国内にある自動車メーカーの中でもっとも古い歴史を持っており、2015年中の車両販売実績においては大型はもちろん、中型を含めて累積36.3％のシェアを誇っている「いすゞ 自動車」。
三菱ふそうや日野自動車に並び、日本を代表する大型トラック・バスメーカーとしては古くから認知度も高く、世間ではお馴染みの自動車ブランドとされております。
というわけで今回、そんな「いすゞ 自動車の簡単な概要」から「整備士として働く作業員の収入」についてをそれぞれ詳しく掘り下げ、加えて就職などへの参考としても「口コミや評判」を暴露したいと思います！
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いすゞ 自動車の会社概要
■正式名称：いすゞ自動車株式会社（いすずじどうしゃかぶしきがいしゃ）
■代表者：片山 正則
■資本金：406億4000（2021年度時点）
■従業員数：36,224名（連結）8,149名（単独）
前身となる企業時代（石川自動車製作所）からの換算では創業年が1916年、設立は1937年4月となっており、”一世紀を超える老舗企業” としながら現在も主軸である商業用トラック・バスの他、船舶や産業用エンジンなどの製造販売も手がけております。
社名である「いすゞ」の由来は伊勢神宮の五十鈴川であり、そもそもの経緯は「創業時に開発販売された車種名」から、のちに社名になったとされております。
その自動車産業としての長い歴史の中、かつては乗用車販売に力を入れていた時期もありましたが、90年代に入る頃からの経営不振を理由にトラック、バスの製造販売に特化する事となります。
いすゞ の整備士の給料や年収はいくら？
まず様々な求人情報を元に平均を出すと月給では約220,000円、年収においても全体の中間値に向けた換算で見た場合では約3,460,000円程となっております。
いすゞ自動車だけで見る年代別に分けたシミュレーション
■入社7年目34歳の給料イメージ → 年収445万円
■入社16年目37歳の給料イメージ → 年収475万円
■入社25年目49歳の給料イメージ → 年収600万円
その他9社ある国産メーカーに比べ、いすゞ 自動車整備士の給与待遇は中堅クラスでの平均収入額で見ても比較的良い傾向にあるとも言われてます。
いすゞ の整備士の賞与はいくら？
年間での平均賞与額は約977,000円と、およそでも100万円に迫る額となってます。
また支給日数においても、約5.1ヶ月という事から国産自動車メーカー全体との比較で見ても常に上位に挙がっております。
いすゞ の整備士の給料明細とは
次にいすゞ自動車にて一般整備を初めとする定期点検や、車検に向けた整備をメインに担当をしている勤務歴5年の23歳男性作業員の給料明細を以下に記しております。
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・基本給 ： 205,000円
・残業手当： 202,902円
・ボーナス： 880,000円
・社会保険： 38,526円
・資格手当： 2,500円
・住宅手当： 5,000円
・家族手当： 18,000円
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■額面年収■
4,094,000円
元ネタとしては実在する給料明細を参考とし、「あくまでアバウトなまとめ表」としておりますが、実状としての詳細は地域、作業として整備する車両の種類がトラックorバスかで給与額も多少前後するようです。
いすゞ の整備士の口コミや評判とは
「長めな残業時間」でもそれぞれ賛否分かれる部分があるものの、給与額（諸手当含む）、勤務形態、年間休日が多いなど、それぞれが持つ労働環境においても比較的評判は良いようですね。
この会社の整備士の皆さんは使命感を持つような仕事の取り組み方をされており、国内物流を支えるトラック業界、またバスなどを用いる観光業界へ向けた社会的責任などが個々のモチベーションにも繋がっているようです。
現在、いすゞ自動車で整備される車両はトラック・バス関連であり、その中で中心となるのが大型車両。
つまり大型車両で使用される各部品の多くが重量があり、その重い部品の取り扱いによって「体力的なきつさ」＝「返ってそれがやり甲斐」といった構図となるようです。
トラック整備士の求人募集や中途採用を調べるコツは
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まとめ
「残業時間が多い事への恒常化」に少々不満を持たれるも「給与」、「労働環境」、「104日ある年間休日」など、整備士業界全体の比較で見ても待遇は良い方だと私自身は思います。
ただ正直な意味合いとして、ここまである調査記事の内容というのは「ごく僅かな事柄」であり、実際に入社するなどして「関わらなければ判らない実状」もあるのです。
これはいすゞ自動車の整備士に限った事ではありませんが「物理的な待遇が良いがメンタルな部分に問題ある」、またその逆で「メンタルな部分で満足だが物理的に得るものが得れない」など順番はそれぞれ。
つまり世間的にも評判が良いとされてる「いすゞ自動車の整備士」であっても、避けられない事へのわきまえは必ず必要である思われますね… 私自身としても。