トラックの警告灯一覧!点灯した時の原因や対処法まで解説!

トラックの警告灯一覧

トラックで走行中に警告灯が点灯したら、慌ててしまう人もいるでしょう。

では、トラックの警告灯にはどのような種類があるのでしょうか。

また警告灯の原因や転倒した時の対処法はどうすれば良いか分からない方もいると思います。

そこで今回はトラックの警告灯の種類を一覧にまとめてみました。

その他にも警告灯の色の違いやエンジなどの警告灯が点灯する原因と対処法についても詳しく解説していますので参考にしてくださいね。

目次

トラックの警告灯の種類一覧

トラックの警告灯の種類

トラックの警告灯は色々な種類があります。

ここでは、警告灯の種類とその意味について紹介します。

警告灯名称 警告灯意味
キャブチルド警告灯トラックの頭部分のキャブが確実にロックされていない時に点灯
燃料フィルター水抜き警告灯セジメンター付燃料フィルター内に水が溜まっている時に点灯します。
点灯した状態で走行を続けると故障による事故をする可能性があります。
チェックエンジン警告灯エンジン始動直後に点灯していても問題ありません。
走行中に点灯するとエンジンシステムに異常があることを警告しています。
油圧警告灯エンジン始動直後に点灯していても問題ありません。
走行中に点灯した場合、エンジンオイルの圧力異常があります。
そのまま走行すると危険なので安全な場所に停車しましょう。
ヘッドランプオートベリング警告灯スタータースイッチをONにして3秒間は点灯します。
ヘッドライトの上下を自動調整しなくなります。
ABS警告灯アンチロックブレーキsお家に異常がある時に点灯します。
点灯したら安全な場所に停車して対応しましょう。
SRSエアバッグ警告灯この警告灯が点灯するとSRSエアバッグが作動しない可能性があります。
走行に影響ないですが、早めに修理しましょう。
充電警告灯充電系統の異常の時に点灯します。
主にファンベルトの緩みや切れなどがあります。
Smoother-Ex警告灯コンピュータ制御のトランスミッションが故障時に点灯します。
点灯時、 Smoother-Exオイルの温度が高くなっていることが多いです。
主にいすゞの車両に搭載されています。
バキューム警告灯この警告灯が点灯時は「ピィー」という警告音が鳴ります。
ブレーキ倍力装置のバキューム不足や排気ブレーキ異常などが発生した時に
点灯します。
ブレーキ警告灯ブレーキ液の減少やジェネレータ本体の故障などの時に点灯します。
フロントデフ湯温警告灯デフを作動させたまま走行し、デフオイルが高温になると点灯します。
オーバーヒート警告灯エンジンがオーバーヒートの時に点灯します。
この時水温系がレッドゾーンを示し警告音が鳴ります。

※これらの警告灯はメーカーや車種によって異なります。

トラックの警告灯の色の違いはなに?

警告灯の色の違いの意味は

警告灯の色には「赤色」と「オレンジ色」の2種類がります。

この色の意味は次の通りです。

【赤色】の警告灯

警告灯が赤色の場合「危険」であることを意味します。

どの警告灯でもそうですが、故障する前もしくは故障している状態となります。

直ぐに安全な場所に停止させ、修理を依頼しましょう。

【オレンジ色】の警告灯

警告灯がオレンジ色の場合「要注意」であることを意味します。

直ぐに故障する可能性はないですが、早めに修理するようにしましょう。修理せずに何日も走行すると警告灯の色が赤に変わってしまいます。

※警告灯がオレンジ色のうちに修理する様にしましょう。

赤色に変わってしまうと走行できなかったり走行中に故障による事故になる恐れがあります。
また、赤色の警告に変わると故障している可能性が高いので修理費用もオレンジに比べてかかります。

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トラックのエンジン警告灯が点灯する原因と対処法

トラックのエンジン警告灯

走行中にエンジン警告灯が点灯すると慌ててしまいます。

このエンジン警告灯は何故点灯するのでしょうか。

ここでは、警告灯が点灯する原因と対処法を紹介します。

<原因>

トラックのほとんどがディーゼルエンジンです。

そのディーゼルエンジンの警告灯が点灯する原因は、排出ガス浄化装置の詰まりです。

ディーゼルトラックには排ガス浄化装置が排ガス規制の関係でしょう着しています。

この装置が詰まると警告灯が点灯します。

殆どの原因が「排出ガス浄化装置の詰まり」となっています。

<対処法>

警告灯がオレンジ色の場合は直ぐに対処する必要はないですが赤色の警告灯の場合は早急な対応が必要です。

①安全な場所に停車

安全な場所を探して停車しましょう。

この時注意しないといけないのが速度です。

エンジンの異常なのでエンジンに負荷をかけないようゆっくりと安全な場所まで移動しましょう。

②整備工場や会社に連絡

エンジン警告灯が点灯したら会社に連絡します。

荷物の到着時間の遅れや積み込み時間の遅れなどがあるからです。

会社によって違いますがその後の対応を指示してくれます。

自分で行う場合はレッカーの手配や整備工場の予約などする必要があります。

トラックの警告灯 ビックリマークはなに?

トラックのビックリマークの警告灯

トラックのビックリマークの警告灯はブレーキ関係の異常で点灯します。

当然ですがサイドブレーキを引いた時も点灯します。

サイドブレーキを戻しても警告灯が消えない場合は、ブレーキ関係の異常の可能性が高いです。

<警告灯の意味>

サイドブレーキやABSなどブレーキ関係の異常が出た時に警告灯が点灯します。

ビックリマークの警告灯は、トラックと普通車では意味は同じです。

トラックのブレーキ警告灯が点灯する原因と対処法

トラックのブレーキ警告灯

ここでは、ブレーキの警告灯について紹介します。

<原因>

①サイドブレーキの解除忘れ

解除を忘れると摩擦により沸騰したブレーキオイルの蒸気で貴方が生じブレーキが効かなくなります。

②ブレーキオイルの不足

ブレーキは油圧で動作します。

このオイルが漏れなどで不足すると警告灯が点灯します。

③ブレーキブースター異常

ブレーキブースターはブレーキペダルの踏む力をアシストする装置です。

この装置に不具合が生じると警告灯が点灯します。

④ABSの異常

ABSは、急ブレーキをかけた時タイヤがロックするのを防ぐための装置です。

ABS装置に不具合がある場合に警告灯が点灯します。

※車両によっては、ABS警告灯が独立しているものがあります。

<対処法>

原因がサイドブレーキ解除忘れでない場合、警告灯が点灯した状態は危険です。

安全な場所に停車し、整備工場で修理しましょう。

トラックのオイルランプが点灯する原因と対処法

トラックのオイルランプ.

この様なオイルランプが点灯した場合は、どうすれば良いのでしょうか。

ここでは、その原因と対処法について紹介します。

<原因>

オイルランプ警告灯は油圧警告灯とも言います。

主な原因は次の通りです。

①オイル量の不足

エンジンオイルが不足している時に点灯します。

エンジンオイルが不足するとエンジンの焼き付きなどのトラブルが起こる可能性があります。

②オイル循環ポンプの故障

オイル循環ポンプに不具合が出た時に警告灯が点灯します。

オイル循環ポンプに不具合が出ると、エンジンの隅々までオイルが行き渡らなくなるのでエンジントラブルとなる可能性があります。

<対処法>

①応急対策

オイル量が不足している場合は、ガソリンスタンドなどでオイルの補充をしてもらう必要があります。

ただし、応急処置なので、時間が経てば再度、警告灯が点灯する可能性があります。

②会社に連絡

会社に連絡し指示を待ちましょう。

場合によっては会社が修理会社を手配してくれます。

また、積み込み先や納品先の時間の遅れなどの対応もしてくれます。

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まとめ

今回は、トラックの警告灯について紹介しました。

警告灯の種類は先程紹介したように沢山あり、その意味も紹介しているので参考にして下さい。

警告灯の原因や対処法を一部紹介しているので参考にして下さい。

警告灯が点灯した時は、事故を起こす前に早めに整備や修理するようにしましょう。

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