業務委託ドライバーになるには!必要な資格や難易度、仕事内容とは!

業務委託ドライバーになるには

「Amazonフレックス」の登場で一気に業務委託ドライバーの認知が高まったように感じています。

サラリーマンを辞めて、個人事業主として委託ドライバーを…と考える人もいるのではないでしょうか?

この仕事、特に技術や知識がなくてもサクッと儲けられるところが魅力的ですよね。

このタイミングで興味が湧くのもうなずけます。

本記事では、そんな業務委託ドライバーの仕事を詳しく掘り下げていくものです。

なんだか儲かりそう…くらいで始めてしまうと間違いなく痛い目に合いますからね。

この記事を機会に色々と検討してみてください。

では、始めていきましょう!

個人事業主ドライバーになる方法は以下の記事でご紹介しています。

目次

業務委託ドライバーとは

業務委託ドライバーとは、個人事業主として軽バンや軽トラで荷物を運ぶ仕事です。

一般宅への配達もあれば、会社への配達もあります。

個人事業主と聞くと、大手委託先のS急便やYマトと個人が直接委託契約を結ぶと思われがちですが、ほとんどの場合、間に委託先からの下請け会社が絡みます。

なので、契約を結ぶのはその会社を通して行われるのが一般的です。

そんな下請けの中には、厳しいルールを敷いているところがあったり、零細企業でノータッチみたいなところもあるのでちゃんと選ばなければなりません。

ババを引くと個人事業主でありながら、会社員みたいな状態で自由も効かせづらいくなります。

まあ、そもそも委託先の制服やルールがあるのでそんなに自由ではありませんが…。

業務委託ドライバーの仕事内容は

今回は宅配(個人宅への配達)の仕事で話を進めていきます。

基本的な仕事内容は委託先が違っても大体同じです。

では、その内容はどのようなものでしょうか?

簡単です「決められた地域の荷物を指示どおりに配達する」これだけです。

もちろん、これから細かいことも説明しますが、本来の仕事はこの内容であることを忘れないでください。

あまり細かく考え過ぎると切羽詰まった時に辛くなりますからね。

業務委託ドライバーの仕事のきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認ください。

🔗業務委託ドライバーはきつい?辞めたい理由や乗り越える方法や対策とは

業務委託ドライバーの1日の仕事の流れは

では、一日の流れに沿って具体的な仕事内容も見ていきましょう。

時間を書き入れていますが、あくまで目安です。

① 7:00 配送センターに出勤

② 7:30 配達のための準備

③ 8:30 荷物の積み込み

④ 9:30 配達現場到着と配達開始

⑤ 14:00 午後の荷物を積み込み

⑥ 19:30 配達終了

⑦ 20:00 配送センターでの終了作業

⑧ 20:30 終了

続いて詳細を見ていきましょう。

まず、①~④までの流れですが、委託先によって長くなったり、短くなったりします。

例えば、Amazonフレックスだと自分のスマホを使う上に、荷物が大きなバッグに入っているので、この工程は短く済みます。

しかし、YマトやS急便、〒社は一つ一つの荷物を車に乗せていくので積み込みに1時間くらいかかります。

次に④の配達現場までについて。

ココはピンキリで、配送センターから遠いと3、40分かかる場合があります。

そして、配達場所は選べない場合が多いです。

しかし、配送センターから遠いと⑤の積み込みでセンターに変える必要がなくなったりするので、うまくバランスはとってくれています。

⑥の終わる時間ですが、これは最終の時間帯に指定された荷物量によります。

YマトやS急便では、お客さんが指定できる最終時間が19~21時なのに対して、〒社では20~21時が最終だったりします。

遅くなればなるほど終わる時間もズレこみます。

業務委託ドライバーに必要な資格や免許の難易度は

ここまで聞いて興味が湧き出して止まらないあなたは続きも読み進めて下さいね。

次は、業務委託ドライバーになるための必要要件についてです。

必要なものはまず普通免許です。

ATで構いません。

それ以外に必要な資格はありません。

なにせ、かなり高齢な方も働いているような現場です。

参入するためにハードルが高いと人が集まらないのでしょう。

資格とまではいいせんが、健康な肉体は必須です。

膝、肩、腰に持病があると厳しいのではないでしょうか。

なぜなら、時には30キロの米を抱えることもありますから。

業務委託ドライバーの給料明細をこちらの記事で公開していますので気になる方はご確認下さい。

🔗業務委託ドライバーの給料は安い?年収や給料明細、口コミや評判とは!

業務委託ドライバーに向いている人向いていない人とは

この流れで、向いている人と向いていない人についても触れておきましょう。

箇条書きにしておりますので、当てはまる項目が多いと向いていたり向かなかったりすると理解しながら読み進めてみてください。

向いている人

・体育会系な人

・体を動かすのが得意な人

・あまり細いことを気にしない人

・車の運転が好きな人

・淡々とした作業が続けられる

・月に40万くらい稼ぎたい人

向かない人

・体を動かすのが苦手な人

・考え込んでしまう人

・淡々とした作業が苦手な人

・自らで仕事を作っていきたい人

・収入は少なくてもいいから時間の自由が欲しい人

向いている、向いていない条件に書いた内容が実際の環境に当てはまります。

間違ってもクリエイティブな仕事ではありません!

業務委託ドライバーになるまでの道のりや方法は

ここまで読み進めていただきありがとうございます。

最後のまとめの前に、業務委託ドライバーになるまでの方法を書いておきます。

ここまで同様、簡単な内容なので気が向いたら調べてみて下さい。

結論、ジモティやインディードで業務委託ドライバーと検索するだけです。

YマトやS急便などの大手委託会社で下請けをしている会社はそんなに大きくありません。

中小企業の小の方です。

なので、一般的な転職媒体であるマイナビ転職やリクナビネクストのような転職求人媒体を使っているところはあまりありません。

更に、大きめな中小企業のように採用専門の担当もいません。

恐らく、対応するのは現場あがりの社長さんや中間管理職でしょう。

契約内容を細かく説明することもありませんし、対応も粗いと思っておいて下さい。

つまり、こちらから聞かないと情報は出てきません。

もしかすると聞いても出てこないかもしれません。

いざ、面接となった時は報酬単価や休み、車両のことなどについて調べて上で臨みましょう。

業務委託ドライバーの情報収集や失敗しない転職のコツ

トラック運転手 おすすめ 転職エージェント

業務委託ドライバーの実際の給料や年収、募集要項などもっと詳しい情報が見たい、もしくは実際に転職を考えている方は「エージェント」の利用がおすすめです。

転職に関しても最近の運送業界ではエージェントからの転職が主流になってきました。

しかし数多くの運送会社がある中で、自分に合う会社を探すのは至難の業です。

なのでプロのアドバイザーに相談しながら情報収集や転職を進めたほうが安心です。

運送業界でおすすめのエージェントは「リクルートエージェント」です。

業界最大手で求人数や実績において群を抜いてトップのエージェントです。

リクルートエージェントでは

  • 給料や年収
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  • 勤務時間
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などの情報をゲットできます。

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さらに踏み込んで企業へアプローチしたい方はアドバイザーに給料や労働時間の交渉もお願いすることができます。

そこがリクルートエージェントの最大のメリットです。

  • 希望の労働時間は○時から○時まで
  • 給料は手取りで40万円以上欲しい
  • 土日祝日は休みたい

などの要望をアドバイザーに伝えると企業と交渉してもらえます。

いちいち自分で面接に行って確認する必要がなくなりかなり楽です。

つまり自分の希望が納得できる段階で面接を迎えることができるということです。

交渉が苦手な人、面倒くさい人には嬉しいサポートです。

また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。

これは企業が採用情報をあまり外部に漏らしたくないのと、エージェントからの紹介者のみに対象者を絞って対応の手間を省きたいからです。

リクルートエージェントは非公開求人数が日本一なので、あなたの希望する運送会社が隠れているかもしれませんね。

登録方法は簡単で料金は一切かかりません。

登録したからといって絶対に転職しないといけないわけではありません。

アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。

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さあ、個人事業主として働こう!

業務委託ドライバーのいいところは、なんといっても個人事業主になれるところです。

個人事業主とは経営者です。

社長になれる訳です。

サラリーマンならば、会社が潰れるか、リストラされない限りは定期的にお金をもらえる点はメリットです。

しかしその反面、儲ける感覚は育てにくいと思いませんか?

委託ドライバーならこの儲ける感覚が養えます。

また、確定申告もしますので、お金のやりくりについても勉強できます。

サラリーマンに比べて経費の幅も増えるはずです。

これからずっーと委託ドライバーで生活していくというのもいいと思いますが、これをきっかけに独立したり、新たな事業をやってみるのもおもしろそうじゃありませんか?

その第一歩として委託ドライバーから社長を始めるというのが私のオススメする流れです。

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