【画像有】業務委託ドライバーの給料は安い?年収や給料明細、口コミや評判とは!

業務委託ドライバーの給料

業務委託ドライバーは稼げます。

どのくらい稼げるかというと、下は25万円(月収)くらいから上は100万近くまで可能です。

こんなに稼げるのなら、もっと人気の仕事になってもおかしくなさそうですが、避けられる理由があります。

それは、収入が上がると体力的な辛さもキレイに比例するところです。

月100万ともなると、やっていることはもはやアスリートです。

このように、今回は委託ドライバーのお金まわりについて解説してきます。

生々しい情報も使って見ていこうと思いますので、最後までお楽しみください。

個人事業主ドライバーになる方法は以下の記事でご紹介しています。

目次

業務委託ドライバーの給料や年収はどれくらい?

先程紹介した100万円の例は、体力の限界ギリギリまで頑張った月収例です。

恐らくそれ以上は物理的に無理です。

また、この金額の達成には相当な頑張りはもちろん、いくつかの条件が整わなければ実現しません。

それでは、この月100万を例にその条件について見ていきましょう。

月   収:100万円

荷物の単価:180円/個

月間配達数:約5555個

1日配達数:約222個

年   収:1200万円

年収1200万!!

これらの条件が整えば月100万は可能です。

しかし、かなりハードルの条件が並びます。

まず180円の単価ですが、始めたばかりだとあり得ません。

また、毎日200個を超える物量というのも難しいでしょう。

なぜなら、物量の多い地域は取り合いですからね。

誰もが欲しい条件ですから、空くことがなかなかありません。

では、もう少し現実的な条件に落としてみていきましょう。

始めたてでも十分狙える範疇の条件だと思います。(表参照)

ちなみに、1日の配達個数ですが、200個~だと休憩一切なし。

アスリート並の運動量。

150~180個だと、ご飯と小休憩は可能。

~150個は昼寝できるくらいの作業量と覚えておいでください。

1日の配達個数月の総配達個数月収年収
100個2,500個375,000円4,500,000円
120個3,000個450,000円5,400,000円
150個3,750個562,500円6,750,000円

*月の稼働日数は週一休み、25日としています。

どれもいい感じの月収ですね。

しかし、あくまでも、売り上げであって手取りではありませんのでご注意ください。

業務委託ドライバーの仕事のきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。

🔗業務委託ドライバーはきつい?辞めたい理由や乗り越える方法や対策とは

業務委託ドライバーの給料明細は

最終的に、手取りとしてドライバーの手元に残るお金ですが、売り上げから「車両代」と「税金・保険料」を引いた額がこれに当たります。

ここでは、私の生明細をもとに解説していきます。

この様に、車両をリースしているため、その金額が毎月天引きされます。

38,000円だと良心的かもしれませんが、車は結構ボロボロです。

これ以外にも、ガソリン代、エンジンオイル交換費用は自腹です。

私の場合、交換頻度の低いバッテリーやタイヤの交換は、リース先が支払ってくれるようになっていますが、この辺りは契約先によってそれぞれ違いがあるようです。

車両をリースする場合は必ず確認が必要なところですので覚えておいてください。

そして更に、ここから住民税・国民健康保険・国民年金の支払いです。

これについては個人差があるものなので詳細は書きません。

でも、これが結構な負担になるんですよね。

ここまでの支払いを完了した金額が月の手取りとなります。

画像の月だと、1日の配達個数が100個くらい。

一番下の金額からガソリン代と税金・保険料を支払ったとして25万円くらいの手取りだったと記憶しています。

業務委託ドライバーの給料アップの秘訣は

収入を上げるためには、物量と単価が重要だということはお分かりいただけたかと思います。

では、その単価を手っ取り早く上げる方法があるのか気になりますよね?

これができれば収入アップの近道になります。

しかし、そのような方法はありません。

そもそも、委託先(yマトやs急便など)から下請け会社に支払われる金額が上がらない限り、単価は変わりません。

それ以外で単価を上げてしまうと下請け会社の利益が減りますからね。

万が一、それでも単価を上げてくれるというところが有るのであれば、私がその下請け会社と委託契約をさせて頂きたいところです。

では次は、委託先が単価を上げるタイミングにはどんな時があるかについて。

それは、繁忙期とドライバーが集まりにくい時期です。

繁忙期とは、年末にかけて物量が爆発的に増える時期です。

ここは毎年のように単価を上げて対応しているようです。

そして、ドライバーが集まりにくい時期。

当然ですが、ある程度の人手がなければ配達しきれませんから、単価を引き上げてでも人手を確保したいタイミングです。

ただ、こちらは読めません。

最後に、例外的な扱いとして、5年以上同じ配送センターで勤めている人は単価が上がっている傾向がありました。

これらのことから、こちらからの働きかけでどうこうできることではないことがわかります。残念。。

業務委託ドライバーになる方法をこちらの記事で詳しくご紹介していますので気になる方はご確認下さい。

🔗業務委託ドライバーになるには!必要な資格や難易度、仕事内容とは!

業務委託ドライバーの口コミや評判について

少し余談を挟みます。

物量を増やすか、単価を上げるかしか選択肢はありませんので、物量が多い地域にはベテランドライバーが張り付いています。

しかも、こういった地域は回り易さもずば抜けていいので至れり尽くせりです。

逆に、新人ドライバーが回る地域は、何か厄介な問題を抱えている場合が多いです。

例えば、高層マンションが多かったり、エレベーターなしの団地だらけだったり、駐禁が厳しかったり、物量が安定しなかったり、在宅率が異常に悪かったりと…。

ベテランが甘い汁を独占するんですね。

これでは、若くて要領の利くドライバーがいたとしても、ベテランには敵わない絶対領域みたいなものがあるんですから、納得しにくいですよね。

ちなみに、10年クラスのベテランになると、委託先の社員たちですらペコペコです。

正直、理解し難い文化です。

まだまだ余談が続きます。

これは体験談なのですが、ベテランドライバーはやり方が変化することをやたらと嫌います。

私はそこに目をつけて、業務の変化を率先して受け入れていました。

そうすれば単価を上げてもらえるのでは?と考えたからです。

結果は単価そのまま、委託先の社員にならないかと誘われただけでした。

堅く正社員でいきたい人は参考にしてみてください。

最後は余談にもならない勝手な私の意見です。

この業界、スキンヘッドがやたらと多い。

日に照らされているからか、ストレスが多いからかは分かりませんが、とにかく半数くらいがスキンヘッドです。

もし、この仕事を始められる際は、通気性のいい帽子をかぶって対策しておくことをオススメしておきます。

業務委託ドライバーの志望動機の書き方や面接のポイントとは

変な話を挟んでしまいましたが、ここからまた真面目な話に戻します。

いざ鎌倉!

業務委託ドライバーを始めようと思われている方に向けて、面接や志望動機の攻略方法をお伝えします。

…そんなものはありません。

この業界では、割とデタラメな人が多いため人の入れ替わりが激しめです。

やってはいけないことをやったり、高齢ドライバーが多いので引退もあります。

更に、肉体労働ですから身体の不調が原因となり辞める場合もあります。

だから、どこも人手が欲しくてたまらない状況のです。

そんな状態なので、腰や肩に持病がなく、肉体労働に励める方。

免許証に大きな傷がない、犯罪歴がない方であれば難なく契約してくれます。

もちろん、配送経験があればなおよしですね。

短期間でお金を貯めたいなら業務委託ドライバー

年収の大幅アップを狙えるような転職は、それなりの技術や知識、実績と経験が必要です。

しかし、業務委託ドライバーは知識も経験も実績も必要ありません。身体と免許証があれば始められます。

とにかくお金を貯めたい!と思っている人にはもってこいな仕事です。

むしろ、特定分野の知識、経験がない方が手っ取り早く稼げる仕事はこれしかないのかもしれません。

それに一度始めてしまえば、物量の問題はクリアできる可能性があります。

配達エリアの変更は委託先にお願いすると叶う場合もあります。

更に、上手くいけば1日に200個(月収100万クラスの物量)配達するエリアも取れるかもしれません。

こうなると、身体は辛いですが、いつまでにいくら貯めるという目標があれば苦になるものではありません。

目標を持たないといけないという訳ではありません。

長く続けるのもいいでしょう。

極端に物量の少ないエリアに行かない限り、1日100前後の荷物があると思います。

月で35万円くらいの物量ですね。

このくらいの量だと、肉体的にはかなりラクですし、上手くやれば1~2時間の空き時間を作れます。

何よりも、究極はお客さんの元に荷物を正確に届ければ問題ないので、気楽です。

煩わしい人間関係もありません。

色々と私の経験を元にお伝えしましたが、この記事を通して、皆さんの転職の後押しになっていれば幸いです。

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