地方に行けば、一度は目にする「大型トラック等が楽に出入りできる比較的大きなガソリンスタンド」。
大きい分だけに設備は比較的充実しており、トラックドライバーらの憩いの場としてはもはや定番でしょう。
そんなスタンドの多くはシャワー等を完備し、主に長距離ドライバーに向けたサービスとしても多くの方が利用しています。
今回はガソリンスタンドのシャワーについてを設備の有無から料金、また利用できるスタンドについても詳しく紹介していきます!
また、現在地から近くのシャワーが使えるガソリンスタンドを見つける方法についても解説しています。
シャワーがあるガソリンスタンド一覧表
- 宇佐美
- エネオス
- キタセキ
- 太陽鉱油
- エネフリ
- 西日本フリート
- 吉田石油
上記はシャワーやお風呂を完備しているガソリンスタンドの一覧表です。
シャワーがあるガソリンスタンドは日本中どこにでもあります。
これによって長距離のトラックドライバーは給油と同時にお風呂にも入れます。
安心してドライバーが日本全国を走れるのは、このような大手ガソリンスタンドのサービスのおかげです。
主要ガソリンスタンドのシャワー設備の特徴一覧表
シャワーのある大手ガソリンスタンド7つの、それぞれの特徴を簡単に表にまとめてみました。
参考になれば幸いです。
ガソリンスタンド名 | 特徴 |
---|---|
宇佐美 | 24時間利用可能 大型トラックにも対応 清潔な設備と広いスペース |
エネオス | 利用可能な店舗は限定的 快適な水圧と温度管理 |
キタセキ | 地域密着型サービス トラック運転手向けの設備が充実 |
太陽鉱油 | 利用料がリーズナブル 清掃が行き届いている |
エネフリ | 女性専用シャワー完備 一部店舗でアメニティサービスあり |
西日本フリート | 駐車場が広く、休憩も可能 お得な会員サービスあり |
吉田石油 | アクセスの良さが魅力 シンプルな設備で使いやすい |
宇佐美のシャワーの料金や値段は?
基本的には「宇佐美のシャワー料金は無料」となっており、当然それに対する値段も存在しない事となります。
その他、エネオスやキタセキなども基本無料で利用できます。
ただし無料であっても「給油」に加え、「トラックドライバーとしての利用客」である事が利用する上での条件です。
基本的には「給油」と「トラックドライバー」、どちらだけに該当する場合に於いてもシャワーの利用は不可となってます。
原則は「長距離トラックドライバーさん優先」のサービスとなっており、無料であっても一般客への開放は行っておりません。
宇佐美のシャワーの使い方は
宇佐美のガソリンスタンドにあるシャワーの使い方について説明します。
1.シャワー室への入室
まず、ガソリンスタンドの店員にシャワーを利用したい旨を伝えます。
店舗によっては、シャワーの利用には事前の予約が必要な場合もあります。
会社名や名前を書く利用者記入表のようなものがある場合が多いです。
2.シャワーの利用
シャワー室に入ったら、まずはシャワーの温度を調節します。
シャワーのノブを左に回すと温水、右に回すと冷水になります。
適切な温度に調節したら、シャワーを浴びます。
3.シャワー後の処理
シャワーを浴び終わったら、シャワー室をきれいに片付けます。
使用したタオルは指定された場所に戻し、シャワー室が次の人が使いやすい状態になるようにします。
4.シャワー利用の報告
シャワーを利用した後は、店員に報告します。
これは、シャワー室の清掃やメンテナンスのために必要な手続きです。
以上が一般的なシャワーの利用方法ですが、店舗によっては独自のルールがある場合もあります。
具体的な利用方法やルールについては、ガソリンスタンドの店員に直接確認することをおすすめします。
また、宇佐美のシャワーは基本的にトラックドライバーを対象としていますが、空いていれば普通車のドライバーも使えることがあります。
ただし、混雑時などはトラックドライバーを優先する場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
エネオスウイングのシャワーは無料?
全国展開している大手ガソリンスタンドとしては知名度もあり、シャワーを完備のスタンドとしての利用客が多いエネオスウイング。
「給油を条件」とはしているものの、長距離トラックドライバーにとっての無料は経済的にも助けられるサービスと言えます。
因みに無料であっても、トラックドライバーとしての利用でなければ「一般利用は原則不可」となるのも留意しておきましょう。
キタセキのシャワー室は無料で使える?
東北では千葉から北海道にかけた業務展開となり、またシャワー併設のガソリンスタンドとしても広く知れ渡っているキタセキ。
キタセキでも「シャワーは無料」である事に加え、利用できるのは原則としてトラックドライバーだけに限定されています。
吉田石油のシャワーは無料?
直営、代行を合わせて全国に約130店舗の給油所を設けている吉田石油では、様々なSSブランドにて全国展開をしております。
吉田石油でもシャワー完備としてのサービスは全国各地で存在し、特殊な条件下となる店舗以外の殆どは無料サービスです。
ガソリンスタンドに風呂もあるって本当?
数える程の店舗数ではあるものの、お風呂完備のガソリンスタンドも数少ないながらは存在しています。
ただしシャワー併設のスタンドと比較すればサービス店舗が非常に少なく、実際に利用できたドライバーも少ないです。
過度の期待を持たず、「お風呂があればラッキー」程度の心得でアクセスしましょう!
宇佐美はシャワーだけ借りれる?
サービスステーションとしての規模が大きく、全国展開だけにトラックドライバーの間ではお馴染みとなってる宇佐美。
「給油」に加え、「トラックドライバーとしての利用客」である事が主な条件であり、借りるだけの利用は原則不可となっています。
つまりはトラックドライバーの有無に関わらず、「給油無し」では「シャワーの利用すら出来ない」事となるので注意も必要です。
ガソスタのシャワー以外のサービスや設備
- コインランドリー
- トラック用品販売
上記2点はシャワー以外の代表的なガソリンスタンドのサービスや設備です。
ガソリンスタンドは単に給油する場所だけではなく、長距離ドライバーやトラック運転手にとって便利なサービスや設備が充実している場所でもあります。
シャワー以外にも、さまざまなドライバーのニーズに応えるサービスが提供されています。
コインランドリー
長距離運転の途中で洗濯が必要になることもありますよね。
そんなときに便利なのが、コインランドリーが併設されているガソリンスタンドです。
洗濯と乾燥が一度に済ませられるため、運転の合間にサッと利用できます。
特に運行の途中で汚れた作業服を洗いたい時は、こうした設備が役立ちます。
時間を有効に使いながら、清潔感を保つことができるので気持ちよく次の目的地へ向かうことができます。
トラック用品販売
トラック運転手にとって、移動中に必要なアイテムがすぐに手に入るのはありがたいことです。
ガソリンスタンドの中には、トラック用品を取り扱っているところもあります。
例えば、運転中に便利な小物や、タイヤチェーン、オイルなどの消耗品などです。
さらには運転席を快適にするためのクッションやハンドルカバーまで、さまざまな商品が揃っています。
急な故障や不具合にも対応できるよう、こうしたトラック用品販売のあるガソリンスタンドを把握しておくと安心です。
トラックステーションのシャワー料金はいくら?
ガソリンスタンドでのサービスとは異なり、トラックステーションでのシャワーは全て有料にて一般客でも利用可能になってます。
給油の有無に関係の無い利用施設となり、休憩や宿泊など、家族ぐるみでの利用もおすすめです。
その気になる料金の殆どが「3~5分で300円程」のコインシャワーとなり、時間制にて、客層を問わない多くの方が利用します。
あとトラックステーションによっては入浴施設も完備され、宿泊を兼ねての料金でも2,000~3,000円程にて利用が可能。
ただ併設するサービスによっては「営業時間内でのアクセス」となる場合もあり、それらに於いては事前のチェックが必要です。
近くのシャワーのあるガソリンスタンドの調べ方
現在いる場所から近くのシャワー設備があるガソリンスタンドを調べる方法について説明します。
1.Googleマップを利用する
Googleマップは、地元のビジネスやサービスを検索するのに非常に便利なツールです。
Googleマップの検索バーに「シャワーのあるガソリンスタンド」と入力し、現在地を基準に検索することで、近くのガソリンスタンドを見つけることができます。
2.ガソリンスタンドの公式ウェブサイトを確認する
大手ガソリンスタンドチェーンの公式ウェブサイトでは、各店舗の設備やサービスを確認することができます。
シャワー設備があるかどうかを調べるために、ウェブサイトの「店舗検索」や「サービス」のセクションを確認してみてください。
3.レビューサイトや掲示板を利用する
Googleレビューなどのレビューサイト、または地元の掲示板やSNSを利用して、シャワー設備のあるガソリンスタンドを探すことも可能です。
他の利用者のレビューやコメントを読むことで、具体的な情報を得ることができますね。
4.直接電話で問い合わせる
ガソリンスタンドに直接電話をかけて、シャワー設備の有無を確認するのも一つの方法です。
ウェブサイトやレビューサイトで情報が見つからない場合に有効です。
これらの方法を組み合わせて使用することで、現在地から近いガソスタを見つけることができます。
まとめ
昔と比べ、現在ではガソリンスタンド併設のシャワーは身近であり、またごく当たり前の存在にもなっています。
シャワーを完備したスタンドやトラックステーションはトラックドライバーを癒す「憩いの場」としても重要な存在。
現在では充実したネット環境事情もあってか、様々な検索ページにて容易な情報収集も可能です。
一般利用者からの観点としても決して偏見を持たず、「プロドライバーらの利用施設」とした認識で見守りたいものですね!