一昔前までは様々な企業にて、当たり前のように問題視していた雇用問題…
労働に於ける環境や待遇など、主に働き手側からの評価という観点でもホワイト企業としての定義はあって無いようなものです。
では運送会社の場合ではどうでしょう…
今回では評判が良いとされてる運送会社を軸に、ホワイト企業とされる特徴などを踏まえながらでランキング別に見てみましょう!
全国に6万社近くある運送会社。
入社する会社によって給料や年収、労働環境は大きく変ります。
人生が変わると言っても過言ではありません。
しかし、そんなにたくさんある運送会社から自分に合った会社を探すにはどうしたらいいのでしょうか?
最も簡単な方法は「転職エージェント」の活用です。
以下の記事では、ドライバー歴30年の私が実際に10社のエージェントを使ってみた感想をまとめてみました。
ドライバーへの転職で最強に良かったエージェントはどこだったのか?
ぜひ確認してみて下さいね。
評判のいい運送会社の特徴とは
運送会社と言えば残業は当たり前の上に拘束時間が長かったりと、一般的にもあまり良いイメージが無い労働環境とも言われてます。
ただ近年では「労働環境改善への急速な動き」という事もあり、ホワイト企業としての評判が良い運送会社も増えています。
評判のいい運送会社で見られる主な特徴
- 保有台数が多い事に加え、その殆どが新車である
- ドライバーの人数を十分に確保している
- 安全面に於ける装備や環境を充実させている
- 請負契約としていない
- 取引先としての荷主が優良企業である
- 事務所の雰囲気が明るく、人間関係も良好である
- 大手である
年収の高い運送会社ランキングは
現代でも企業の多くが人手不足を問題視してる事に並び、運送業界にとっても人員不足が深刻な問題となっています。
その為か給料が高く設定されてる運送会社でも、求人情報としての案件は以前に比べてある程度見つけ易い状況にもなっています。
以下では運送会社での平均的な年収を企業毎でリサーチし、それらを10位までのランキング形式でまとめてみました。
1位:ヤマトホールディングス(平均年収880万円)
2位:日本郵政(平均年収770万円)
3位:日立物流(平均年収750万円)
4位:近畿エクスプレス(平均年収740万円)
5位:セイノーホールディングス(平均年収720万円)
6位:丸全昭和運輸(平均年収640万円)
7位:SBSホールディングス(平均年収630万円)
8位:丸運(平均年収620万円)
9位:日新(平均年収610万円)
10位:日本通運(平均年収600万円)
日本一給料の高い運送会社はどこ?
日本で最も給料が高い運送会社は、上記nランキングでもありますように「ヤマトHD」です。
ヤマトHDの平均年収は約880万円とされており運送業界の中でもトップクラスの給料となっています。
なぜヤマトHDの給料が高いのか?その理由は業績とサービスの質にあります。
ヤマトHDは国内外で幅広い物流サービスを提供しています。
この業界のまさにトップ企業です。
特に宅配便サービスの「クロネコヤマト」は高い評価を受けています。
また、ヤマト運輸はその配達スピードの速さには定評があります。
これらの要因が、ヤマトHDの業績に繋がり、そしてさらに高い給料へと繋がっています。
ヤマトHDの平均年収は約880万円ですが、これは全社員の平均値であり、職種や経験年数により年収は異なっています。
例えば、運転手の初任給は月給25万円以上です。
経験やスキルによってここからさらに上がっていくシステムです。
また、ヤマトHDは社員のスキルアップを奨励しています。
免許取得支援などの制度もあり、かなり充実していると言えるでしょう。
運送業界で高い給料を得たいのであれば、ヤマトHDが最もおすすめです。
運送業界では年収60万円アップなんて実は簡単にできます。
以下の記事では運送業界歴30年の私が実際に年収で240万円アップした方法をご紹介しています。
必見の記事ですので、ぜひ参考にされてくださいね。
勤続年数の長い運送会社ランキングは
平均年収との関連性と同様、給与待遇が良い運送会社であれば離職率は必然的に低くなり、勤続年数も長くなると考えられます。
労働条件としての良さは居心地の良さと比例しており、その居心地が勤続年数へと直接影響すると見られてます。
以下では運送業界での勢力的とも言える企業規模を基に、勤続年数の長さを10位までのランキング形式で並べてみました。
1位:ヤマトホールディングス(勤続年数:30.2年)
2位:トナミホールディングス(勤続年数:23.5年)
3位:日立物流(勤続年数:20.0年)
4位:タカセ(勤続年数:19.6年)
5位:阪急阪神ホールディングス(勤続年数:19.4年)
6位:日本郵政(勤続年数:17.9年)
7位:セイノーホールディングス(勤続年数:17.9年)
8位:新潟運輸(勤続年数:17.4年)
9位:丸新(勤続年数:17.0年)
10位:丸全昭和運輸(勤続年数:16.9年)
運送会社のホワイト企業ランキング一覧
ホワイト企業の見分け方としては「残業」や「平均勤続年数」での度合い、あと離職率の低さも判断基準の要素となっています。
「実際に関わらなければ分からない実情」もあってか、近年の求職者事情に於いても事前調査する傾向にあるようです。
以下に於いてはこれまでに記してきた内容を基に、運送会社をホワイト企業としてのランキング10位ででまとめてます。
1位:日本郵船
2位:ヤマトホールディングス
3位:阪急阪神ホールディングス
4位:日立物流
5位:日本郵政
6位:近畿エクスプレス
7位:SGホールディングス
8位:センコーグループホールディングス
9位:カンダホールディングス
10位:セイノーホールディングス
ホワイト企業の逆→ブラック企業に関してまとめてみました。
詳しくはこちらの記事からご確認ください。
物流会社のおすすめ大手ランキング一覧
物流会社とは主にトラックなどでの荷物輸送に特化している運送会社とは異なり、荷役から配送までの総合的な業務を担っています。
運送会社でのホワイト企業とした視点と並び、物流会社に於いても労働環境や待遇により、受ける評価もそれぞれで異なるでしょう。
そんな物流会社をおすすめとされてる順位で振り分け、大手としてのランキング形式にて以下に一覧でまとめております。
1位:日本郵船
2位:日本通運
3位:ヤマトホールディングス
4位:SGホールディングス
5位:アルプスアルパイン
6位:日立物流
7位:日本水産
8位:セイノーホールディングス
9位:ニチレイ
10位:山九
まとめ
運送会社の規模を始め、それぞれある社風によっても評価対象は異なります。
ホワイト企業の見極めを勤続年数の長さから離職率の低さで見るものの、結局は個人の価値観によって判断する基準も前後します。
口コミや他人による評価などに依存せず、自身にとっての必要性を重視した見極めで判断し、最良な運送会社選びへと繋げましょう!