観光バスの運転手って仕事で旅行や観光ができて楽しそうな仕事だなぁ。
バスガイドや、乗客との出会いがあるのではないか。
なんて、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな観光バスの運転手の仕事内容とはどんなものなのか、給料は高いのか、必要な資格はあるのかなどの情報をお伝えしていきます。
これから観光バスの運転手として働こうと考えている方はぜひ参考にしてください。
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観光バスの運転手とは
観光バスの運転手とは、主に大型の観光バスで、旅行会社などが決めたコースや目的地に観光客を連れて行く仕事をしています。
また、大勢のお客様を乗せて運転をすることになりますし、日本全国どこでもいきますので、かなり高度な運転技術が求められます。
観光バス運転手の一日の仕事内容は
その日のコースの時間に合わせて出勤し、アルコールチェック、運転免許証の確認を済ませ、その日運転する観光バスの点検を行います。
そして、点呼を行い、その日のコースの確認、交通状況や体調の確認も行います。
そして、お客様を迎えに出発をします。
日帰りの場合は、お客様を観光スポットまで乗せて行き、少しの間バスでゆっくりしたり観光スポットを散策しながらお客様を待ちます。
観光が終わり、バスにお客様が戻ってくるとまたお客様を送り届けて、会社に戻り、洗車や給油を済ませて、明日の仕事内容の確認をしてから、帰宅すると言う流れになります。
泊まりのコースの場合はこの仕事に宿泊の時間が追加されますね。
観光バス運転手に必要な資格は
観光バス運転手は、貨物ではなく、乗客を運ぶ仕事ですので大型二種運転免許が必要になります。
観光バス運転手は未経験でも大型二種免許さえあれば採用してくれる会社もありますが、やはり大型免許を取得しており、大型バスや大型トラックの運転経験がある方が有利でしょう。
観光バス運転手の仕事はきつい?
観光バスの運転手はプライベートの時間を大切にしたい人にとってはきついです。
観光バスの運転手は休日が少なく週休1日なんて会社も多いです。
さらに宿泊を伴うコースも多いため、どうしても仕事をしている時間が長くなってしまいます。
そのため、趣味などに充てる時間がほとんどありませんので、ドライブや旅行が趣味だという人にとってはこれ以上ない仕事ですが、ドライブも旅行も好きではないという方にとってはきつい仕事となっています。
ですが、観光バスの運転手はきつい分、魅力もあります。
観光バスの運転手はお客様と同じコースを回るため、会社のお金で温泉に入れたり、美味しい食事を頂いたり、日本各地の観光もできます。
旅行が好きな人にとっては、仕事の合間とは言え、お金を払わずに旅行ができるというのはかなり魅力的だと思います。
観光バス運転手の給料や年収はいくら?
観光バスの運転手の年収は約400万円ほどとなっていますが、会社によっては年収500万円以上稼げたり、逆に年収350万円ほどだったりと、同じ観光バスの運転手でも働く会社によって給料の幅が広いのが特徴的です。
また、大企業よりも小さい会社の方が給料は高い傾向にあります。
観光バス運転手に向いている人は
観光バス運転手に向いている人を解説します。
まずは、人を楽しませるのが好きな人でしょう。
観光名所をお客様が車内でも楽しめるように、速度を最適な速度に落としたりできると、お客様は更に喜んでくれます。
また、責任感が強いひとも。観光バス運転手に向いていると思います。
時間を厳守しながら絶対に事故が起きないように安全運転をし、安全にお客様を指定の場所まで連れて行きます。当然のようで最初は難しい仕事ですし、制菌重大なので、責任感が強い人は向いているといえます。
観光バス運転手に向いていない人は
次に観光バス運転手に向いていない人も解説します。
1つ目は責任感が欠如している人です。
お客様を乗せている仕事、つまり人名を預かっている仕事なので、適当な運転をしてお客様に命の危険を感じさせるのは言語道断です。丁寧な運転を心がけることが出来ない人や、ふざけた運転を仕事中にするような人は確実に向いていません。
2つ目は集中力が弱い人です。
前述しているように、命を預かる仕事なので、運転にはしっかり集中することが大切です。
どれだけ安全運転を徹底していても、飛び出しや暴走運転など、何が起こるかわかりません。
どんな物事にも冷静な判断ができるほどの集中力を持っていないと、バス運転手の仕事は厳しいでしょう。
観光バス運転手の口コミや評判とは
観光バス運転手の仕事は運転や、旅行が好きでやっている人が多いため評判は良いですね。
いくつか口コミもまとめておきます。
良い口コミ
・大きいバスを運転するのが楽しい
・お客様に感謝の言葉をもらえる
・温泉に入れたり、観光やご当地グルメを楽しめる
・日本各地を走るため、道に詳しくなる
悪い口コミ
・家に居られる時間が短く、家賃がもったいない
・出勤時間がバラバラ
などがありました。
観光バス運転手の「あるある話」は
観光バス運転手のあるある話を、いくつか挙げてみましょう。
・狭い道や、雪道や峠道を上手く走行したときにお客様から拍手が起きることがある
・プライベートでバスに乗るときに運転をチェックしてしまう
・バスガイドの方と仲良くなり結婚に繋がった
・お客様が降りたあとゴミが散らかっていると自分の運転が不快だったのかと不安になる
などがありました。
失敗しない観光バス運転手情報収集や転職のコツ
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アドバイザーとしっかりと相談しながら自分に合った企業探しや情報収集をしましょう。
まとめ
ここまでに述べた通り、観光バス運転手の仕事は労働環境はあまり良くありませんが、運転をするのが好きだったり観光や旅行が趣味の方なら楽しみながらお金をもらえるということで、まさに天職と言えるでしょう。
そして観光バス運転手の仕事は毎日初めて会うお客様に乗車してもらうため、普通に生きているよりもたくさんの人と出会えるというところもこの仕事の魅力です。
しかし、運転や、旅行が好きなのは大前提として、一番大切なのは自分の命はもちろん、お客様の命とまわりの人の命も預かっているということです。
観光バス運転手の運転次第でお客様の旅は良いものにも危険なものにもなります。
これは、プレッシャーになりますが、やりがいにもなります。
自分の運転技術を過信することなく、安全運転と毎日の体調管理を徹底しましょう。