この記事は現役の運行管理者が書いています。
ぜひ参考にされて下さい!
運行管理者は、運送会社の運営に関わるとても大切な仕事です。
重要な仕事内容なだけに、責任もあるので大変だと感じる人もいるでしょう。
運行管理者として働いていれば、一度くらいは辛くなって辞めたいと感じたことがあるかもしれません。
でも、運行管理者として働いているとやりがいを感じることもたくさんあります。
実際に運行管理者として働いた経験から、どんな仕事をしているのか、仕事はきついのか?
運行管理者として働くメリットなどを詳しくまとめました。
運送会社への転職には、転職エージェントを絶対に活用しましょう。
転職エージェントは運送会社の紹介だけでなく、給料の交渉や面接対策などのサポートまでしてくれます。
その為に自分に合った運送会社への転職成功率をグンと上げられます。
以下の記事では、ドライバー歴30年の私が実際に10社のエージェントを使ってみた感想をまとめてみました。
ドライバーへの転職で最強に良かったエージェントはどこだったのか?
詳しくご紹介していますので、ぜひ活用してくださいね。
運行管理者の仕事内容は
運送会社全体を見て、事故やトラブルがおきないように日々色々な業務を行います。
きちんと法律を守って、ドライバーが安全に仕事をすることができるように日々の業務を管理しています。
例えば、労働時間がきちんと守られているか、勤務時のアルコールチェックや体調管理などもしています。
厳密に言うと運行管理者と配車係は異なりますが、配車業務を兼任する会社もあります。
運行管理者の仕事はきつい?
運行管理の仕事はきついかどうかですが、会社のやり方次第だと思います。
ひとりで全ての業務を抱え込んでしまうときついと感じるでしょう。
でも、仕事をうまく分担することができればバランスよく仕事ができます。
実際、私の勤めている会社では、運行管理の仕事を分担しながらやっています。
責任のある仕事だからこそ、分担してお互いにチェックし合うことができれば気持ちにも余裕が生まれます。
ドライバーの帰りが遅くなることも度々あり、その為に残業となることもあるかもしれませんが、複数人の運行管理者がいれば、仕事をカバーすることができます。
もし、現状がきついなと感じるのであれば人員を増やしてもらうか、サポートしてもらえる体制に変えてもらうといいと思います。
運行管理者を辞めたい理由とは
運行管理者を辞めたい理由で多いのは、人間関係のトラブルです。
どんな運送会社にも、いろんなドライバーがいます。
なかなか癖のあるドライバーさんだっています…。
運行管理者は、どんなドライバーさんにも管理して指導しなければならないのです。
指導すれば、「そんなこと言われたくない!」とか「今まで俺はこれでやってきたんや!」なんて言葉が返ってくるかもしれません。
すんなり言うことを聞いてくれる人ばかりだといいのですが…。
人と関わる仕事だからこそ、どうしても人間関係でのトラブルが気になって辞めたくなってしまうんでしょうね。
運行管理者には向いてる人と向いていない人がいます。
向いていないと絶対に長続きはしないしきついです。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
一度性格診断テストでチェックしてみましょう。
>>自分が運行管理者に向いているかチェックしてみる
運行管理者の給料や年収はいくら?
月給にすると22万くらいからという会社が多いです。
早朝や夜中の勤務がある場合は、さらにアップされます。
経験を重ね、統括する運行管理者となる、役職がつくことでさらに給料が多くなる場合もあります。
会社の利益が上がれば、給料アップも考えられますね。
運行監理としてきちんと仕事をしていれば、経営者はちゃんと見てくれているはずです。
運行管理者は仕事の割に給料安い?
運行管理者は仕事の割に給料が安いと思われるのは、色々な仕事があることだし、責任もある仕事なんだからもっと高くてもいいのでは?と感じるからですね。
また、運行管理者の資格をいかした仕事なんだから、もっと給料があってもいいのだと感じる部分もあります。
運行管理者の資格を取得するためには、たくさん勉強したと思います。
専門的な知識もたくさんあるんだから、そういった部分を給料に反映させてほしいですよね。
運行管理者のメリットとは
運行管理者のメリットは、大型免許などの特殊な免許がなくても運送会社で働くことができるということです。
運送会社で働くということは、トラックの運転が必須になると感じるかもしれませんが、運行監理者なら自動車免許がなくても大丈夫です。
運送業界で働きたいけど、車の免許はないという人は運行管理者になればいいのです。
そして、とてもやりがいのある仕事ということもメリットのひとつですね。
日々、いろんな業務があるので退屈さは感じません。
しっかり働き、自分自身を成長させることができるでしょう。
運行管理者の楽しいところは?
ストレスばかりに見える運行管理者の仕事にも実はたくさんの楽しい部分もあります。
その一部を簡単にご紹介しますね。
ドライバーやスタッフが仕事を終えた時
運行管理者は運転手や他のスタッフの手配や支持を出します。
自分のチームが目標や仕事を完了したときは本当にほっとします。
問題を解決する
運行管理者は毎日さまざまな問題に直面します。
事故やトラックのマシントラブルもそうです。
急にドライバーが体調不良で休む場合もあるでしょう。
連日、自分のスキルや人間力を磨くチャンスと捉えるとやりがいしかない仕事と言えるでしょy。
色んな人との関われる
運行管理者は、運転手やメンテナンススタッフ、事務員さんからお客さんまでたくさんの人々と関わります。
それらの人たちと仕事を共にできることは非常にやりがいがあり楽しいことです。
もちろん、中には嫌な人もいますが、自分が多くの人と関りを持って仕事をしている実感は半端ないです。
運行管理者に向いてる人の特徴は?
ルールを守ってもらうためには、誠実に仕事をしなければなりません。
「まぁいっか。」ではダメなんです。
ちょっとくらいいいかが、大きな事故につながるかもしれないので、仕事はきちんとしなければなりません。
そして、コミュニケーション能力のある人は、人間関係をスムーズにできるので向いています。
いろんなドライバーさんがいるので対応できることが大事です。
コミュニケーション能力を活かして、会社内の雰囲気や環境をよくできる人は向いています。
運行管理者になるには
運行管理者になるには、運行管理を募集している運送会社に応募しましょう。
運行管理者の資格を取得します。
運行管理者の資格試験を受けるためには、条件があります。
運行管理の補助として実務経験を積むか指定の講習を受ける必要があります。
私の場合、運送会社で事務をしていましたが、運行管理者の資格を取得して、運行管理の仕事をするようになりました。
ドライバーさんが資格試験を取得して、運行管理者になる場合もあります。
先に資格を取得するか、運送会社で勤務中に取得するのか、やり方は様々です。
運行管理者への成功の秘訣と転職のコツ
運行管理者の実際の給料や年収、募集要項などもっと詳しい情報が見たい、もしくは実際に転職を考えている方は「エージェント」の利用がおすすめです。
転職に関しても最近の運送業界ではエージェントからの転職が主流になってきました。
しかし数多くの運送会社がある中で、自分に合う会社を探すのは至難の業です。
なのでプロのアドバイザーに相談しながら情報収集や転職を進めたほうが安心です。
運送業界でおすすめのエージェントは「リクルートエージェント」です。
業界最大手で求人数や実績において群を抜いてトップのエージェントです。
リクルートエージェントでは
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そこがリクルートエージェントの最大のメリットです。
- 希望の労働時間は○時から○時まで
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- 土日祝日は休みたい
などの要望をアドバイザーに伝えると企業と交渉してもらえます。
いちいち自分で面接に行って確認する必要がなくなりかなり楽です。
つまり自分の希望が納得できる段階で面接を迎えることができるということです。
交渉が苦手な人、面倒くさい人には嬉しいサポートです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
これは企業が採用情報をあまり外部に漏らしたくないのと、エージェントからの紹介者のみに対象者を絞って対応の手間を省きたいからです。
リクルートエージェントは非公開求人数が日本一なので、あなたの希望する運送会社が隠れているかもしれませんね。
登録方法は簡単で料金は一切かかりません。
登録したからといって絶対に転職しないといけないわけではありません。
アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。
運行管理は大変な面もあるがやりがいのある仕事
運行管理は大変な面もありますが、運送会社にはかかせない大切な仕事、とてもやりがいのある仕事です。
真面目に誠実に仕事ができる人にはぴったり。
運行管理の責任ある仕事で、自分自身のスキルをアップできるでしょう。