働き方にも多様性が求められるようになってきた昨今、個人事業主として軽貨物の輸送ドライバーの仕事をする人が増えてきています。
軽貨物ドライバーとして働くことができる会社やサービスは広がってきていますが、その中でも今回は軽急便についてご紹介していきます。
軽急便の評判や年収など、リアルな口コミも交えてまとめていきますので、これから軽貨物ドライバーの仕事をしようと考えている方、軽急便に興味があるという方はぜひ参考にしてみてください。
個人事業主ドライバーになる方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています。
軽急便株式会社の概要
軽急便株式会社とは1983年に創立、1986に設立された貨物軽自動車運送事業・労働者派遣事業・自動車、部品などの販売・損害保険代理店業などの事業を行っている会社です。
軽急便株式会社は本社を名古屋市中区に置き、日本全国に支店・営業所があり、100名以上の社員が在籍しています。
軽急便ドライバーの年収や収入は
軽急便ドライバーの平均年収は350万円~400万円ほどとなっております。
軽急便ドライバーは働いたら働いた分だけ給料が支払われますので、ドライバーによって稼げる人と稼げない人がいます。
軽急便ドライバーは荷物の量や重さではなく、運ぶ距離に応じて報酬が支払われます。
軽急便の本社がある名古屋を中心として距離単価の例を挙げておきます。
・約20kmまでの市内配送1件4200円
・大阪まで約180km24300円
・東京まで約350km41300円
となっておりますので、市内配送で件数をこなすか大阪や東京までの長い距離を運ぶことで単価を上げるなどして、高収入に繋げます。
軽急便の評判や口コミとは
・取引先・運ぶ荷物が様々で、広い分野で物流という形で社会貢献ができる
・軽トラック・軽バン1台で個人事業主として働くことができる
・サラリーマンよりもかなりきついけれど、楽しさもあった
などの口コミが目立ち、評判は悪くないように思えます。
トラックドライバーや個人事業主ドライバーの口コミはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
軽急便はやばいって本当?
軽急便がやばいと言われる理由は、ドライバーが支払う費用が多いことからでしょう。
・加盟金20万円
・指定車両代120万円~200万円
・任意保険料、年14万円~
・貨物保険料、年1.5万円
・ユニフォームなどの開業関係品費用6万円~7万円
これに加えて売上額の14~16%の売上手数料が差し引かれます。
加盟金なしで車ひとつあれば始められるAmazonフレックスなどと比較すると、余分な費用があるように思えますよね。
アマゾンフレックスに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
軽急便はやめとけ?
軽急便はあまりおすすめしません。
現在軽貨物ドライバーとして働くことができる会社、サービスはかなり多いです。
その中でも加盟金や保証金、研修費用などが0円のところもたくさんあります。
そんな中で、高額の加盟金などの開業費用を払ってまで軽急便で働くメリットはないように思えます。
軽急便以外の軽貨物委託業者を探す方法はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗個人事業主ドライバーに転職するコツや求人募集の探し方はこちらから!
軽急便のメリットとは
軽急便のメリットをいくつかご紹介します。
・収入は完全出来高制で自分の頑張りが給料に直接反映される
・顧客は上場している法人有力企業が中心なので安心
・運賃の回収・請求などは軽急便の会社がやってくれる
・荷主からの運賃の支払いがなかった場合、軽急便の会社が全額保証してくれる
・副業として働くことができる
・車ひとつでできるので出社する必要がない
・新人ドライバーにはベテランドライバーの横乗り指導があるので未経験でも安心して始められる
軽急便の開業方法は
軽急便ドライバーの開業の流れ
公式ホームページから応募 ⇒ 一次審査を兼ねた開業説明会への参加 ⇒ 横乗り実務体験 ⇒ 運転技能確認 ⇒ 二時審査の面接
これに通過して初めて入会手続きに進むことができます。
それから、
契約締結 ⇒ 車両・開業用品の発注 ⇒ 加盟金の納入 ⇒ 運輸支局な届出を提出 ⇒ 軽急便の車が納車 ⇒ 任意保険・貨物賠償責任保険の契約
ここまで進むとあとは座学1日、実務3日の研修を受けて開業となります。
まとめ
先に述べた通り、軽急便は頑張って働いたら働いた分だけ報酬が支払われる完全出来高制です。
そのため、バリバリ働いて稼ぎたいと考えている人にはぴったりの仕事と言えます。
ですが、完全出来高制の軽貨物ドライバーは他にもたくさんあります。
今回の記事を参考に、自分に合った働き方を見つけてみてください。