荷物が積み上がったら必ずラッシングをすると思います。
このラッシングにはパーとベルトがありますが、しっかりと荷締めをすることで走行中の荷物事故を防ぎます。
しかしこのラッシングですが運転中に外れることが稀にあり悲惨な目に会うこともあります。
この記事ではラッシングバーの正しい使い方や荷締め方法と注意点についてご紹介しています。
ラッシングとは
通常ラッシングとは荷崩れ防止のためにバーやベルト、チェーンやロープなどを使ってしっかりと荷締めをすることです。
このラッシングは非常に重要な最後の作業になります。
ラッシングが中途半端だと運行中に荷物の転倒や荷崩れの原因になります。
ラッシングバーの正しい使い方とは
ラッシングバーとは棒状のバーのことでラッシングレールに引っ掛けてにも角に荷締めをします。
このバーは外れることもよくあり注意しないといけません。
使い方はいたってシンプルですがレールに引っ掛けた後にしっかりとロックされているかを確認しましょう。
このロックが中途半端だとラッシングバーはすぐに外れてしまいます。
また荷物もしっかりときれいに壁を作った状態でバーを当てないとあまり意味がありません。
なるべく荷物の最後部がラッシングバーにしっかりと当たった状態で固定するようにしましょう。
荷物事故を少しでも防ぐにはコンパネを立てるのも良い方法でしょう。
注意したいポイント
・しっかりとバーがロックされているかを確認すること
・しっかりと壁を作ってからバーを当てること
・コンパネを立てるとなお良し
この3点が非常に重要なポイントとなります。
ラッシングベルトであれば壁がしっかりと作れなくても対応できます。
またほとんどのドライバーがラッシングバーを2本以上持っていると思いますが、1本だけではなく2本以上ラッシングを取るようにしましょう。
トラックのコンパネの使い方とは!
ラッシングも大事ですがコンパネも非常に大事です。
コンパネとは、コンクリートパネルの略です。
荷物を積み込んだ後にその荷物が動かないよう固定する間仕切りのようなものです。
ベニヤ板を使用することが多いですが、最近では衛生面からプラスチック製のプラパネを使う事も多くなってきています。
トラックで使うコンパネは主にベニヤ板が多いです。
これはラッシングベルトと同時に使うことで荷崩れを防止する役割をしています。
パレット輸送の時は必ずコンパネを荷物と荷物の間に挟みましょう。
最後に
この記事ではラッシングバーの正しい使い方や注意点をご紹介しました。
荷物を安全に運ぶにあたってラッシングバーやラッシングベルトは非常に重要な役割を果たします。
私もラッシングバーが外れて痛い目にあったことが何回もあります。
ラッシングは2カ所以上取るようにしているし、ロックがかかっているかの確認もしっかりとするようにしています。
そうすることで荷物事故のリスクを少しでも減らすことにつなげています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。