運転できるので、気楽です。職場の人間関係で悩むことが少ないのも、この仕事の魅力だと思います。」
(30代男性・中型トラック運転手)
「毎日違う場所に行くので、景色が変わって楽しいです。特に長距離の仕事は、普段行かないような場所まで運転できるので、ちょっとした旅行気分を味わえます。いろんな地域の食べ物を楽しめるのも魅力です。」
(20代男性・長距離トラック運転手)
「時間通りに荷物を届けるプレッシャーが結構あります。渋滞や天候によって遅れそうになることもあるので、常に時間を気にしながら運転しなければなりません。スケジュールをきっちり守るのが苦手な人には向かないかもしれません。」
(50代男性・配送ドライバー)
「収入はそこそこ良いですが、早朝や深夜の仕事もあるので、生活リズムが不規則になります。特に長距離運転だと、泊まりの仕事も多く、家族との時間が少なくなるのが少し残念です。」
(40代男性・大型トラック運転手)
「運転している間は、事故を起こさないように常に気を張っています。特に、雨の日や雪の日は緊張感が倍増します。安全運転を心がけていますが、それでも注意しなければならないことが多いです。」
(30代男性・中型トラック運転手)
「一人で働くのが好きな人にはこの仕事は向いていると思います。チームで働くことが苦手な人や、自分のペースで進めたい人にピッタリです。逆に、人と一緒に仕事をするのが好きな人にはちょっと孤独に感じるかもしれません。」
(30代男性・短距離トラック運転手)
これらの口コミから分かるように、トラック運転手の仕事には多くの魅力がありますが、同時に大変な面もあります。
体力やスケジュール管理、生活リズムに関する課題を乗り越えることができるかどうかが、長く続けられるかのカギとなります。
当サイトでは現役のドライバーへの「リアルなトラックドライバーの実情」を独自アンケート調査しました。
他サイトにはないトラック運転手のリアルな口コミをご覧になりたい方はこちらの記事を参照ください。
トラック運転手への転職のコツとは!
さていかがだったでしょうか?
今回あげた特徴は当たり前の事ですが非常に大切なことです。
もしご自身がトラック運転手に向いていると感じたらぜひこの業界にチャレンジしてみてください。
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これはある意味チャンスといえます。
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トラック運転手の向き不向きに関するQ&A
まとめ
この記事ではトラック運転手に向いてる人、向いてない人の特徴をまとめてみました。
あなたはいかがだったでしょうか?
どんな仕事でもそうですがやはり向いていないと苦痛だしストレスを感じやすいです。
しかし向いていない人の特徴に当てはまった人も「トラック運転手をやってみたいと言う強い気持ち」がある人はチャレンジしてみてもいいと思います。
実際やってみたら向いていたという人も多いです。
自分自身では気づいていなかった自分への新しい発見もあるかもしれません。
トラック運転手は確かにきつい部分もありますがやりがいのある職業です。
ぜひチャレンジしてみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。