昨今の日本国内郵便事情と言えば、「一般郵便物」から「ゆうパック宅配便」など私生活で必要となる物流を支える日本郵便輸送。
その日本郵便輸送という会社の事から、ドライバーの給料事情について年収や給料明細を見ていきます。
あと日本郵便輸送ドライバーの仕事のキツさなども評判や口コミと合わせ、最後にドライバーへの転職を成功させるコツに触れてみます。
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日本郵便輸送の会社概要とは
設立年月が比較的に新しいとされる日本郵便輸送。
正式名称は「日本郵便輸送株式会社(Japan Post Transport Co.,Ltd.)」として2007年11月30日に設立し、国内の郵便事情を支える最も重要な存在として東京港区に本社を置き、従来の郵便および郵便物からゆうパック・ゆうメールといった郵便物関連事業の荷物を輸送としてる運送事業者であります。
資本金182億5千万円であり従業員数2,048人、会社全体での車両保有台数が2,564両としており売り上げ規模では、2019年度で1,212億円とされ、日本郵便輸送は日本郵政グループに属する企業「JP TRANSPORT」として、日本郵便株式会社の完全子会社として世に知られております。
日本郵便輸送ドライバーの給料や年収はいくら?
日本郵便輸送で雇用されてる従業員のほとんどが期間で契約されてる「契約社員」で成り立っており、そのため給与形態も時給制となってる社員が大半であります。
このような雇用形態の場合では、「基本時給」と「走行距離」に加え「各種残業手当」が加算された額が基本となります。
勤務する地域や配属先によっても時給額の違いがある他に「日当制」などもあるようです。
その金額は平均して、およそ920円から1450円までの時給幅となってるようです。
年収の場合は「正社員」もしくはドライバーの大半である「契約社員」とでかなりの差と幅も見られますが、契約社員では約270万円ほど。
正社員であれば360万円は超えて当たり前のようです。
日本郵便輸送の大型ドライバーの給料や年収はいくら?
大型ドライバーの年収は約300万円程度のようです。
しかしこの年収は入社3年未満の中途採用のドライバーの場合なので年齢や経験年数を考慮すると300万以上も十分に狙える金額でしょう。
社員さんの話によると民営化になってから年収が下がったとのことです。
労働時時間の制限により残業ができなくなり大幅に年収が下がったのも原因の一つです。
これは大手のドライバーが口をそろえて言っている現状です。
日本郵便輸送の大型ドライバー(路線)はヤマト運輸同様、カゴ輸送となっています。
路線ドライバーとしては、かなり人気の仕事です。
自社ドライバーになるのは難しいですが、多くのドライバーは庸車ドライバーとして日本郵便輸送やヤマト運輸に入り込んでいます。
またヤマトの仕事をしている庸車会社は人気があります。
こちらの記事では、そんな人気の庸車会社に入る方法を詳しくご紹介していますのでご覧ください。
日本郵便輸送ドライバー給料明細とは
次は日本郵便輸送ドライバーが手にする給料明細を見ていきたいと思います。
以下を中途入社3年未満の26歳男性契約社員の給料明細をもとに書き記して見ました。
(中途入社3年未満で2009年度在職時の26歳男性契約社員)
●月給●
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(支給) 基本給 諸手当など 残業代 残業時間
130,000円 3,000円 70,000円
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(控除) 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 住民税 所得税
6,401円 12,975円 1,038円 5,657円 2,828円
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総支給 控除合計 差引支給額
20,3000円 28,899円 174,101円
●賞与●
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定期賞与(2回計) インセンティブ賞与
120,000円 0円
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●年収● 220万円
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月給17,3000円の内訳
■基本給 130,000円
■時間外手当 70,000円
■時間外手当以外の手当 3,000円
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ご覧のように日本郵便輸送でのドライバーの多くが契約社員による時給制である事から、基本給に加えた諸手当・残業代などを含んだ合計がまとまった総支給額になることがわかります。
時給の上がり下がりは「年に2回」はあるようですが、判断基準としては交通事故・誤配・各種配送物のノルマ達成具合などとしてますが、結局は上司の判断次第のところも多いようです。
この給料明細においても同形態とした例になっており、やはり日本郵便輸送でドライバーとしての雇用形態では年収を上げることは難しいとされるのが良く分かります。
日本郵便輸送ドライバーの仕事はきつい?
日本郵便輸送でのドライバー業務は主に昼間のパレット配送となっているので、基本的には手積みなどはありませんので肉体的にはキツくないと言えます。
そのパレットでの荷物には企業依頼の物もありほとんどが郵便で扱いう荷物でありますが、中には冷蔵庫や重量が700kgもある大型の電化製品などもあるようです。
やはりその場合でもパレットでの積み下ろしとなりますのでドライバーの作業としては苦労することではないです。
ただこのような業務において、車両の大きさが8トン以下に下回ってくると、積み込む荷物の量はいつもの倍になるようですが、休日に関しても会社の労働規約に基づいて月10日~12日となっています。
以上から見ても一般的な運送会社にある労働環境と比較しても「肉体的に疲労も無く」、休みも比較的充実してる事から「労働条件としてはキツくない」と言えますね。
日本郵便輸送ドライバーの評判や口コミとは
仕事内容からしても肉体的な作業なども無く、休日も充実してるのでドライバーからの労働環境での不評や悪い口コミなどは特に見られません。
ただ経済的な観点で見ると事情は変わり、主な不満としては一番大きかったのが、正社員登用は有るが「正社員ドライバーとして職務につく立場」を得るのは極めて難しいという事であり、それらの不満には期間雇用の「契約社員」では、基本的に昇給あるいは将来的な安定は見込めないと言うことが主な背景にあります。
日本郵便輸送ドライバーへの転職を成功させるコツ
ドライバーへの転職の難易度としては正直そんなに難しい話ではなく、日本郵便輸送という会社でのドライバー業務自体も肉体的・精神的に過酷な内容でもありませんので、後々従業員として自身の活躍も期待できます。
先述してますが、日本郵便輸送株式会社へドライバーとして転職であれば「正社員としての登用」について難易度なども踏まえる事が最も重要とされます。
自身が将来的な観点で見た場合、この会社でドライバーとしての活動の場がどの様に持てるかや、どのような将来性を持つ事のができるかなどを見極める事こそが、のちに後悔しない事につながり、それこそが転職への成功をも導くと思われます。
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まとめ
今回はこのように日本郵便輸送でドライバーをされている従業員の方達の給料事情を中心に、仕事のことなどについてもまとめて参りました。
入社できればとにかく「安定」とイメージも業界などで根強く残ってはいるものの、現実は「契約社員」という条件の下という事も少なからずお分かりいただけたと思われます。
とはいっても世の中のドライバー関係者達が会社ブランドとして最も憧れ、国内において最も「輝かれる日本郵便業界の従業員」として働けるのであれば「選ばれし者だけの出世」という「しがらみを捨てる」という事もある意味必要ではないでしょうか。