トラックの表示灯と警告灯一覧表!種類や意味を徹底解説!色でも違いがあるって本当?

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【ふそう】トラックの警告灯一覧 車両/メンテナンス
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トラックには運転しているドライバーが安全に運転できるようにさまざまな警告灯や表示灯が実装されており、豊富な種類でドライバーの安全を支えています。

多くの種類が存在する警告灯と表示灯ですが、トラックドライバーの中にはいくつかの種類の意味がわかっていない人やほとんど意味を把握できていないドライバーというのも実際に存在します。

トラックとは運転の難しい車でもあり、これらの警告灯や表示等の把握ができていないと言うのは事故などの危険性を高め、ドライバーの安全はもちろん、事故などで周囲の人々を巻き込んでしまう可能性も飛躍的に上げてしまいます。

そこで今回の記事では警告灯と表示灯に焦点をあてて、多く存在するさまざまな種類の警告や表示についての意味を解説していきたいと思います。トラックドライバーとして活動している人はぜひ参考にしてみてください。

 

トラックの警告灯!種類と意味別一覧

まずは警告灯の種類について解説していきます。

キャブチルト警告灯

トラックのキャブがロックされていないことを示す警告です。
この状態でトラックを運転してしまうと、トラックの前方部分が不安定な状態になっているので事故に繋がる危険性が極めて高いです。

この警告がついている際は必ずキャブをロックしてください。

 

燃料フィルター水抜き警告灯

燃料フィルター内に水が溜まっていることを示す警告です。
この状態で走行してしまうと燃料ポンプに関連する事故が発生する可能性がありますので、運転をやめて必ず整備工場などへ運ぶようにしましょう。

 

エンジン警告灯

エンジンに異常があることを示す警告となっています。
故障の内容によっては非常に危険な傾向でもありますので、もし点灯していた際は必ず運転を中止し、整備工場などへ運搬してください。

 

油圧警告灯

エンジンオイルの圧力関連で以上が発生していることを示す警告灯です。
こちらも最悪の場合は重ダウな事故に繋がりかねないのですぐに整備工場へ行くことをおすすめします。

 

充電警告灯

ファンベルトなどの充電系統に以上がある場合に点灯する警告灯です。
こちらも事故へ繋がる前に運転を中止して整備するのがおすすめです。

 

ABS 警告灯

ABSとはアンチブレーキシステムの略で、文字通りABS装置に何かしらの異常が発生した際に点灯します。
エンジンのかけ直しをすることで解消されることもありますが、かけ直しをしても治らなかった場合はすぐさま整備工場に送ることをおすすめします。

 

ブレーキ警告灯

ブレーキ関連のパーツで何かしらの以上が発生した際に点灯する警告灯です。

 

SRS エアバッグ警告灯

エアバッグのシステムに異常が発生した際に点灯します。
エアバッグが作動しない危険性があるため、すぐに整備工場に送りましょう。

 

三菱 トラックの警告灯の一覧

一般的によく表示(点灯)される三菱トラックの警告灯の一覧を記載します。

エンジン警告灯

エンジンや排気システムに問題があることを示します。

ブレーキ警告灯

ブレーキシステムに問題があることを示します。

ABS警告灯

ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)に問題があることを示します。

エアバッグ警告灯

エアバッグシステムに問題があることを示します。

オイル警告灯

エンジンオイルの圧力が低下していることを示します。

バッテリー警告灯

車の電気システムに問題があることを示します。

 

トラックの表示灯!種類と意味別一覧

HSA 表示灯

坂道発進補助装置が作動した際に点灯します。
万が一故障が発生した際にはブザーが鳴るという特徴があります。

 

暖気システム作動表示灯

暖気スイッチを稼働した際に点灯する表示灯です。

 

グロー 表示灯

エンジンを始動させるために予熱をするためのスイッチのオンオフを示す表示灯。
この表示等が消灯した際にエンジンを指導させます。

 

ASR 表示灯

スタータースイッチを起動した際に段階的に点灯する表示灯です。
緑色が正常で何かしら異常があると橙色に点灯します。

 

アイドリングストップ表示灯

アイドリングストップスイッチを作動させることで点灯する表示灯です。

 

排気ブレーキ表示灯

排気ブレーキをオンにしたときに点灯する表示灯です。
もし点滅した際には異常がある証拠なので、必ず運転を中止して整備工場に運搬してください。

 

ECONO モード表示灯

ECONOモードを選択している状態でスタータースイッチをオンにすることで点灯します。

 

エンジンオイル&フィルター表示灯

エンジンオイルの量が低下したりメンテナンスの時期が近づくことで点灯する表示灯です。

 

トラックの警告灯の色の違いについて

警告灯はオレンジとレッドに色が変わるときがあります。

意味合いとしてはオレンジは「注意」を示す色となっており、オレンジ色の警告が出た際には点灯している警告に注意しつつ運転し、対策をする必要があります。

そしてレッドの場合は「運転中止」を意味しており、表示されている警告に対してすぐさま対処をする必要がある状態となります。もしレッドで警告が出た際にはすぐに運転を中止して対処をするようにします。

 

トラックの警告灯が点灯した時の対処法とは

大事なこととして「冷静に焦らないこと」です。

もし焦ってしまって一番やるべきことを見失って適切な対処ができなかった場合はそれだけ危険度が高まってしまうので、まずは焦らずに警告ごとの適切な対処をすることを心がけてください。

 

車のビックリマークのオレンジの意味は

車におけるオレンジ色のビックリマークは「ブレーキ関連の故障」を表す表示となっています。

車にとってブレーキ関連のパーツが故障してしまうのは非常に危険な状態であり、すぐさま運転を中止して整備工場に運ぶ必要があります。

もしオレンジのビックリマークが表示された場合はむやみな運転は絶対にせず、安全を考慮してすぐに整備工場などへのレッカーを依頼するようにしてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はトラックの警告灯や表示灯についてご紹介しました。

もし警告灯が点灯したら最寄りのサービスエリアやパーキングエリアなどで一旦停まり表示された警告灯に対して対処しましょう。

また三菱ふそうのトラックでよくある話ですが、エンジン制御などの警告灯が表示されても、エンジンを切ってエンジンキーを5分ほど抜いておけば、表示灯が消える場合があります。

このような場合でも会社の整備担当者に表示灯が点灯したことは必ず報告しましょう。

大きな故障の前兆である可能性がありますので。

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が参考になれば幸いです。

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