ヤマト運輸の軽四ドライバーの給料は、全国の軽四ドライバーの平均と比べると多いようです。
一般的に軽四ドライバーの給料体制は完全歩合制の所が多く、運んだ荷物の量によって収入が変わってきます。
ヤマト運輸の軽四ドライバーは月給制となっており、収入面は安定しています。
仕事内容や給料などは、どの様になっているか気になりますね。
そこで今回は、ヤマト運輸の軽四ドライバーの仕事内容や給料、評判などについて紹介します。
委託業者探しでお困りの方はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
ヤマト運輸の軽四ドライバーの仕事内容とは
ヤマト運輸の軽四ドライバーは「アンカーキャスト」と呼ばれています。
このアンカーキャストの仕事について紹介します。
1.仕事内容について
①仕事内容
お客様宅や企業などに、宅急便やDM便などの配達を専門に行います。
担当エリアが狭く、配達しやすい環境です。
②配達車両
主に2種類の車両があります。
・軽トラ
・1t車
これらの車両はAT車となっており、運転も気軽にできます。
③1日の流れ
・出勤、準備
小さなコンテナに荷物の仕分けをするスタッフが、その日に運ぶ荷物をまとめてくれています。
出社後、専用の端末で荷物の確認とルートの確認をしてから積み込みます。
・担当エリアに出発
担当エリアは、営業所から10~15分程度のエリアが多いです。
自動的に最適なルートを組んでくれるシステムが導入されているので道に迷うことはありません。
・休憩
営業所に戻り1時間の休憩を挟みます。
食事や仮眠など過ごし方は自由です。
・荷物を積み込んで出発
基本的に配達は、1日2回です。
不在のお宅には、宅配ボックスに荷物を入れたり不在通知を作成したりします。
・配達完了後、業務終了
基本的に、アンカーキャストは、配達のみです。
配達完了すれば業務終了です。
2.勤務時間
勤務時間は「13:00~21:00」の7時間勤務です。
配達遅れがあっても残業は全くありません。
配達遅れで21:00に間に合わない時は、ドライバー同士で助け合って配達を行います。
出勤に数は自由で、1日働いただけでも給料は支払われます。(出勤日数分の歩合給あり)
3.応募資格について
普通自動車免許(AT限定可)を取得して1年以上の方が対象となります。
免許資格については、普通免許で運転できる「軽トラ」や「1t車」なので、中型免許や大型免許は必要ありません。
また配達に経験が無くても、入社後に丁寧に指導してくれるので安心して働くことが出来ます。
※アンカーキャストは、正社員ではなく契約社員となります。
ただし契約社員から正社員になることも出来ます。
ヤマト運輸の軽四はきついって本当?
ヤマト運輸の軽四ドライバーはきついのか不安な方もいるかと思います。
ここでは、本当にきついのかを紹介します。
1.ヤマト運輸の軽四ドライバー(アンカーキャスト)募集しても集まらない理由
求人を出しても、中々ドライバーが集まらないようです。
その理由は、次の通りです。
①給料が安い
軽四ドライバー(アンカーキャスト)は、セールスドライバーと比べても給料が安いです。
セールスドライバーは、正社員ですが、軽四ドライバーは契約社員なので給料が低いのは、仕方のないことかもしれませんね。
②ボーナスが少ない
こちらもセールスドライバーと比べると、給料と同様でボーナスの支給額は低く設定されています。
給料もそうですが、セールスドライバーと軽四ドライバーでは、正社員と契約社員の違いで責任の面で大きく違ってくるので収入面でも差があります。
③契約社員なのに研修がある
軽四ドライバーは契約社員ですが、セールスドライバーの正社員同様にヤマトの車内免許を取得しないと1人で運転して仕事をすることが出来ません。
この社内免許とは、入社して1~2か月かけて取得するもので契約社員でも研修しないといけません。
④出勤時間が中途半端
軽四ドライバー(アンカーキャスト)は、午後からの出勤となります。
13時~21時まで仕事をすると、家に到着するのが22時ごろとなります。
主婦の方で朝早くに子供のお弁当を作ると朝早く起きなければいけません。そうなると睡眠時間が少なくなってしまいます。
このことがキツイと感じてしまうのかもしれません。
⑤休みが少ない
軽四ドライバー(アンカーキャスト)の年間休日は106日となっています。
月にすると8~11日の休日がある計算です。
こう見てみると多く思えますが、セールスドライバーは年間休日が118日以上なので、少ないと感じている様です。
セールスドライバーと比べると給料は安く休日も少ないという事で、キツイと感じ応募しないのかもしれません。
個人的には他の運送業と比べると、まだ条件の悪いところを見かけます。
実際に働いてみると、セールスドライバーとの差を感じるのかもしれませんね。
2.オススメする理由
①年間休日はしっかりと休める
他の運送業と比べ、休みはきちんと休めて安心できます。
平日休みが増えて、空いている時間に旅行や趣味の時間に使えます。
家庭持ちで子供がいるならオススメできませんが、独身の方には最適な環境だと思います。
②月収30万円稼ぐ方法
実際に軽四ドライバー(アンカーキャスト)で月収30万円稼ぐのは難しいです。
しかし、このアンカーキャストを副業として月10万円稼ぎ、その他で20万円の収入を稼げば、月に30万円稼ぐことは可能です。
一般企業では、手取り30万円稼ごうとすると総支給額が35万円以上稼がないといけません。
これは、かなり残業しないと難しいです。
本職とのバランスを上手にしていけば、月に30万円稼ぐことは出来ます。
注意して欲しいのは、稼ぎたいからと言って無理にアンカーキャストの仕事をすると体調を壊してしまいます。
あくまでも無理のない範囲で副業は行いましょう。
この様に、募集をしても人が集まらないのは、キツイと感じている方が中にはいる様です。
しかしオススメできるくらい快適な職場環境だという人もいます。
人によって感じ方が違うので、参考程度にしておいて下さい。
ヤマト運輸軽四の給料や年収とは
ヤマト運輸の軽四ドライバーの給料や年収について紹介します。
<給料>
求人票を参考に紹介します。
地域によって異なりますが
月給:19万円~22万円です。
上記には一律支給の「都市手当」と「コアタイムネットワーク手当」が含まれています。
コアタイムネットワーク手当とは、18時~21時に勤務したドライバーに支払われる手当のことです。
上記に歩合給の「1,600円~1,700円×出勤日数」が追加されます。
※月に20日勤務の場合は32,000円~34,000円が凶器の給料に追加されます)
◎月収例
名古屋市勤務で、月20日勤務の場合
約26万円となります。
<年収>
年収は約300万円となります。
ボーナスについては、寸志程度で数千円だそうです。
詳しい金額については、調べてみましたが記載はありませんでした。
◎年収例
・名古屋市勤務の場合:約330万円
・豊田市勤務の場合:310万円
となります。
※ボーナスは、年1回支給があり、年に1回昇給があります。
勤続年数が長いと給料や年収がアップします。
上記の給料や年収については参考程度にしておいて下さい。
ヤマト運輸軽四の月収は安いって本当?
ヤマト運輸の軽四ドライバー(アンカーキャスト)の給料は安いと言われていますが、どうでしょうか。
他社の軽四ドライバーと比較してみましょう。
会社名 | 平均給料 | 平均労働時間 | 残業時間 |
---|---|---|---|
ヤマト運輸(契約社員) | 19万円~22万円 | 7時間 | なし |
佐川急便(準社員) | 約20万円 | 約8時間 | 40~50時間 |
福山通運(契約社員) | 約18万円 | 約8時間 | あり(詳細は不明、営業所でバラツキあり) |
上記の表を見ても、ヤマト運輸の軽四ドライバーの給料は、他社の軽四ドライバーの給料と比べて高い水準です。
労働時間も他社に比べて短く、残業がありません。
こうしてみると給料は高いと言えるでしょう。
他社でも歩合制の会社があり、上記の給料以上稼いでいる人もいます。
あくまでも平均の給料の比較ですので、参考程度にしておいて下さい。
ヤマト運輸の軽四の給料明細は
軽四ドライバーの給料明細を紹介します。
1.手当について
・通勤手当(上限5万円)
・残業手当
・コアタイムネットワーク手当(50,600円~52,800円)
・歩合給(1,600円~1,700円×出勤日数)
※昇給や賞与もあります。
2.福利厚生・待遇について
・社会保険(雇用、労災、健康、厚生年金)
・ヤマトグループ保険制度
・育児、介護休暇制度(在籍1年以上の方)
・慶弔見舞金贈呈
・自動車保険割引制度
・保養所利用
・会員制スポーツクラブ利用
・制服貸与
給料の中には上記の様に、様々な手当が付いてきます。
軽四ドライバーは契約社員ですが、福利厚生や待遇は良い方だと思います。
ヤマト運輸の軽四のリアルな口コミや評判について
ここでは、ヤマト運輸の軽四ドライバーのリアルな口コミを紹介します。
結論から言いますと「評判は良くない」ようです。
その理由は以下の通りです。
①セールスドライバーな負担がかかる
正社員のセールスドライバーは、1日に150~200個程度の荷物を配達します。
軽四ドライバーは、ノルマが無く配達件数が少ない方もいる様です。
軽四ドライバーが配達できなかった荷物はセールスドライバーが配達しないといけません。
これがセールスドライバーの負担を増やす結果となっています。
②セールスドライバーの仕事が減少する
軽四ドライバーの中には「稼ぎたい」という方は、より多くの荷物を配達します。
そうすることでセールスドライバーの配達する荷物が減り、セールスドライバーの仕事が減ります。
セールスドライバーの仕事が減れば、給料も減ってきます。
この様な時はセールスドライバーは困ってしまいます。
③休日はしっかり取得できる
軽四ドライバーは年間休日が決まっており、しっかりと取得することが出来ます。
他の運送業では人手不足などにとり、休日出勤などが有りますが、軽四ドライバーにはありません。
なので休日の予定は比較的計画しやすいです。
などの口コミがありました。
全体的に見ても、軽四ドライバーの配達できない場合は正社員のセールスドライバーが代わりに配達し、負担が掛かっている様です。
軽四ドライバーの中には責任を感じて残業で配達を完了させる方もいる様です。
特にこの様な事で社内でのトラブルは無いようですが、場合によっては人間関係にも影響が出るかも知れません。
軽四ドライバーの方はセールスドライバーとの人間関係が重要になるのかもしれませんね。
営業所や個人の感じ方で違います。
参考程度にしておいて下さい。
軽四ドライバーの情報収集や失敗しない転職のコツ
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アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。
まとめ
今回は、ヤマト運輸の軽四ドライバーについて紹介しました。
ヤマト運輸の軽四ドライバーの給料は、全国の軽四ドライバーの平均と比べると多いようです。
先程紹介したように、他の軽四ドライバーと比べても給料や労働時間、休日など働く環境が良いです。
しかし、仕事内容と給料を比較すると安いと感じる人もいる様です。
感じ方には個人差があります。
ヤマト運輸の軽四ドライバーの就職を考えている方は、今回の記事を是非参考にしてみて下さい。