新東名と東名ならどっちが早い?合流地点や違いを現役ドライバーが徹底解説!

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「東名と新東名、どっちを走れば早く着くの?」

長距離ドライブや旅行、仕事での移動などで、ルート選びに悩んだことはありませんか? とくに静岡〜愛知〜神奈川あたりを通る方にとって、この2つの選択は意外と重要です。

この記事では、現役ドライバーとして実際に走ってきた経験をもとに、「距離」「所要時間」「走りやすさ」「景色」「サービスエリア」など、気になるポイントを一つひとつ比較していきます。

走る目的や時間帯、好みによって選ぶべきルートは変わってきます。この記事を読めば、自分にとってどちらが合っているのか、自然と判断できるようになるはずです。

目次

東名と新東名の違いをざっくり解説!

「東名と新東名って何が違うの?」
名前こそ似ていますが、実際に走るとその性質や使い勝手にははっきりと差があります。両者は開通時期も設計思想も異なり、それぞれに特徴とメリットがあります。

ここではまず、東名と新東名の基本的な違いを明確にし、どんな場面でどちらを選ぶべきか、その判断基準をお伝えします。

「新」がつくかつかないかで何が違う?

東名高速道路は1969年に開通し、東京と名古屋を結ぶ主要ルートとして半世紀以上利用されてきた高速道路です。都市部の近くを通るルートのため、インターチェンジの数が多く、市街地へのアクセスに優れている一方で、カーブやアップダウンが多く、渋滞が起きやすいという側面もあります。

一方、新東名高速道路は、2012年以降に開通した比較的新しい路線です。災害時の代替ルートとしての役割も持ち、より山側を通る直線的な設計が特徴です。

緩やかなカーブ、広めの車線、そして一部区間での最高速度120km/hといった要素により、特に長距離移動では高い快適性が得られます。

選び方の基準:距離・時間・景色・利便性

どちらを選ぶべきかは、使う目的や重視するポイントによって異なります。以下に代表的な基準を挙げておきます。

  • 早さ・走りやすさ重視なら新東名
     直線的なルート設計と高めの制限速度により、時間を短縮しやすいルートです。
  • 市街地へのアクセス重視なら東名
     街中に近いインターが多く、地元へのアクセス性が高いため、用事がある場所次第では便利です。
  • 景色やドライブの雰囲気を楽しみたいなら東名
     相模湾や街並みが見える区間もあり、風景を楽しみながら走りたい人にはこちらが向いています。
  • ストレスの少ない移動を求めるなら新東名
     広くて直線的な道路設計により、長距離ドライバーやトラック運転手にも支持されています。

このように、どちらが優れているかではなく、「何を重視するか」で選ぶことが重要です。

距離・所要時間・速度で比較!

東名と新東名、どちらを走るべきか迷ったときに、最も気になるのが「早く着けるのはどっちか?」という点ではないでしょうか。この章では、両ルートの距離・所要時間・速度制限の違いに注目して、それぞれの特徴と使い分けのポイントを紹介します。

距離の違い(どちらが長い?)

新東名は、東名よりもやや内陸側を通る設計になっており、カーブが少ない直線的なルートが特徴です。このため、一部区間では新東名の方が距離が長くなることもあります。

たとえば、「御殿場〜浜松いなさ」間では以下のような違いがあります。

区間東名高速新東名高速
御殿場JCT〜浜松いなさJCT約145km約162km

距離だけを見ると新東名のほうが長くなりますが、これは直線ルートによるもの。実はこのあと紹介する「速度」と「渋滞のしにくさ」によって、所要時間では逆転することもあります。

所要時間と渋滞しやすさ

東名は都市部に近いルートを通っており、通勤や地域利用の車も多いため、慢性的な渋滞が発生しやすい傾向があります。特に休日や夕方の混雑時は、スムーズに走れないことも少なくありません。

一方、新東名は比較的新しい道路で交通量が分散されており、渋滞しにくいのが大きなメリットです。また、直線が多く信号もインターも少ないため、速度の維持がしやすく、体感的なスムーズさも上です。

比較項目東名新東名
渋滞の起こりやすさ高い(特に土日・夕方)比較的少ない
信号・インターの数多い(生活道路に近い)少なめ(長距離向き)
所要時間状況によって大きく変動渋滞が少なければ安定して速い

最高速度は?新東名の120キロ区間について

新東名では、一部区間で最高速度120km/hが設定されているのも大きな特徴です。対象区間は道路構造・安全性に配慮したうえで、試験運用を経て正式に引き上げられたもので、全国でも珍しい速度設定です。

以下が代表的な120km/h区間です:

区間制限速度
新清水JCT〜森掛川IC(約88km)120km/h
浜松いなさJCT〜豊田東JCT(約50km)120km/h

これに対し、東名高速は基本的に100km/hが上限。法定速度の差は最大20km/hありますので、全体の移動時間にも少なからず影響します。

結論として、距離では東名の方が短い区間もありますが、速度と渋滞の少なさを活かせば、新東名の方が結果的に“早く着く”場面が多いというのが現役ドライバーとしての実感です。

快適さ・走りやすさで比較!

距離や時間も大事ですが、長距離運転では「どれだけ疲れずに走れるか」も重要なポイントです。この章では、道の構造や視界の広さ、路面状況、景色の印象など、ドライバーの快適性や走りやすさの違いにフォーカスして比較していきます。

楽に移動したいなら新東名?

新東名は、開通が2012年以降と新しく、設計段階から「走りやすさ」を意識して作られています。特に以下の点で、快適性が高く評価されています。

  • 直線が多くカーブが少ない
  • 片側3車線(一部区間)で追い越しがしやすい
  • 路面の状態が良く、振動が少ない
  • トンネルが明るくて広く、圧迫感が少ない

こうした構造的なメリットにより、車線変更のストレスが減り、長距離でも疲れにくいのが新東名の魅力です。特にトラックなど大型車の比率も高く、プロドライバーの支持も厚いのが特徴です。

なぜ新東名は走りにくいと言われるのか?

一方で、新東名にも「走りにくい」と感じる人が一定数いるのも事実です。その理由には以下のようなものがあります。

  • インターチェンジの数が少なく、降り口の自由度が低い
  • 景色が単調で、飽きやすい(特に静岡〜愛知区間)
  • スピードを出しすぎてしまう不安(120km/h区間)
  • 照明が少なく、夜間は暗く感じる場所もある

特に普段から東名に慣れている人にとっては、「使いづらい」と感じる場面もあるようです。“快適=万人にとっての正解”ではないという点も、新東名を選ぶ際のポイントになります。

景色を楽しみたいなら東名!その理由

東名高速は、海沿いを走るルートが多く、場所によっては相模湾や駿河湾の景色を車内から楽しめるスポットもあります。また、山間部を通る新東名に比べて、街並みや看板、店舗などが視界に入りやすく、変化があるため、長距離運転でも退屈しにくいのが特徴です。

景色を楽しめる主なポイント

区間見どころ
厚木〜大井松田IC付近相模湾と富士山が同時に見えることも
静岡〜焼津IC周辺駿河湾沿いの広がる海景色
小田原厚木道路との接続部神奈川県内の街並みと海岸線

単純に「道の設計が新しい=走りやすい」ではなく、何を重視するか(快適性or景色or気分)でルートの印象は大きく変わるということを押さえておきたいポイントです。

料金・取り締まり・出口後の利便性で比較!

どちらのルートを選ぶか考える際、「走っている間」だけでなく、料金・取り締まりの多さ・降りた後のアクセス性も見逃せません。この章では、利用前後まで含めた利便性を比較していきます。

料金の違い

基本的には、東名と新東名の料金差はわずかです。同じ区間で比べると距離の違いに応じて若干変動はありますが、大きな差にはなりません。

以下は一例です(2024年時点のETC普通車/休日昼間料金)

区間東名新東名
御殿場JCT〜浜松いなさJCT約3,260円約3,360円

新東名の方が距離が長いため、同区間で比べると数十円〜100円程度高くなる場合がありますが、「料金でどちらかを避ける必要がある」と言えるほどの差ではありません。目的や混雑状況を優先して選ぶ方が合理的です。

どっちの取り締まりが厳しい?

取り締まりに関しては、新東名の方が速度超過の注意が必要です。
特に120km/h区間では、周囲の車の流れに乗ってついスピードが出すぎてしまうケースも多く、覆面パトカーや移動オービスが頻繁に配置されている印象です。

一方、東名も当然取り締まりはありますが、都市部に近いぶん速度が出しにくく、流れも比較的落ち着いています。

比較項目東名新東名
スピードの出やすさ出しにくい出やすい(直線・広い道)
覆面・オービスあるが場所が予測しやすい多めで場所が変動しやすい
注意点合流・渋滞による追突など無意識の速度超過に注意

新東名を走る際は、「気づいたら140km/h出ていた」なんてこともあるので、メーターを意識することが重要です。

高速道路から出た後のアクセス性は?

目的地が市街地や観光地に近い場合は、東名の方が便利なことが多いです。
インターチェンジの数が多く、出口の立地も都市部寄りに設計されているため、下道への接続がスムーズです。

一方、新東名は山側を通るため、出口から市街地まで距離があるケースが多く、地元利用にはやや不便に感じる場面もあります。ただし、そのぶん信号や交通量が少ない道につながるため、「渋滞しないアクセス」を重視する人には向いています。

比較項目東名新東名
ICの数・配置多くて市街地に近い少なめでやや山側が多い
降りた後の道生活道路や商業地につながる幹線道路・バイパスに接続しやすい
地元への用事がある場合

最終目的地が「市内」か「郊外・別の幹線道路沿い」かで、選ぶべきルートも変わってきます。

サービスエリア(SA)で比較!

高速道路の選択において、意外と大きな決め手になるのが「サービスエリア(SA)」の充実度です。食事・休憩・景色・混雑回避など、目的によって重視するポイントはさまざま。ここでは東名・新東名それぞれのおすすめSAを、最新の営業状況や設備をもとに紹介します。

SAでルートを決める人も多い?選び方のリアル

最近は、「どこで休憩するか」を前提にルートを決める人も増えています。単にトイレ休憩だけでなく、地元グルメ・展望スポット・ドッグラン・一般道からのアクセスといった多彩な要素が選ばれる基準になっています。

重視ポイント説明
グルメ地元の名物や人気店が楽しめるSAは満足度が高い
混雑の少なさスムーズに駐車・食事・トイレができるか
景色・開放感海や山の展望が楽しめる場所も多い
ペット対応散歩道や専用設備があると安心
一般道からの利用「ぷらっとパーク」対応で地元客も利用可能

新東名のおすすめSA3選

新東名は比較的新しいため、サービスエリアも全体的に施設が広く新しく、混雑も少なめ。景色や使いやすさを重視する人におすすめです。

SA名特徴混雑状況備考
駿河湾沼津SA(上下)駿河湾を一望できる絶景、海鮮グルメが充実比較的空いている上り「駿河庵」は一時休止中(7/2〜)
NEOPASA静岡(上下)静岡土産・軽食が豊富で穴場的存在混雑少なめぷらっとパーク併設、アクセス◎
NEOPASA岡崎(上下)地元グルメ充実、おしゃれな休憩空間混雑少なめスマートIC直結で使いやすい

特に駿河湾沼津SAは、晴れた日の展望や海鮮丼での満足度が高く、ドライブの「目的地」になるレベルの施設です。

東名のおすすめSA3選

東名は歴史あるSAが多く、地元グルメやドライブの情緒を楽しめるのが特徴。首都圏からのアクセスも良好です。

SA名特徴混雑状況備考
日本坂PA(上下)ペット対応、焼津の海鮮グルメが人気時間帯により混雑あり焼津さかな工房・ドッグ対応ベンチあり
小笠PA(上下)桜えびそばなど静岡の味が楽しめる比較的空いているぷらっとパークあり
富士川SA(下り)富士山の展望、観光施設「富士川楽座」併設人気が高くやや混雑スタバ・お土産・遊具も完備

富士川SAは、展望・食事・子ども向け施設の三拍子がそろっていて、ファミリー層に特に人気です。

他の人気SA(立ち寄り候補)

さらに立ち寄る価値がある大型SAもチェックしておきましょう。

SA名高速道路特徴
EXPASA海老名(上下)東名首都圏最大級、名物グルメ・スイーツ天国
EXPASA足柄(上下)東名温泉・宿泊施設併設のリゾート型SA
NEOPASA浜松(上下)新東名楽器の展示、音楽モチーフの施設が楽しい

これらのSAは「ちょっと寄る」だけでなく、「寄るために走る」価値がある大型施設。タイミングが合えば積極的にルートに組み込みたい場所です。

まとめ:SAを重視したルート選びのポイント

目的・重視点おすすめルート・SA
絶景&快適な休憩がしたい新東名・駿河湾沼津SA
地元グルメを堪能したい東名・日本坂PA/小笠PA
混雑ストレスを避けたい新東名のSA全般(静岡・岡崎など)
観光気分を味わいたい東名・富士川SA/EXPASA足柄

このように、SAの特色を知っておくと「休憩場所からルートを決める」逆のアプローチも可能になります。

合流・分岐地点はどこ?ルート設計の参考に

東名と新東名は平行して走っていますが、合流・分岐ポイントを押さえておくことが、スムーズなルート設計には欠かせません。このセクションでは、主に以下の2点に焦点を当てます。

  1. 東名が持つ「右ルート/左ルート」の分岐構造
  2. 東名と新東名の接続ジャンクション一覧

東名の「右ルート/左ルート」とは?

東名下り線(東京→名古屋方面)の大井松田IC~御殿場IC間には、1991年から「右ルート」と「左ルート」の2本の並走路があります。どちらも目的地にはつながるものの構造に違いがあり、運転感や混雑に差が出ることがあります。

比較項目右ルート左ルート
経路の由来旧上り線道路を転用現役の下り線新設区間
カーブ・勾配やや急・山岳地形比較的緩やか
鮎沢PAへの経路利用不可利用可
通行時の注意突然の分岐時に不慣れ注意安定感あり
  • 大井松田ICから入ると強制的に左ルートになります。右ルートを走りたい場合は前もって分岐地点を意識しておく必要があります。
  • 交通量が多い日は左ルートに集中して渋滞しやすく、右ルートは比較的流れている傾向もあります
  • 「鮎沢PA」を使う場合は左ルート一択であり、右ルートからは行けないため注意が必要です

東名と新東名の接続ジャンクション一覧

東名と新東名は数か所で接続しており、うまく乗り換えることで混雑回避やルート変更が可能です。

接続地点関連IC/JCT備考
御殿場JCT東名 ⇄ 新東名両ルートの主要接続ポイント
海老名南JCT新東名の起点(東名接続)厚木方面からアクセス可能
浜松いなさJCT新東名 ⇄ 東名三遠南信道接続旅行ルート設計に便利
三ヶ日JCT新東名 ⇄ 東名(浜名湖方面)愛知県と静岡県境の重要分岐
豊田東JCT新東名終点 ⇄ 東海環状道への接続名古屋方面への別ルートが選択可能
  • 御殿場JCTは最も主要で、渋滞がひどいときはここでの切り替えが効いてきます。
  • 愛知〜静岡間では、三ヶ日JCTや浜松いなさJCTを活用すれば、地元側へのアクセス性が高まります。
  • 豊田東JCTを使えば、名古屋からさらに遠くへ行く際に東海環状自動車道へスムーズ乗り換え可能です

臨機応変なルート選びが重要な理由

  • 天気・事故・工事によってルート状況は変化します。
  • 特に渋滞しがちな御殿場JCTでは、東名と新東名を柔軟に使い分ける判断が必要です。
  • 大井松田以降の「右ルート/左ルート」の選択も、事前に知っておけば数分~数十分の所要時間の差につながります。

合流・分岐ポイントを事前に把握しておくことで、走るときに安心感が違います
これらは特に週末の旅行や急ぐ移動時に、余裕あるルート設計を助ける要素になります。

現役ドライバー目線で見た「東名の魅力」

東名と新東名を比較する上で、スペック的な違いだけでは見えてこない“リアルな走り心地”や“選ばれる理由”があります。この章では、現役ドライバーとして15年以上走って感じた東名の魅力を、実体験ベースでお伝えします。

15年走って感じた東名の良さ

東名は、確かに古さや渋滞の多さが指摘されがちですが、**実際に使ってみると“なんだかんだで落ち着く”**というのが正直な感想です。理由は以下の通りです:

  • インターが多くて出入りが柔軟
     地場配送や市街地へのアクセスには本当に便利。
     「あ、寄りたい」と思ったときにすぐ降りられる安心感があります。
  • 景色や街並みが目に入って飽きない
     新東名に比べて景色に変化があり、「走っている感」がある。
     海や町、時には富士山まで見えるルートは、長距離でも気が紛れます。
  • サービスエリアが馴染み深い
     長く営業している定番のSAが多く、「ああここ来たな」と思える安心感。
     特に海老名・足柄・富士川は、地元グルメもあって楽しいです。

また、トラックドライバーとして荷主や配送先によっては、「東名指定」されることも少なくありません。走行ルートとしての“業務へのなじみやすさ”も東名ならではの強みです。

東名を選ぶ方・新東名を選ぶ方の傾向

実際に現場で話をしていても、東名派と新東名派で好みは分かれます。
それぞれの傾向を簡単に整理すると以下のようになります。

選ぶ人の特徴東名派新東名派
走り慣れた道を好む
景色や街並みが好き△(単調になりがち)
高速に不慣れな一般ドライバー◎(インター多く安心)
渋滞や信号を避けたい人◎(直線&広い)
長距離・商用ドライバー◯(荷主次第)◎(疲れにくい設計)
スピード重視・移動効率◎(120km/h区間あり)

つまり、「慣れ・安心感・風景重視」なら東名、
「快適さ・効率重視」なら新東名
という構図が多く見られます。

東名は古くても、まだまだ“現役で選ばれる魅力”が詰まったルートです。
特に日常的に利用する人にとっては、ただ新しいだけでは測れない価値があります。

よくある質問(FAQ)

結局どっちが便利?目的別のおすすめは?

結論から言えば、用途によって最適なルートは変わります。どちらが「正解」というわけではありません。
以下を参考に、ご自身の目的に合ったルートを選んでください。

使用目的・重視ポイントおすすめルート理由
とにかく速く着きたい新東名直線が多く、120km/h区間もあるため平常時は安定した速さ
市街地・観光地へのアクセス東名IC数が多く、市街地に降りやすい構造
景色+ドライブ感重視東名海景色や街並みが車窓に広がるため飽きにくい
渋滞や信号を避けたい新東名自然に交通が流れやすくストレスが少ない
長距離・商用利用新東名幅広い車線と緩やかなカーブによる疲労軽減

ネクスコ中日本の問い合わせ先

高速道路に関する困りごとや通行料金の確認、工事・渋滞情報などは、NEXCO中日本(中日本高速道路)に問い合わせるのが公式です。代表的な問い合わせ先は以下の通りです。

  • コールセンター(24時間対応)
     電話番号:0120‑922‑229(フリーダイヤル)
     ※携帯・ PHSからもOK
  • サービスエリア・パーキングエリア内の案内カウンター
     営業時間は施設によって異なるため、事前にSAごとの施設情報をご確認ください。
  • 公式ウェブサイト
     工事情報や混雑予想、混雑実績なども掲載されており、走行計画を立てる際に役立ちます。

さらに、走行中に警察や故障車など緊急対応が必要な場合は、SA/PAのインフォメーションや非常電話、道路沿いに設置されたハイウェイテレホンを利用してください。

まとめ|迷ったら「どこを重視するか」で選ぼう

東名と新東名は、単に「古い道と新しい道」という違いだけでは語れません。
距離・速度・渋滞・景色・アクセス・サービスエリアの充実度など、それぞれに良さがあり、どちらを選ぶべきかは人によって変わります。

たとえば、スピードや効率を重視するなら新東名、アクセスのしやすさや景色を楽しみたいなら東名。運転に慣れているかどうかでも、感じ方は大きく変わるはずです。

結局のところ、ルート選びで迷ったときは「自分が何を優先したいか」を整理するのが一番。
そして、天気や交通状況に応じて臨機応変に選べるよう、両方の特徴を知っておくことが、快適なドライブへの近道です。

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