家を建てるタイミングって、人によって色々です。
結婚や子育て、家賃がもったいないし…などなどいろんな理由があって家を建てようと決断します。
私は住宅営業をしていたので、いろんなケースのお客様を対応してきました。
トラックドライバーのお客様の場合、運送業ならではの悩みや相談事がありました。
勤続年数や独立、この若さで大丈夫?みたいなこと。
私の経験談をふまえながら、そんなトラックドライバーの家を建てるタイミングや準備の仕方などについてまとめました。
トラックドライバーの住宅ローンに勤続年数は関係ある?
トラックドライバーが住宅ローンを利用する場合、勤続年数は関係があります。
基本的には3年以上は勤続年数が必要です。
同じ会社で3年以上勤続しなければなりません。
ポンポンと仕事をやめちゃうような人はダメなんです。
運送業ってけっこう入れ替わりがあって、引き抜かれたりするトラックドライバーもいます。
荷物を待機している時に、他の会社のトラックドライバーからいろんな話を聞くことがあるみたいですね。
でも、家を建てたいと考えているなら、同じ会社で3年は働くようにしましょう。
住宅ローンの審査を受けるとき、勤続年数はチェックするポイントです。
委託ドライバーなら独立前に家を建てておいた方がいい?
トラックドライバーは色々な働き方があります。
運送会社の会社員としてのドライバー、委託ドライバー、独立して社長兼ドライバーをしている人もいます。
私の実家の運送会社では、社長も一緒にドライバーとして走っています。
独立する前も独立してからも、ドライバーとしては同じような仕事です。
ただ、社長になると給料が変わるし、経営者としての責任があります。
そして、自営業になるとどうしても住宅ローンの審査が厳しくなってしまいます。
もし、運送業を独立して始めようと思っているし家も建てたいと考えているなら…。
勤続年数が3年以上あるなら、独立する前に家を建てておいた方がいいですよ。
家が完成してから、独立したらいいのです。
住宅ローンの審査って、ほんのささいなことで通らなくなったりします。
「独立して給料は絶対増えるんだ。」と言っても、会社がうまくいくかどうか見させてほしいと言われたり、銀行はなかなか厳しい反応をしてきます。
確かに、何が起きるかわかならいですものね…。
家を建てるタイミングと独立するタイミング、どちらも計画して考えたいものです。
トラックドライバーが家を建てておきたい年齢とは!
家を建てる年齢、若いと親に早すぎると言われたり、自己資金がなくて悩む…など、若い人には若い人の悩みがあります。
でも、高齢になってくるとローンが通りにくい、35年たったら何歳になるの?とか不安もでてきます。
トラックドライバーが家を建てておきたい年齢、勤続年数3年以上たって特に問題がなければ、もう若いときに建てた方がいいと私は思います。
今は、自己資金が少なくても、ほぼローンで買う人もたくさんいます。
そして、親からの援助があれば喜んでいただきましょう。
私が住宅営業をしていた時、金額は様々ですがほとんどの人が親からの援助を受けていました。
親からの援助があれば、めちゃくちゃ若くても家を建てることができます。
もしかしたら、家賃を払うより安くなるかもしれません。
30代から40代前半くらいまでに家を建てておくと、将来的に転職や独立を考えた時にも対応しやすい。
トラックドライバーは体が大事、元気いっぱいな年齢で建てておくべきでしょう。
トラックドライバーの住宅購入は何からする?
家を建てたいなと考えた時、一番簡単で気軽に相談できるのは住宅展示場です。
住宅展示場には、ハウスメーカーや工務店がまとまって入っているので、自分の気になる建物を気軽に見学することができます。
展示場へ行けば、もう建物の見た目だけで好き嫌いがはっきりすることもあります。
事前に、インターネットなどで気になるハウスメーカーなどをピックアップしておくといいかも。
展示場に入ると営業さんは必死で色々なことを説明してくれます。ありがたいのですが、疲れてしまって一日にいくつも回ることはできないかもしれません。
だから、最初にここの話が聞きたいとか、この展示場は見ておきたいというのを決めておいた方がいいでしょう。土地を持っている場合は、あとは家を決めるだけ。
土地がない人は、土地探しからのスタートになります。
この土地探しがポイント。
一生住む場所になるんだから、土地の場所を決めるのは難しいものです。
みなさんめちゃくちゃ悩んでいます。
車が大好きなトラックドライバーだったら、車を置くスペースにもこだわりたいかもしれないですし。
土地の価格、場所、広さ、色々悩みますよね。
住宅展示場へ行けば、そういった土地、資金計画、建築スケジュールなどなど、家づくりに関わることはなんでも相談に乗ってくれます。
ここでの出会いが本当に重要。
私も住宅営業をしていて、色々なことがありましたが、お客様と一緒に作り上げていくという気持ちでしていました。
「ここに決めた!」とひとつに決めるまでは大変かもしれませんが、大きな買い物、自分の本当に納得できる会社に決めるべきです。
トラックドライバーは人生の計画をしながら家を建てるベストタイミングを見つけよう
トラックドライバーという仕事は、健康に元気でいるということが大事です。
家を建てるなら、仕事をバリバリして、思い切り稼いでいる時に家を建てましょう。
そこから転職や独立も可能。
人生の計画を立てながら、充実した毎日を過ごしたいものです。