平成30年の3月にE1A新名神高速が開通しました。
区間は高槻ジャンクションから神戸ジャンクションまでの間で、これにより渋滞の酷かった中国道の宝塚トンネル付近を回避できるようになりました。
さて高槻と神戸間の2つのルートですが新名神を走るルートと名神から吹田で中国道に切り替えるルートではどっちを走った方が早いのでしょうか?
この記事では高槻JCT~神戸JCT間の距離や時間を比較しています。
さらに京滋バイパスと名神に関してもご紹介していますのでご覧ください。
名神と新名神の違いについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
新名神高速道路の路線図
新名神高速道路の路線図はこちらより確認できます。
引用:ネクスコ西日本
新名神と中国道ではどっちが早い?
路線図マップ
画像:NEXCO中日本参照
赤いルートが新名神で黒いルートが中国道を通るルートです。
地図で見るとどちらも同じくらいに見えますが実際の距離はどうなのでしょうか?
新名神と中国道の距離の違い
新名神と中国道で高槻JCT~神戸JCT間のそれぞれの距離は以下です。
高槻JCT~神戸JCT | 距離 | 時間 |
新名神経由 | 42.5km | 32分 |
中国道経由 | 41.5km | 31分 |
中国道経由のほうが1㎞だけ短いです。
どちらのルートもほぼ変わらないという結果がでました。
時間の差も1分以内です。
新名神と中国道の渋滞について
新名神の開通によりこれまで多発していた高槻JCT~神戸JCT間の渋滞は大幅に緩和されました。
5㎞以上の渋滞→約70%減少
10㎞以上の渋滞→50%~90%減少
(ゴールデンウイークで50%減、お盆で80%減、年末年始で90%減)
中国道の宝塚トンネル付近は平日でも渋滞が発生していてドライバーの悩みの種でした。
新名神の誕生により宝塚トンネルを通過する必要がなくなったのは大きな利点となっています。
また新名神と中国道の利用者数は吹田インターから近畿道を利用するドライバーや豊中インターから阪神高速を利用するドライバーなど名神高速の主要インターの利用客が多い分中国道経由のルートのほうが多いです。
東名と新東名の違いについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
新名神と中国道の渋滞や通行止め情報
新名神や名神高速、中国道の渋滞や通行止め情報は以下のサイトで確認できます。
NEXCO西日本 リアルタイム交通情報
Yahoo!道路交通情報
ハイウェイ交通情報
新名神のおすすめサービスエリアは
新名神のおすすめサービスエリアが宝塚北SAです。
宝塚北SAは開通と一緒にオープンした新しいサービスエリアで初年度1年間の利用者数がなんと314万人を突破しました。
1日の平均利用者数が約9000人でNEXCO西日本全体のサービスエリアやパーキングエリアの平均の3倍の利用客数だそうです。
ご利用の際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
京滋バイパスと名神ならどっち
正直、どちらのルートもそこまで変わりがないですね。
言ってしまえば、その日の気分や走りやすさどっちが慣れているかなど好みですが、その後の目的地によって変わると思います。
近畿道に乗る場合は、京滋バイパスから第二京阪乗り近畿道に出た方が早いですね。
自分がどこの現場へ行くのかを考えて決めるといいでしょう。
さいごに
今回は高槻JCT~神戸JCT間で新名神と中国道経由ではどっちが早いのかをご紹介しました。
距離的にはほとんど差はなく名神ルートに用事のない方は新名神のほうが交通量も少なく便利そうです。
ますます便利になる日本の高速道路ですが事故や渋滞情報を取りながらご安全に走行されて下さい。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。