2トンや3トン、4トンに8トンとトラックドライバー業務に用いられる車両はトン数別にそれぞれが分けられており、その中でも業務においては用いられる頻度がもっとも高いとされる4トントラック。
今回の記事ではこの「4トントラック運転手の仕事」といった内容を主なテーマとし、そこから過去に4トントラック運転手であった私自身の体験から「4トンならではの仕事のきつさ」や「必要となる資格」、「仕事内容」から「辞めたい理由」までを深掘りしていきたいと思います。
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4トントラック運転手の仕事内容や1日の流れ
まず一言に4トントラック運転手といっても食品関連・建設資材・自動車部品や機械類などの配送と様々な仕事内容があり、私自身が行ってきたのは缶コーヒー・ジュース類などの各店舗や倉庫などへ向けた配送業務でした。
その場合、殆どが自身が配属された積み込み倉庫にて宵積み(配送当日に向けた前日での積み込み)を行い、当日は主に店舗が持つ専用倉庫に向けての配送となり、1日の件数についてはその日その日会社が組んだ仕事内容で前後していきます。
そのため、毎日の殆どが早朝・夜明け前での出発となり、むしろその時間帯での出発でないと件数を定刻までにこなすのが難しくなり、1日の稼働時間の配分はまさに「朝の出発時間帯次第」と言えます。
そこから順調に行けばほぼ定刻時間内(毎日の平均終了時間帯)として18:00~19:00頃、滞れば20:00~21:00頃までの残業となってました。
(因みに私の会社の場合残業手当なしでした… 笑)
4トントラック運転手に必要な資格や求められるスキルとは
私自身が4トントラックの運転手として仕事に就いてた時期は、「普通免許にて4トントラック(総重量8,000kg)」の運転が可能でしたので、極端な話「普通免許取得からいきなり4トントラックの運転業務も可能」とされておりました。
ただその場合「仮に」でも現実的に見れば安全面で未熟なドライバーの4tトラックの運転は危険であり、現在の常識から考えれば「いきなり」の運転業務はあり得ませんよね…
しかし私が現役で業務に就いていた頃は国内での景気の良さと、そこから起因していく事となる「人員不足」によって「いきなり」の「ぶっつけ本番」が各運送会社では日常的でした。(今考えれば怖いですけど…苦笑)
つまりそこから「技術や安全面でのスキルを身に付けろ」といったものであり、実際そうする事で皆一人前になるものでした。
のちに国が持つ事となる様々な事情の下で、幾度と法改正を重ねるなどしながらの規制を設け、現在では普通免許での通称で4トントラックと定義付けられる車両の運転は法律で禁じられてる事となります。
※現在では4トントラックに乗るには普通免許を平成19年6月2日以降に取得した方は中型免許が必要になっています。
4トントラック運転手の仕事はきつい?
厳密に言えば4トントラック業務での「それぞれある仕事内容」によってキツさはかなり異なって来ます。
少しズルい言い方をしますと「仕事内容の選び方次第」で楽も出来るしキツい思いもします。
私自身の業務経験からしてもとにかく体力勝負であり、体への負担は相当なものと記憶しております。
毎日毎日重たい積荷のコーヒーケースを「4ケースいっぺんの手下ろし作業」となるのですから… ほんとキツかったです(笑)
ただ一つ言える事としては「基本的に4トントラックでの仕事はキツい」と考えた方が良いです。
4トントラックでの運転業務に付帯されていく様々にある細かい作業などは、他のトラック業務と比べ極端な偏りが無く、「途半端な位置付けから返って体を使う機会が多い分一般的にはキツい仕事」と言われてます。
つまり「小さいトラックでの限られた手作業」、または「大きいトラックでの機械補助による積み下ろし作業」といった割り切りの機会が少ないタイプと言えますね。
中距離や集配ドライバーのきつさや仕事内容に関してはこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。
4トントラック運転手に向いている人、向いていない人とは
まず何よりも「4トントラックの運転」、もしくは「4トントラックでの運転業務自体がどれだけ好きか」に掛かっていると私自身は強く思います。
”好きこそ物の上手なれ ”といった言葉もあるだけに、取り組む事への情熱と向上心に勝るものは無いと言う事です。
結論としては「好きであれば仕事の全てが苦にならず、またそれがやり甲斐となる為その様な方がまさに向いている人」となるでしょう。
ただこの仕事は「ひたすら体を酷使する」場合が多く、「そこから苦になる」といった「ネガティブな考えを少しでも持つ人は最も向いてない」と言えますね。
4トンドライバーには向いてる人と向いていない人がいます。
向いていないと絶対に長続きはしないしきついです。
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4トントラック運転手を体験した実際の口コミや評判
この場合でも先に記述した項目に続き、好きであれば何事も苦にはならず好評価といった結果になるわけですが、現実となれば全ての方がそうとは行かず、殆どの場合での肉体的なキツさと精神的なキツさもある事から4トントラック運転手での評判はあまり良いとはされておりません。
私自身は体力的に考えても、比較的若い年齢もあって肉体労働に対してのストレスよりは、道を間違えたり遅延してしまった場合でのストレスが大きかったですね。
まぁ、これは個人個人の性格によるものでしょうが…
4トントラック運転手の給料や年収、手取りなどについてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
4トントラック運転手のストレスや辞めたい理由とは
先ほどでの私が経験したストレスの記述(道を間違えたり遅延してしまったり…)そのものがまさに辞めた理由であります。
なんでしょうね…私の場合運送業務以前に「メンタル面での弱さ」が全てにおいて尾を引いてたと後になって実感しております。
あと当時の辞めた仕事仲間も大抵は「この理由が絡んだ退社」となってましたので、少なからず自分だけのケースでは無かったと言うことでしょうか…
これらはあくまで「全国的に見れば私のケース含め一部の事例」であり、他には基本1人業務のトラック運転手といえど、「行く先々での人間関係など上手く行かないなどといったストレス」から辞めていく運転手も多数居るみたいです。
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アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。
まとめ
私が実際に体験し、モチベーションとして持ち続けながら仕事に取り組めた訳には多少苦手な労働内容でも「やり甲斐を持つ事により克服出来た」といったものがありました。
仕事内容に有るどんな小さな事でもいいんです!
どんな些細な作業、気持ちの持ち方でも「あぁ、自分は仕事してるぅ…」といった実感があれば4トントラック運転手はあなたにも出来る仕事です!
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