朝刊配達は、大変な仕事のイメージが強いですよね。
早朝、毎日、雨の日も風の日も雪の日も…「雨ニモマケズ風ニモマケズ」って、宮沢賢治かっ!とつっこみたくなりませんか。
その割に、給料はどうなの?と思われる方は多いと思います。
実際私が勤務していた時期が、5~6年前なので、現在とは相場は変わっていると思います。
みなさんの記憶をさかのぼっていただき、参考にしてもらえればいいかなと思います。
それでは、朝刊配達の世界へようこそ!です。
朝刊配達の給料や平均年収はいくら?
最初にぶっちゃけてしまえば、めちゃくちゃ高単価という訳ではありません。
私の場合、月約48,000円だったので、単純に48,000÷30=1,600が日給。
慣れた頃には、ほぼ2時間程度で仕事を終えられていたので時給800円というところでしょうか。
またこの金額は、配達部数に比例したものではなく、配達距離を基準に考えられた金額でした。
私は、販売店から大体10~15km圏内で80~90部を担当していました。
例えば、同じマンションで30部配達し、その隣のビルで30部、またその向かいのビルで30部合計90部の配達とは、同じ90部でもかかる手間も時間も全く違います。
その辺は不公平感がないようにと、距離で計算された給与だった訳です。
あと通常は、販売店のスクーターでの配達でしたが、雪が降り積もり、バイクが無理な場合はマイカーでの配達だったので、別途ガソリン代の支給もありました。
朝刊配達は給料安い?
先の見出しで記したように、私の月給は約48,000円でした。
時給800円、これを安いとみるか、まあまあ納得と思うかは、みなさんの考え方次第かなと思います。
私の場合、日中の仕事があり、夕方・夜は子どもの送り迎えをしなくちゃいけない。
土日も子どもの送り迎えや大会で時間が取れない。
でも、収入を増やしたい。
でも、特別すごいスキルや資格がある訳でもない。
という中で子どもの負担にもならず、仕事、家庭の両立も可能な、早朝の2.3時間の朝刊配達はベストな選択でした。
ただ「お金が欲しい」「時給安いし」と言っているだけでは、入ってきません。
たかが800円、されど800円。
やるかやらないかは、本当に考え方次第ですね。
朝刊配達は何時から始まる?
私の場合は、3時から5時くらいまでの配達でした。
配達開始時間の指定は特にありませんでしたね。
ただ、朝刊なので、みなさんが読み始めるであろう時間帯、遅くても6時過ぎまでには配達が終わるようにと言われていました。
最初のうちは、配達にも準備にも時間がかかったので、準備に30分、配達に2時間で、少し余裕を持たせる為に3時間かかると想定。
6時から逆算して、3時出勤を自分で決めました。
結局、そのまま3時出勤が定着した感じです。
朝刊配達の仕事は掛け持ちできる?
実際、私が出来たので、日中の仕事と朝刊配達の掛け持ちは可能です。
ただ、事前にどちらの職場にも了解を得ておいた方が間違いないでしょう。
幸い私は、朝刊配達で事故もケガもなかったので良かったのですが、事故に遭わないとは限りません。
もし万が一の時に、伝えていなかったリスクを考えると事前申請は大事だと思います。
また、私は伝えていた事で、職場の仲間に色々気遣ってもらえる事があったりしてすごくありがたかったですよ。
朝刊配達のメリットデメリットとは!
メリットは、私の中でただ一つ「私のライフワークに合っていた」の一言です。
日中の仕事、家事、子どもの送り迎えやスケジュール、全てを犠牲にしないで収入を増やす、ベストな選択が、朝刊配達だと思いました。
デメリットは、眠いという事かな。
早朝からのフル活動だったので、とんでもない睡魔に襲われる事が度々ありました。
睡魔との死闘です。
時々、記憶が飛ぶ恐ろしい事があったりしたので仮眠をちょこちょこ入れていました。
体力勝負な面があるので、自信がある方は是非!
朝刊配達の志望動機の書き方や面接のポイント
やはり、履歴書は面接時に持参しないといけません。
書き方のポイントと言えば、原付や自動車免許があるかどうかでしょう。
自転車配達や徒歩、ランニングが可能な販売店もあると思うので、事前の問い合わせで確認してみて下さい。
また、自宅から販売店が近いかどうかもポイントになるかと思います。
面接でのポイントは、真面目かどうか、責任感があるかどうか、仕事は毎日出来るか、無理であれば週何日出来るかをはっきりと伝えられる事。
継続して出来るかもポイントです。
やっぱり、朝刊配達は大変なイメージがあって、なかなか応募も少ない感じなので販売店にとっては長く真面目に続けてくれるであろう人を求めていると思います。
まとめ
特別なスキルや資格も不要で、毎日の仕事ではあるけれど朝2~3時間で終わる朝刊配達はそんなに悪い仕事ではないと思います。
朝が早ければ、一日は長い。
終わった後に色々な事が出来る時間も取れます。
「早起きは三文の得」みんなが知らない綺麗な星空や空気、朝焼けも一人占めできます。
それでも、雨の日、風の日、雪の日、休まず新聞を届けてくれる配達員さん。
見かける事があれば、ちょっとだけありがとうの気持ちを持ってくれると嬉しいなと思います。