物流事務(40代前半)の給料や年収はいくら?やりがいや人間関係、面接のポイント/まとめ

物流事務(40代前半)の給料

この記事は元物流会社の事務員さんが書いています。

物流関係の会社で働きたいと思っているけど、仕事内容は難しくないか気になる方、どれだけのお給料が貰えるのか気になる方、私が働く物流会社のお話しを簡単ですが書いていきたいと思います。

私も以前は、異業種から今の物流会社へ転職しました。

私が感じる物流事務の大変さや、やりがい物流事務になるにはどうしたら良いかなどお話ししていきたいと思います。

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目次

物流事務の正社員の給料や平均年収はいくら?

物流事務の平均年収は、大体300万円前後だと思います。

一般事務の平均年収とほぼ変わらないと思いますが、私は今まで経験してきた会社の事務の中では、1番パート代の時給が高いです。

物流事務と言っても企業によって働き方が違うと思いますので、あくまでも私の会社の場合ですが、男性は夜勤業務もある為、女性社員より年収が高めになります。

物流事務は大変?

1日の仕事の流れは日々同じになる為、それほど大変ではありませんが、時々イレギュラーな対応をすることもあります。

例えば配送先からのクレーム、現場の機械トラブル、パートの急な欠勤による人員不足が起こった場合、社員は事務処理の合間に現場作業を数時間手伝う事もあります。

決して楽な仕事ではありません。

配送担当の社員は、ドライバーの誤配があると代わりに荷物を届けに店舗へ行く事もあります。

割と様々な事を卒無くこなせる方が多いと思います。

物流事務のやりがいとは

私が常に感じているのは、人の役に立っていると実感出来る事です。

物を運ぶ仕事は、今後とも無くならないと思いますし、インターネットが普及しネット注文が増えつつある世の中、コロナ禍の世の中でも非常に業務が忙しく、常に頼られている、必要とされている感覚があります。

こういう感覚が日々働く上でやり甲斐となっています。

物流事務の人間関係は難しい?

はっきり言って大変だと思います。

先ず、色々な方とコミュニケーションを正確に取らないといけないので、伝えることが苦手な方にとっては、苦痛に感じるかも知れません。

独特の専門用語も非常に多い為、取引先のトラックのドライバーさんからかかってくる問い合わせの電話を取るのが最初は、とても苦痛でした。

『バラ積みで下ろしたい』とか『何パレ?』とか『増トンで行きます。』など、何の合言葉を言われてるんだろう?といった感じだったので、最初の頃は言われた通りにメモを取り、周囲の方に確認していました。

訳分からずに何度も聞き返したりすると怒鳴られたりした事もありました。

ドライバー職の方は割と年配の方が多く、頑固な性格の方もいます。

全くこちらの言うことを聞いてくれないこともあります。

特に店舗配送の配車を組んでいる方は、ドライバーには文句しか言われないと悩んでいる方が多いです。

どの職場でも1番難しいのは人間関係だと思いますが、物流会社でも1番難しいのは人間関係だと思っています。

物流会社の事務職には向いている人と向いていない人がいます。
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物流会社事務職の将来性ついて

この仕事は不況に強い業種だと思います。

お客様の元へ商品を運ぶ仕事は、今後も非常に需要があると思うし、無くならない仕事だと思うからです。

私はパート社員なので、今勤務している会社でずっと働いていけるか分からないですが、物流会社でずっと活躍していけるように、入社して半年後に運行管理者の資格を取得しました。

事務処理以外にも、配送ドライバーの点呼業務や配車の社員のフォローする業務等、仕事の幅も拡がり、益々この業界での仕事の楽しさを感じています。

最近では、女性ドライバーも少しずつ増えてきているので、同じ女性として親身になって仕事の話しを相談してもらえるような環境作りもしていきたいと思っています。

今後は、職場環境の更なる改善の為に衛生管理者の資格も取得したいと思っています。

様々な資格を活かして活躍出来るのも物流会社の魅力の1つだと思います。

物流事務になるには

一般事務との大きな違いは無いと思いますが、日常業務以外の仕事をこなさないといけない事が多い為、臨機応変に対応出来る事を求められます。

やはり前職でも同じ物流業界で働いていると有利だとは思います。

以前ドライバーをやっていたという方やフォークリフトに乗っていたという方が事務として転職してくるケースも多いです。

倉庫の方で事務をしていたという方も、割と抵抗なくスムーズに環境に打ち解けられる気がします。

中には私のように以前、サービス業をしていたという全く未経験からのスタートの方も入社してきます。

私は、サービス業にいる頃から配送の方とやり取りをしていて、『不況に左右されない物流業界に興味を持ちました』という感じで自分をアピールしました。

パソコンの資格は所持していましたが、運行管理者の資格は、入社後に勉強して取得したので、全く未経験の方でも十分目指せますよ。

物流事務の志望動機の書き方や面接のポイント

物流事務の志望動機ですが、先ずはその会社を何故選んだのか?という事と自分がその会社で活かせるキャリアアピールすることがポイントだと思います。

一言で物流会社と言っても会社によってそれぞれ特徴があると思いますので、その会社のどんなところが魅力的に感じたのか?を具体的に書いたり、アピールすることが重要です。

自分がそこでどんな事が活かせるのかですが、事務に活かせるパソコンの資格や通関士の資格、簿記の資格をお持ちの方は強みになると思います。

特に資格が無い方でも、前職で何をしていたのか?そして、それを物流業界でどう活かせるのか?というように自分の強みになる過去の経験をアピールしてみて下さい。

失敗しない物流事務への転職のコツや情報収集はこちら

物流事務の実際の給料や年収、募集要項などもっと詳しい情報が見たい、もしくは実際に転職を考えている方は「エージェント」の利用がおすすめです。

転職に関しても最近の運送業界ではエージェントからの転職が主流になってきました。

しかし数多くの運送会社がある中で、自分に合う会社を探すのは至難の業です。

なのでプロのアドバイザーに相談しながら情報収集や転職を進めたほうが安心です。

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さらに踏み込んで企業へアプローチしたい方はアドバイザーに給料や労働時間の交渉もお願いすることができます。

そこがリクルートエージェントの最大のメリットです。

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などの要望をアドバイザーに伝えると企業と交渉してもらえます。

いちいち自分で面接に行って確認する必要がなくなりかなり楽です。

つまり自分の希望が納得できる段階で面接を迎えることができるということです。

交渉が苦手な人、面倒くさい人には嬉しいサポートです。

また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。

これは企業が採用情報をあまり外部に漏らしたくないのと、エージェントからの紹介者のみに対象者を絞って対応の手間を省きたいからです。

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登録方法は簡単で料金は一切かかりません。

登録したからといって絶対に転職しないといけないわけではありません。

アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。

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まとめ

物流業界は、常に人手不足で、ブラックなイメージが私の中ではとても強かったのですが、入社してみると、非常に勉強になる事が多くて、楽しいです。

今は必要とされている感覚にとてもやり甲斐を感じています。

直ぐに辞めたくなるだろう…と入社してから今年で4年目となりましたが、まだまだ色々な仕事を学びたいなと思っています。

男性メインの職場なので、備品の発注や買い出しなど女性社員が少人数で分担してやらないといけない事も多いですが、人の役に立ちたいという気持ちが非常に強い方は、物流事務に向いているのではないでしょうか。

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