この記事はヤマト運輸の元ドライバー経験者が執筆しています。
ぜひ参考にされてくださいね。
「ヤマト運輸に興味があるんだけど、仕事ってきついのかな?」
「ドライバーの人手不足」といったワードは、最近よく見かけるようになりましたし、実際に高水準の求人募集もされてるところもありますよね。
ヤマト運輸の方でも随時人材は募集されているので、興味を持つ方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、ヤマト運輸のドライバーの仕事内容をまとめています。
本記事を読むことで、「これなら自分もやっていけそう」0r「合わないかも…」が判断できると思うので、ぜひ参考にしてください。
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ヤマト運輸ドライバーの仕事内容と1日の流れとは
では、ヤマト運輸のドライバーはどういった仕事をしているのか。1日の流れについて解説していきますね。
まずは朝礼後、使用するトラックの点検を行います。
ここではキズの有無やタイヤの空気圧。ウィンカーランプやライトの点灯など各箇所チェックしていきます。
点検が終わると、次は集配ルートの確認です。
荷物は早朝から仕分けをしてくれるアシストさんが積み込み、情報を入力してくれています。
ドライバーはアシストさんが入れてくれた情報をもとに、どこに何個荷物があるのかがわかる状態になっており、配達していく順番を修正していきます。
ちなみに、荷物の積み込み位置は、アシストさんに事前に指示しているので、ある程度どこら辺に何があるっていうのは分かる状態ですよ。
集配ルートを決めると点呼を受け、いよいよ出庫していきます。
今では専用の機械で配達順や、配達先の場所も分かるようになっているので、あまり経験がないドライバーでも集配できる環境が整っていますよ。
基本的に12時~13時の間は休憩時間。
コースや地域特性によって誤差はあるでしょうが、休憩時間はしっかりと確保されています。
休憩後の昼からも同じように集配作業です。
休憩後、2便の到着荷物がある状態なので、他コースと調整しながら積み込み、出庫していきます。
18時以降に発送するセンターがほとんどなので、一旦は発送時間までに帰庫するのが基本です。
配達の残りは、夜間担当のドライバーに引き継ぎ、点呼を受け退勤。というのがドライバーの1日の基本的な流れです。
ヤマト運輸のドライバーに必要な資格は
ドライバーになるために特別必要な免許はありません。
車の免許を持っていればOK。
ただ、入社前に事故や違反があると、車を運転する仕事なのでマイナスな印象になってしまいます。
この辺りは注意点ですね。
ヤマト運輸のドライバーはきつい?
ヤマト運輸の仕事は楽な仕事ではありません。
では「何がきついのか?」ですが、それは以下のとおりです。
- 荷物が多い
- 顧客への対応
順に解説していきますね。
荷物が多い
まず1つ目の「荷物が多い」ですが、大体1コース100~150個の荷物を配達します。
これに集荷依頼があれば対応するようになるので、体力的にきつい部分もありますね。
夏冬の繁忙期になると、もっと荷物が膨れ上がるので大変です。
顧客への対応
2つ目に「顧客への対応」ですね。
時間指定や再配達など、なかなか思うように仕事が進まないことにきつさを感じてしまうことがあります。
どこに組み込めば効率よく回れるかなど、実は意外と頭を使う仕事だったりするんですよ。
ドライバー初期は少しきつさを感じますが、どちらにしても業務に慣れれば無難にこなせるようになります。
ヤマト運輸のドライバーを辞める理由は
僕の知ってる範囲で、ヤマト運輸の退職理由で多いのは、以下のとおりです。
- 独立
- 体力的な問題
かんたんに解説していきますね。
独立する
まず1つ目ですが、新たに一運送業者として独立するパターン。
運送業界はどこも人手不足の状態でして、今までのノウハウを活かして運送業を始める方もいらっしゃいます。
体力的な問題
2つ目の体力的な問題ですが、運送業は時間に追われながら、時には重たい荷物を抱え階段を登ったりしなくてはなりません。
膝や腰を痛めたり、年齢を重ねると体力的にもしんどくなっていきます。
クロネコヤマトの離職率は?
ヤマト運輸の離職率は、他の運送業者と比べても低い傾向です。
というのも、高水準の給与体系、年間休日120日以上など、きつい仕事ではあれ、オンオフのメリハリがついているので、健康的に長く働くことができる環境が整っています。
定年までしっかりと勤め上げる方が多いのも、ヤマト運輸の特徴ですね。
ヤマト運輸ドライバーの給料や平均年収、ボーナスはいくら?
月の平均給料は、25万円~35万円の社員が多く、ボーナスは夏冬ともに約50万程度。
年収としては約500万円で、業界でも高水準です。
扶養手当や地域手当、結婚祝い金や入学祝い金など福利厚生などもしっかりしているので、ライフスタイルの変化に様々なサポートで支援してくれるので、本当に助かりますよ。
【ヤマト運輸ドライバーの給料や年収、ボーナス】
ヤマト運輸の給料は高卒でいくらですか?
僕自身、最終学歴は高卒ですが、基本給は約12万前後に残業代や業務インセンティブがついて約20万円前後でした。
基本的にヤマト運輸の基本給はあまり高くありません。
個数を扱えば扱うだけ業務インセンティブに反映されるので、効率の良い作業や営業活動を頑張りましょう。
ちなみに夏冬の繁忙期は、給料が爆増します。
ヤマト運輸ドライバーの求人情報や転職へのコツ
ヤマト運輸ドライバーの実際の給料や年収、募集要項などもっと詳しい情報が見たい、もしくは実際に転職を考えている方は「エージェント」の利用がおすすめです。
転職に関しても最近の運送業界ではエージェントからの転職が主流になってきました。
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いちいち自分で面接に行って確認する必要がなくなりかなり楽です。
つまり自分の希望が納得できる段階で面接を迎えることができるということです。
交渉が苦手な人、面倒くさい人には嬉しいサポートです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
これは企業が採用情報をあまり外部に漏らしたくないのとエージェントからの紹介者のみに対象者を絞って対応の手間を省きたいからです。
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ヤマト運輸は慣れるまではきついけど、慣れるとおいしい仕事
どの職種も一緒ですが、慣れるまではきついです。
しかし、慣れてしまえば高水準の給与&ボーナス。
さらには年間休日120日以上、充実した福利厚生と、プライベートも充実した生活が送ることができますよ。
ただ1点、体のケアに注意することだけ忘れずに。
入社1ヶ月、独り立ちして1ヶ月の間は少し大変ですが、少しずつ覚えていけば問題ありませんよ。