この記事は元運送会社の事務員さんが書いています。
運送会社と聞くと男性ばかりのようなイメージがあるかもしれません。
でも、最近は女性ドライバーも増えていますし、女性も活躍できる職場です。
私は、運送会社で事務の仕事をして10年と少しです。
最初は、事務仕事だけでしたが、経験を重ねて幅広い業務をこなしています。
そんな私の日々の仕事内容や資格のこと、ぶっちゃけ楽しいのかなどなど、リアルな運送会社の事務のお仕事についてまとめました。
運送会社の事務は向いていないと長くは続きません。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
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運送会社事務員に必要な資格と私が体験から得たもの
私の勤めている運送会社では、事務員として必要な資格は特にありません。
一般的な会社の事務員と同じような待遇でスタートしました。
私が住んでいる地域は田舎なので、車で移動が当たり前。
だから、もともと普通免許は持っていて、取引先などへ行く時には社用車を運転していました。
私の運送会社事務員としてのスタートは、電話対応や請求書と領収書のまとめ、お茶出しなど、本当に一般事務と同じでした。
以前勤めていた会社で一般事務の経験もあったので、そんなに変わりないなぁと感じていました。
会社が忙しくなり、事務員が増員されて、私自身は仕事の幅を広げていきました。
仕事を分担することで、いろいろなことにチャレンジできるようになりました。
経理や給料の計算、請求書の作成などを他の事務員さんに手伝ってもらうことにして、配車の手伝いをしたり、運行管理者のサポートをすることにしました。
私自身、好奇心旺盛でいろんなことをやってみたい性格なので…^^
そこで、運行管理の仕事に興味を持ち、運行管理者の資格を取得しました。
会社からも運行管理の資格を取得できれば嬉しいと言われていたので、受験をして合格。
そうすることで、仕事の幅も広がりました。
今では、社長と一緒に取引先への訪問し、営業事務をすることもあります。
事務員として、請求書や領収書をまとめたり電話対応をしながら、日々の仕事をこなしている人もいます。
でも、私のように、いろんなことをやってみたいという人は、事務からスタートして仕事の幅をどんどん広げていくことも可能でしょう。
運送会社の事務ってぶっちゃけ楽しい?
私は、運送会社の事務をしていて、ぶっちゃけ楽しいです。
ドライバーの方たちは、とても親切で優しくいい人、社長や配車係もいい人ばかり。
ドライバーさんは、関西、関東、九州など、いろんな場所へトラックで走ります。
だから、各地の観光情報を教えてもらったり、穴場スポットも教えてくれるのです。
お休みの日は、そんな情報をいかして、レジャーを楽しんでいます。
私の運送会社は、そんなに規模が大きくないので、アットホームな雰囲気も居心地がいいですね。
事務をして10年になりますが、やりがいもあり楽しく仕事をしています。
運送会社の事務に向いてる人はこんな人!
運送会社の事務に向いているのは、コミュニケーション能力の高い人だと思います。
運送業界は、男性も女性も働く、年齢層も様々といった業界です。
だから、どんな人とも気持ちよくコミュニケーションがとれる人の方が向いていると思います。
電話対応、社内でのやりとり、配車や運行管理のサポートをすると考えると、やっぱり人とのコミュニケーションが大事。
また、当たり前のようですが、丁寧に仕事ができることも大切です。
荷物をいつどこへ運ぶか、納期を絶対に守らなければならないような依頼もあり、丁寧な仕事は会社の信用にかかわります。
コツコツ真面目に丁寧な仕事ができる、コミュニケーション能力が高いと喜ばれると思います。
それでも不安な方は性格診断チェックをしてみて下さい。
大手転職サイトのリクルートが運営しているリクナビNEXTの本格的は性格診断テストです。
ちなみに私も試してみました。
自分の性格をよく知るきっかけになりました。
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運送会社の事務の給料はどれくらい?
運送会社の事務の給料は、一般的な会社の事務とそう変わりはありません。
ただ、私のように運行管理の資格を持っている場合などは、給料がアップされる可能性もあります。
私は、資格を取得してからアップしました^^
また、パートの場合、正社員として働く場合によっても変わってきます。
私の会社には、子育て中の事務員もたくさんいて、パートで働いています。
都市部にあるのか田舎にあるのか、会社の規模はどのくらいなのかなどの条件によって給料も変わってきます。
働き方次第で、給料は様々ですね。
運送会社の事務の志望動機の書き方について
運送会社の事務になりたい場合は、志望動機の中で運送に興味があるということをアピールするとよいと思います。
色々な仕事がある中で、運送会社を強く希望しているということを伝えるのです。
ITやロボットが発達してきたといっても、最終的に物を運ぶのはトラック、人の手が大事です。
事務の場合は、「トラックの運転はできなくても、どうしても運送に関わる仕事がしたい。」との思いを書くとよいのではないでしょうか。
また、向上心のある人は喜ばれます。
運行管理の資格を取得したい、経理や簿記の勉強をしているなど、アピールできる部分を書くようにしましょう。
うちの社長(ドライバー歴50年以上のベテラン)の場合は、履歴書よりも面接での元気のよさや車が好きかどうか?などの質問の答えで採用を決めているようです。
志望する会社のホームページなどで社長の人柄をチェックしておくとよいかもしれません。
失敗しない運送会社事務の求人はどこから?
失敗しない運送会社の事務の求人、ひとつは知り合いからの紹介などがあれば安心ですね。
残業や過労について対策はされていますが、働きやすいかどうかはなかなかわかりません…。
知人などの紹介であれば、会社のリアルがわかるので失敗はありません。
私の勤めている会社でも紹介入社がほとんどです。
ハローワークなどの求人、求人サイトなどを利用することもよいのですが、その場合は、いつも何度でも求人しているような会社は注意してください。
それだけ人が辞めてしまうということですし、働きにくい会社という可能性もあります。
もし給料面や働く時間、休みたい日の交渉などしにくい方は転職エージェントに相談するのも良いです。
入るか入らないか分からない会社にいちいち面接にいくのも嫌だなぁって方にもエージェントなら希望に近い会社を探してくれ交渉までしてくれます。
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運送会社の事務はやりがいもある楽しい仕事!
私は、今の運送会社で働くのは3社目です。
今まで働いてきた環境に比べて、働きやすく楽しい、やりがいもあるのでとても気に入っています。
会社によって働き方や仕事内容は様々かもしれませんが、運送業界は奥が深く、これから先の将来も色々な可能性があり、仕事を楽しめる職業だと思います。