トラックの運行前点検は義務?ドライバーが最低限やっておきたい車両メンテナンスとは!

トラックの運行前点検

現代社会では自動車は理屈以上の存在であり、特にライフラインとも言うべき貨物トラックに於いては始業前点検なるものが必須となります。

日常で使用する乗用車を含め、特に業務車両のトラックであれば安全上の観点から、運行前点検はドライバーにとっての義務と言えます。

今回はトラックの運行前点検に対する心得から最低限見ておきたい車両メンテナンスの内容、加えて簡単なメンテナンス方法としても詳しく解説していきます!

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目次

トラックの運行前点検とは

その会社に属する運行管理者によって行われる業務の一つであり、基本的には事業用車両の運転に際し、運転者によって行われる各種の確認作業の事を指しています。

企業側によって法律上からなる指導のもと、実際にハンドルを握りる立場であるドライバーらによってその日の「健康状態」から「車両」への点検が行われます。

ではそれぞれに定められた各項目とはどういったものか?

以下にてドライバーに対する健康チェックから、車両に対する日常点検までをそれぞれの項目毎で見てみましょう。

ドライバーの健康状態チェック

  • アルコールチェック (専用のチェッカーにて始業前での確認)
  • 体温 (専用の体温計にて始業前での確認)
  • 疲労感からの眠気 (自覚症状、他人からの目視による確認)
  • 腹痛や頭痛からの不調 (自覚症状、他人からの目視による確認)
  • 運転への影響が考えられる薬の服用 (自覚症状、他人からの目視による確認)
  • その他で気になる点など

多くの運送会社が行う事例としてもまずはドライバーの点呼、そこから健康状態のチェックに入ります。

点呼を行う際でも立ち位置などをあらかじめ決めておき、ある程度の距離からの顔色、声などの確認を心掛けましょう。

病気療養中のドライバーに於いては現時点での通院状況や薬の服用状況、あと医師からの指示を守れているか等も確認項目となっています。

ドライバーによっては持病を抱えている事情がある等、それぞれで該当するケースを会社側から考慮しなくてはなりません。

車両に対する各点検項目

  • ハンドル (ブレやハンドリング歪みの確認)
  • ブレーキ (ブレーキオイルやエアブレーキタンク中の凝水確認)
  • タイヤ (適正空気圧、タイヤ溝の有無、ホイールナットの増し締め確認)
  • バッテリー (セルモーターの動作加減から確認)
  • 原動機関係 (オイル、ラジエーターの他、エンジン周りの補機類もチェック)
  • 灯火類関係 (球切れが起きてないかの確認)
  • その他

運行管理者による指導が基本にあると言えど、健康状態の確認に並んで車両に対する点検もドライバー自身で行わなくてはなりません。

ブレーキ、ハンドル、タイヤ、灯火類といった直接安全面に関わってくる項目は勿論、日頃からのオイル、ラジエーターチェックも車両のコンディションを維持していく上では重要と言えます。

特に「止まる・曲がる(ブレーキ、ハンドル、タイヤ)」に関連し、それらに含まれる確認項目に於いては注視するよう心掛けましょう。

トラックの運行前点検は義務?

トラックを含む社用車及び事業用車には点検・整備を行う事が法律で定められており、令和4年の法改正以降、安全運行強化の目的から日常点検整備や定期点検整備が義務として追加項目に加えられています。

運行前点検は事業用車の運転に際して会社側が安全運転管理すると同様、トラックドライバー自身も運行に向けた身体の健康状態、それと同時に車両に対する点検が項目毎で定められております。

基本として業務車両の有無に関わらず、ドライバーであれば法律以前にこれらにある事柄を心得ておきましょう。

運行前にやっておきたい車両メンテナンスは

乗用車はもちろん、特に貨物トラックに於いては業務に支障をきたさない為にも下記に記したメンテナンス項目を最優先させましょう。

エンジンオイル

オイルゲージにてオイル量やオイルの汚れ具合等を確認し、オイルが少なければ適正量までの継ぎ足しをする。

クーラント

リザーバータンクやラジエーターコア内の液量を確認し、少なければ適正量まで継ぎ足しをする。

ブレーキオイル

リザーバータンクにあるブレーキオイルの量を確認し、少なければ適正量まで継ぎ足しをする。

バッテリー

バッテリー液が少なければ適正量まで補充。エンジンの掛かり具合でバッテリー自体の寿命を確認し、古ければ新しいバッテリーに交換する。

タイヤ

タイヤを蹴るなどして最低限度内の空気圧であるかを確認し、それでも少ないと判断した場合は適正空気圧までのエアチャージをする。

ワイパーゴム

ワイパーブレードに装着されてるゴムの劣化具合を確認し、亀裂が入ったり破れたりした場合は新しいワイパーゴムに交換する。

ウインドウォッシャー液

タンク内のウォッシャー液を確認し、少なければ適正量までの継ぎ足しをする。

素人でも簡単にできるメンテナンス方法

一般的な自家用車や業務で用いるトラック等、運行前ではとにかく目に入りやすい箇所に注視し、消耗品等の交換や補充の必要性を確認しましょう。

先述してきた点検項目と同様、エンジンオイル、ブレーキオイル、クーラント、ワイパー、タイヤ関係に於ける消耗品等の交換・補充はメンテナンスの基本。

ただこれらの事柄に詳しくない場合、下手なメンテナンスだと返って安全面に悪影響を及ぼす恐れもあります。

そうならない為にも決して無理をせず、最寄りの整備工場、もしくは部品交換等を承っている専門の業者(カーショップ)に任せるのもひとつの手段と言えます。

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まとめ

運行前点検はドライバーとして当たり前に行わなくてはならない作業であり、それが業務で用いる貨物トラック等であれば尚更でしょう。

「積荷を滞りなく送り届けなければならない」といった責務の下、「車両のコンディション」や「ドライバーとしての健康状態」を自身によってチェックしなくてはなりません。

プロドライバーである事の有無に関係なく、「運行前点検こそが責任感の表れ」という点を常に認識しておきましょう!

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