もとの本社が大阪に置かれていた事で、関西市民には物流企業としては比較的馴染みのあるセンコー物流。
今回はセンコーのドライバーは稼げるのか、給料や演習、給料明細について解説していきます。
ヤマト運輸や佐川急便ほど名は知られていませんが大手の運送会社です。
どんな会社なのか、仕事内容、評判や口コミなども併せてみていきます。
センコーの会社概要とは
センコーは元々はセンコー株式会社として大正5年に大阪府大阪市に本社を置くことで海運業者として設立されました。
のちにセンコーグループホールディングス株式会社(SENKO GroupHoldings Co.,Ltd)として1946年(昭和21年)7月20日東京都江東区潮見に設立。
従業員数は約1万4000人を誇る日本の大手総合物流会社です。
企業の事業内容としては国際物流や総合物流サービス、国内外の物流センターなどから一般的な物流までバラエティーに富んだサービスを中心に運営しています。
センコードライバーの給料や年収はいくら?
年代別平均月収はこちら
20代までは約30万円
30代までは約34万円~36万円
40代までは約40万円~45万円
50代までは約48万円
60代までは約32万円
年代別平均年収はこちら
20代までは約431万円
30代までは約451万円~446万円
40代までは約520万円~596万円
50代までは約659万円
60代までは約419万円
このような数字となります。
こうして見ると月収と年収ともに50代までが比例した「頭打ち」となってるのがよく分かります。
センコードライバーは給料安い?
センコードライバーの年収は400万~450万円とされており給料は25万~30万円となっています。
賞与は年3回で1回につき20万~40万円となっています。
一般的な物流ドライバーの平均年収は350万~450万円人されており給料は25万~35万円とされています。
賞与は年2~3回で1回につき30万~50万円とされています。
一般物流ドライバーの給料とセンコードライバーの給料を比較してみるとセンコードライバーの給料は高いと言えるでしょう。
センコーのリフトマンの年収はいくら?
参考までにセンコーのリフトマンの給料も調べてみました。
センコーのリフトマン及びフォークリフトオペレーターの年収は250万~300万円となっており給料は15万~25万円となっています。
賞与は年3回で1回につき10万~20万円となっています。
会社の構内での作業なのでトラックドライバー等の給料と比較するとやはり少なくなってしまいます。
しかし一般的なリフトマンの年収は約300万円となっているのでリフトマンとしては平均とほぼ同等の給料と言えるでしょう。
センコードライバーの給料明細とは
次にセンコードライバーとして働く24歳男性正社員の給料明細をもとにした例を、
以下に書き記しました。
(新卒入社3年未満で2014年度在職時の24歳男性正社員)
●月給●
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基本給 時間外手当 役職手当 資格手当
190,000円 50,000円 0円 0円
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住宅手当 家族手当 通勤手当 その他手当 月給合計
0円 0円 0円 30,000円 270,000円
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●賞与●
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定期賞与(2回計) インセンティブ賞与 決済賞与(1回計) 賞与(ボーナス)合計
700,000円 0円 150,000円 85,0000円
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●勤務● ●年収●
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総残業時間 サービス残業 休日出勤 所定労働時間
月40時間 月0時間 月0日 1日8時間 409万円
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■基本給 190,000円
■時間外手当 50,000円
■時間外手当以外の手当 30,000円
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※みなし残業制度:なし
この明細を見ても分かりますが、多くの大手企業ではインセンティブで稼げるパターンも多いですが、センコーではその形態がない代わりに「決済賞与」という臨時収入がある事により、社員とってもモチベーションアップにも繋がりますね。
センコーは給料が安い?
センコーに勤めている人の給料に対する口コミを見ていると、『他の会社よりも多いと思う』といった意見や、『悪くはないしむしろ良い方では』と給料の高さを評価している声もある中で『基本給が少ない、低い』『営業所によって変わる』という意見もありました。
ただ、残業もわりと多いようで残業ありきの給料という声もあります。
部署や営業所、職種によっても変わるので一概に安いとも高いとも言えないですね。
センコードライバーの仕事はきつい?
センコードライバーは業種としては様々でありますが、主な事業内容としては住宅資材の運搬とされています。
その運搬業務を例とした基本的な仕事の1日の流れを簡単に見ていきます。
7時30分
⇒ 出発前の安全点検としてトラックの歯止めをして燃料やバッテリーの点検を行う。
10時30分
⇒ 住宅建設現場に到着し、施工現場の手順に応じてその日に必要な資材等を適切なタイミングにて現場に届ける作業に入る。
11時00分
⇒ 施工現場にてクレーンによる荷下ろし作業を開始し、作業が終了すると翌日分の積み込みの準備に入る。
15時00分
⇒ メーカー倉庫にて住宅資材の積み込み作業に入り、ワイヤーによる玉掛け作業などで作業終了すると帰宅。
とこのように基本的なことは全て機械によるクレーン作業であり、力作業などの労力は殆どと言っていいほどありません。
ですがほぼ現場での作業である事から作業工程が全て現場次第となる場合も多く、かなりの割合で作業時間をロスするのがドライバーにとってかなりのストレスとなるキツさもあります。
センコードライバーの評判や口コミとは
まず給料について基本給では決して高くないものの、ボーナスは年3回とトータルすればごく普通でありますがやはりベースアップの金額としては低い為、長期的に見ても昇給は難しいとの事。
それから特に多かったのでは、現場は現場の人間同士のコミュニケーションがよく取れてる反面、事務所と現場のコミュニケーションが取れてないという事が問題視されており、事務所の人間が現場を理解しなさすぎている事で無理難題を押し付ける現状が多いようです。
という具合に評価として殆どが、給料面から会社全体への不満につながる口コミとなっていました。
センコードライバーへの転職を成功させるコツ
給料面や会社内でのコミュニケーションなど、どこの企業でも問題視されてる事柄は、必ずどこの企業でも問題としてそれぞれの従業員に生じてくる物であります。その会社が持つ「方向性」や「理念」に対して自身がいかに会社のことを理解し、少しでもその会社に対しての敬意があれば必ず企業というのは従業員へ還元していきます。
転職は「インプット(習得)」と「アウトプット(実行)」が最も大切であり、このような思考が転職を成功させると思われます。
センコードライバーのもっと詳しい情報収集や求人はこちら
センコードライバーの実際の給料や年収、募集要項などもっと詳しい情報が見たい、もしくは実際に転職を考えている方は「エージェント」の利用がおすすめです。
転職に関しても最近の運送業界ではエージェントからの転職が主流になってきました。
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これは企業が採用情報をあまり外部に漏らしたくないのとエージェントからの紹介者のみに対象者を絞って対応の手間を省きたいからです。
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登録したからといって絶対に転職しないといけないわけではありません。
アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は、国内のサービスにとどまらず、国際物流サービスも幅広く事業展開しているセンコー株式会社のドライバーについて、給与事情や仕事についてまとめていきました。
それぞれの会社にある長所や短所、それは世の中に点在する運送会社には必ずあり、このセンコーという運送会社にも言える事です。
今回の記事によって会社の事情としての「粗探し」をするのでは無く、ぜひ自身を未来に向けることへの「参考書」として見ていただきたいです。