運行管理者の試験についてネットや本で調べてみると、合格率はとても低くて難しい印象があります。
私自身、運行管理者試験を受験しようと考えた時、合格率を見て不安になりました…。
でも、実際に勉強をして試験を受けてみると、試験勉強の方法にコツがあり、試験に一発合格することができました。
試験勉強のやり方って大切です。
そんな私の実体験も含めて、運行管理者試験の勉強法や裏ワザなどなど、試験に関わるいろいろなポイントをまとめました。
運行管理者合格率が低い理由はなぜ?
運行管理者合格率が低い理由は、いろいろな年代の人が受験をしていて、勉強時間の確保が難しい年代の人もたくさん受験しているからだと思います。
働き盛りの30代40代は、仕事が忙しいのはもちろん、仕事以外にも家事や育児があったり、勉強時間の確保が難しいですよね。
合格するには、ある程度の勉強時間の確保は必要になります。
その時間を作ることができるかどうかが合格するためのポイントのひとつになってきます。
もしかしたら、会社から言われて受験することになったけど勉強時間が確保できなかったという人がたくさんいるのかもしれません。
勉強しないで合格することは難しいです。
私も実際に受験に行ってみて、いろんな人が受験にきているなぁと感じました。
私自身、受験したのは子育て真っ最中の30代、旦那さんや周りの協力があって勉強時間の確保ができたと思っています。
また、法律が変わったりすると新しい問題が出題されることもあるので、そんなときは合格率が低くなることもあります。
運行管理者試験は難しいですか?
運行管理者試験は、ポイントを押さえて勉強すれば難しくありません。
特に、運送会社に勤めている人にとっては、日常の仕事に関わる問題がでてくるのですから簡単に感じるかもしれません。
ただ、運行管理者試験は色々な分野から出題され、幅広い知識が必要になってきます。
人によっては、得意な分野と苦手な分野があるかもしれません。
私は、労働基準法関係は得意だけど実務関係は苦手でした。
でも、自分が苦手なところがわかればそこを重点的に勉強すればいいのです。
最初は苦手だと感じていた問題も何度も繰り返し勉強すれば、難しいと思わなくなってくるでしょう。
運行管理者の難易度と合格率とは
運行管理者の難易度と合格率は、問題の難易度に比べると合格率は低いと思います。
ひとつひとつの分野のポイントを押さえて勉強すれば、試験問題の難易度はそれほど高くありません。
合格率は低いですが、だからといって問題の難易度が異常に高いというわけではないでしょう。
合格するためには、正しい勉強のやり方と勉強時間の確保が大事です。
運行管理者の勉強方法は
運行管理者の勉強方法は、まずは過去問をしっかりやることです。
どんな問題がよく出題されるのかを過去問からチェックします。
そして、何度か過去物をやりこむと、自分がどの分野が得意で苦手なのかがわかってきます。
苦手な分野は何度も繰り返し、ポイントを押さえること大切です。
毎回、同じような問題が出ているなぁという問題があります。
覚えなければいけない数字や言葉がだんだんわかってきます。
私の場合は、大切な数字や言葉はノートにまとめて、毎日見ていました。
運送会社の事務もしていたので、お仕事にも関わるので楽しく勉強していましたよ。
運行管理者試験に必要な勉強時間は?
運行管理者試験に必要な勉強時間は、1か月間は毎日1時間くらいの勉強時間が確保できればいいかなと思います。
できれば、試験前の1週間くらいは過去問プラス復習したいので3時間以上あるといいですね。
試験直前は、過去問を使ってどのくらい時間がかかっているのか、時間配分のチェックもしておいた方がいいでしょう。
時間不足で、問題が解けなかったなんてことにならないように、本番と同じような環境で最終チェックします。
本番と同じ時間配分をして勉強すると3時間なんてあっという間です。
過去問をした後には復習も忘れずにしましょう。
運行管理者試験は一夜漬けでいける?
運行管理者試験は、事業用自動車を保有する事業所で働く際に必要な国家資格です。
なので一夜漬けで合格することは正直言って難しいです。
運行管理者試験は、貨物試験と旅客試験に分かれてます。
それぞれに専門的な知識が求められます。
令和3年度第1回運行管理者試験の合格率は、貨物、旅客ともに約30%であり結構まとまった学習時間が必要とになります。
例えば、運行管理者試験の勉強法のポイントとして、スケジューリングやテキスト選び、過去問題を解くことが挙げられます。
これらは一夜漬けでは難しい作業であり、長期間にわたる計画的な学習が必要です。
したがって、運行管理者試験は一夜漬けではなく、ある程度の期間の計画的な学習が必要となります。
運行管理者試験を落ちたらどうする?
運行管理者試験を落ちても何回も再試験を受けることができます。
同じことを繰り返さないためには、試験の結果を反省し次回に向けての学習計画を立てることが重要です。
運行管理者試験は年2回ありますから、落ちてしまった場合でも再チャレンジしましょう。
試験の結果を反省し自分の弱点を見つけ出し、それを克服するための学習計画を立てることが次回の試験に向けての成功の鍵となります。
例えば、過去問題を解いてみて、自分が苦手とする分野を見つけ出すことができます。
その分野を重点的に学習することで、次回の試験に向けての準備を進めることができます。
なので、運行管理者試験を落ちた場合でも、再試験の機会を活かし前回の反省と学習計画を立てることが重要となります。
運行管理者試験に裏ワザってある?
運行管理者試験で裏ワザといえば、とにかく過去問を解くことです。
そして一度不合格になったとしてもあきらめないことです。
1年に2回試験はあるのだから、チャンスはたくさんある。
1度不合格になっても、引き続き受験しましょう。
時間を空けずに受験することが大事です。
私の会社の社員も、2度目で合格したという人が多いんです。
中には、もっとかかった人もいますがあきらめずに無事合格できました。
そして、もうひとつ受験前に受講する基礎講習の内容をしっかり聞いておくことです。
基礎講習中に居眠りしている人もいますが、講習内容も問題によくでてきます。
こちらの記事で詳しく解説していますので参考にされて下さいね。
運行管理者試験旅客の裏ワザは?
運行管理者試験旅客の裏ワザは、過去問題の解析とCBT試験の公表問題をとにかく解くことです。
運行管理者試験旅客は、令和3年度から筆記試験が廃止され、CBT試験に完全移行しました。
しかし、合格基準や出題範囲に変更はありません。
過去問題を知ることと、効率よく解くことが合格への近道となります。
例えばCBT試験の公表問題30問を解説付きで収録した参考書を活用することで、試験の傾向を把握し効率的な学習を進めることができます。
なので運行管理者試験旅客は過去問題の解析と、CBT試験の公表問題を解くことが裏技と言えますね。
運行管理者試験は勉強時間の確保と勉強方法で合格を目指す
運行管理者試験の合格率だけを見ると、難易度が高く難しいと感じてしまうかもしれません。
でも、勉強時間の確保ができていて、きちんとした勉強方法ができていれば一発合格も可能です。
そして、合格を目指すあきらめない気持ちがとても大切でしょう。