”よしっ!この運送会社のトラックドライバーになろう!”
そう意気込み「これを天職とする」といった思いの下で運送業界へ足を踏み入れる、もしくは転職などされてる方が殆どかと思われます。
しかし現実では「こんな筈ではなかった…」という思いでまたそこから転職を考えてしまう方も多く、その理由の殆どが収入面においての事情とされており、今その様な方から最も関心を持たれてるのがそれぞれ業種別にある収入データです。
今回その様な方への参考として、運送会社別の給料ランキングをテーマとして解説してきます。
その中で「運送会社」や「物流会社」、「宅配会社」や「引っ越し会社」までそれぞれの平均年収がいくらか調べてみたいと思います。
運送会社の給料ランキング一覧
運送や物流関係、このような業界では特に運送会社でのドライバー不足が近年でも深刻化しており、その分この手の求職者にとってはある意味チャンスと言えます。
就職や転職をするなら業務内容も大切ですがもっも重要となるのは「収入」ですよね!
ここでは敢えて各運送会社での概要などは省き、シンプルにまとめたものとして以下を運送会社別での年収ランキング10位迄で記しております。
1位(ヤマトHD) ……………………………………… 880万円
2位(日本便政)………………………………………… 770万円
3位(日立物流)………………………………………… 750万円
4位(近畿エクスプレス)……………………………… 740万円
5位(セイノーHD) …………………………………… 720万円
6位(丸全昭和運輸)…………………………………… 640万円
7位(SBSホールディングス) ……………………… 630万円
8位(丸運)……………………………………………… 620万円
9位(日清)……………………………………………… 610万円
10位(日本通運) ……………………………………… 600万円
現時点でのランキングは上記のようになりました。
運送会社の平均年収はいくら?
運送会社での基本となる業務は運賃を貰い荷物を運ぶ仕事であり、その作業員としての代表格となればトラックの運転手となりますね!
運送会社の規模を「ある程度まで」とし、トラックドライバー達が得る年収を全体的な平均値で見てみると「およそが380万円程」とされております。
やはり「余程の大手」に就かない限りは少ない年収のイメージはありますね…
ただ運送会社によっては雇用形態や業務内容など、さまざまにある条件の組み合わさり次第で個人個人の収入に大きな差も出ます。
物流会社の平均年収はいくら?
上記の運送会社に続き同じ業務内容と思われがちでありますが、物流会社の場合では荷物を運ぶ事以外に倉庫内での加工や梱包に加え、商品保管から受注に応じて必要な分を各地に送り出す業務がメインとされます。
輸送業務以外での主な作業項目では
■荷物の保管
■荷役の作業
■流通の加工
■梱包の作業
となっております。
その物流会社での全体を平均値としてみた年収額はというと約390万円と言われております。
運送会社よりかは「業務内容が多い分の差額」として見てもやはり少ないですね…
宅配会社の平均年収はいくら?
続いて輸送関係の中では「一般と接する事によって仕事が成り立ってる」とも考えられる宅配会社であります。
宅配会社での基本となる業務は小さな荷物の輸送であり、その中でメインとなるのが一般の個人宅(企業宛も含む)への配達業務とされております。
これらは殆どの方にとっても馴染みのある環境と言えますね。
そんな宅配会社での平均年収は「およそで370万円」と言われており、物流会社に比べればかなり少ない額と見れますが「荷物単価」などを考慮し、自身が取る「作業効率次第」では収入を上げれる業種でもあります。
引っ越し会社の平均年収はいくら?
作業員の殆どがアルバイトと言ったイメージを持たれている引っ越し会社。
私も過去にアルバイトでお世話になりました。
ただ、力仕事としての作業においては概ねアルバイトで補われておりますが、やはり技術が求められるトラックの運転業務はとなれば熟練した正社員が全て行なっておりますね。
そんな正社員達の平均年収はと言えば「370~375万円」となるようです。
ただ引っ越しでの業務は「繁忙期と閑散期」で給与の差もかなりある事から、「安定の収入を求める人には正直向かない業種」と言えますね…
年収の高い運送会社の求人や探し方のコツ
運送業界は人手不足で転職するなら今がチャンスです。
ドライバーが会社を選べる状況になっています。
しかし数多くの運送会社がある中で、自分に合う会社を探すのは至難の業です。
なのでプロのアドバイザーに相談しながら進めたほうが安心です。
そこで良い会社を見極めるコツがエージェントの活用です。
今エージェントからのドライバーへの転職が急増しています。
その理由は給料や労働条件、福利厚生などを事前に確認し交渉までしてくれるからです。
あなたの条件に合った企業であるという前提で面接に望めます。
いちいちその都度面接に行って自分で確認する手間が省けます。
またお金の話や休日、仕事内容など自分の条件を交渉しにくい方にもおすすめです。
【エージェントへの依頼具体例】
- 給料は手取りで40万円以上欲しい
- 土日は休みたい
- パレット輸送の多い会社を探して欲しい
このような条件で探してほしいと伝えるだけでオッケーです。
運送会社を探すならリクルートエージェントが1番おすすめです!
リクルートエージェント業界最大手で求人数と実績が日本で一位です。
また大手や人気のある運送会社は非公開求人になっている場合が多いです。
あなたがいくら探しても求人が出てこないのは非公開求人になっているからかもしれません。
リクルートエージェントは非公開求人数が業界一位です。
お目当ての運送会社が隠れているかもしれません。
情報収集や自分の条件に合った会社を探している方はご利用ください。
まとめ
近年での「巣籠もり事情」もあって、確実に売り上げを伸ばし続けてるネットショッピング。
それにより特に運送・物流・宅配へと需要も増してる事からこの先での人員不足も予想されます。
今回での検証データは「あくまで現時点での情報」でありますが、他の業種であっても求職者は日々増え続ける傾向にあり、今伸びしろを見せているトラックドライバー事情においても今後の幾度とない求人チェックが必要となります。
運送会社への就職や転職は少なくとも2021年現在、それほど難しくはないとも言われておりますが、決して甘く見てもいけません。
そして何より重要となるのが「善は急げ」でないでしょうか。