きつい仕事というイメージが定着している職業である4トン長距離ドライバー。
長い拘束時間や安い給料など悪いイメージが多くある職業ですが本当にそうでしょうか？
今回の記事では4トン長距離ドライバーについて仕事の内容から必要な資格、給料や年収など徹底解説していきます。
トラックドライバーへの転職を考えている方やトラックドライバーを目指している方も、ぜひ参考にしてくださいね！
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4トン長距離の1日の仕事内容とは
長距離トラックドライバーは片道300km以上の距離を走り荷物を輸送します。
短距離輸送や中距離輸送が日帰りで終わる仕事なのに対し2日や3日かけての運行となることが多く拘束時間も非常に長いのが特徴です。
宿も基本的にはトラックの中での車中泊となり食事は外食が中心となることが多いです。
輸送する荷物は一般雑貨から食品など様々なものを輸送します。
基本的には到着時間さえ守れるのであれば自分のペースで運行でき他人との会話なども積み込みや積み下ろしの際に少しあるくらいなので黙々と出来る仕事が好きな方には向いていると言えます。
また4トンの長距離ドライバーには一般貸し切りの荷物と雑貨の仕事があります。
4トンの雑貨便(路線便)はめずらしいですがSSX(セイノースーパーエキスプレス)などには4トンでの路線便があります。
路線便のドライバーになるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
4トン長距離に必要な資格は
4トントラックは種類としては中型トラックに分類される車種です。
そのため免許としては中型普通免許が必須となります。
中型免許の取得には以下のような条件があります。
・20歳以上
・運転経験2年以上
などの条件があるので予め普通免許等の取得をしておく必要があります。
費用としては、通常であれば約20万円かかりますが一発試験で合格すれば5万～7万円ほどで取得することが可能です。
4トンの長距離はきつい？
4トン長距離ドライバーのきついポイントを3つ紹介します。
拘束時間
長距離ドライバーの一番きついポイントはこれだと考えられます。
前述したように、通常の日帰りで終えられる短距離輸送や中距離輸送と違い何日かかけての輸送となるので非常に拘束時間が長いです。
また、ほとんどの時間を車中で過ごすことにもなるので暇な時間が苦手な方や一人で過ごすのが苦手な方にはかなりきついと言えると思います。
事故の危険性
到着時間に到着すれば問題ないので基本的にはマイペースで運行できると前述しました。
しかし、場合によっては到着時間がかなりギリギリに設定されていることもありその場合は睡眠時間を削って深夜も運転しなければいけないこともあります。
トラックという乗り物は、普通自動車などとは運転の感覚や勝手が大きく違い運転の難易度も高いです。
そのような乗り物を睡眠時間を削って運転するとなると事故の発生する確率も当然上がります。
眠気に弱いという方や夜に弱い方などは、特に気をつけて運転する必要があるので自身の体質などはしっかり把握し計画的な運転をする必要があります。
計画などを立てるのが苦手な方や眠気に弱い方にはきついと言えます。
自宅へ帰れる時間
拘束時間が長い長距離ドライバーですが、自宅に帰れる時間もかなり減ってしまいます。
ドライバーによっては1週間のうちの2日や3日しか自宅に帰れないドライバーもおり、プライベートの時間を大切にしたい方や家族との時間を大切にしたい方にはとてもきつい仕事と言えます。
※あなたは4トンの長距離ドライバーに向いていますか？
4トンの長距離ドライバーは向いていないと長くは続きません。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
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4トンの長距離を辞めたくなる理由は
4トン長距離ドライバーを辞めたくなる理由を紹介します。
特に多い声として「生活が不規則になった」や「家族との時間が殆どない」という声がありました。
生活が不規則になったことで健康面での悪影響がかなり大きいという意見が多かった一方で、家族がいる方にとっては家族とのふれあいの時間がなかなか取れないという声が非常に多い印象でした。
他にも給料が安すぎるといった理由や事故などの際に会社が負担をしてくれないから運転が怖い等の意見も多かった印象でした。
4トン長距離の給料や年収はどれくらい？
長距離トラックドライバーの平均年収は450万～650万円と言われており月給は30万～45万円ほどとされています。
サラリーマンの平均年収は300万～600万円とされているので比較すると若干長距離ドライバーのほうが年収は高いですが、仕事内容を考えると安いとも考えられます。
もし給料をアップしたいならこちらの記事が参考になります。
5万円程度なら簡単に上がる方法をご紹介しています。
4トン長距離ドライバーの評判や口コミとは
4トン長距離ドライバーの口コミを紹介します。
「一人でマイペースに出来る仕事なので、向いている人には向いている仕事だと思います」という意見や「長い時間かけて配送先に荷物を届けたときのやりがいや達成感はかなりでかいと思います」
「体力的にとにかくきついので、体力に自身がない方にはおすすめできない仕事です」という意見や「給料の割に合わない仕事量なので、精神的にも追い詰められやすいです」
4トントラックドライバーを実際にやっている方たちのリアルな声です。
給料面や体力面など人によって合う合わないがあるものだということがよくわかりますね。
トラック運転手のもっと詳しい口コミはこちらの記事でご紹介していますのでご覧ください。
🔗トラック運転手はきついからやめとけ！給料や年収の口コミを大調査／職種別まとめ！
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まとめ
今回は4トン長距離ドライバーについて解説しました。
長い拘束時間や肉体的な負担が大きいのが起因して、きつい仕事というレッテルが貼られている職業ではありますが、マイペースで出来る仕事が好きな方や達成感のある仕事がしたい方からは楽しい仕事という意見もあり、向き不向きが極端に分かれる仕事だと考えられます。
今回の記事がトラックドライバーへの転職を考えている方やトラックドライバーを目指している方の参考になれば幸いです！