引越しドライバーや運送ドライバーなど、運送業界ではさまざまな分野で多種多様なドライバーが活躍しています。
運ぶものの種類も雑貨や食品などを運ぶこともあれば、ドライバーの種類によっては人を目的地まで運ぶこともあります。
しかし、運送業界は以前から人手不足がささやかれ続けている業界でもあり、特に医薬品ドライバーは厳しい状況とされています。
今回はそんな医薬品の配送ドライバーについて、今だからこそ必要な存在といえるこの状況は医薬品配送ドライバーにとってきついのかや給料に関する話題なども含めて解説していきます。
医薬品配送ドライバーの仕事内容とは
医薬品配送ドライバーのしごとは一言でいうとその名の通り「薬を病院や薬局に運搬する仕事」です。
各病院関係の施設や薬局から受けた注文を確認して配送車に積み込みを行い、一日に多くの施設を回りながら配送をこなしていきます。
特徴として、日によって注文の内容や注文を送る施設が変わってくるために決まったルートを走るいわゆる「ルート配送」ではあるものの、毎日決まったコースにはなりにくいという点があります。
医薬品配送に必要な資格は
医薬品配送ドライバーに必要な資格としては配送車に対応した運転免許です。
配送車が普通車である場合は普通自動車免許のみでも仕事をすることができ、配送車が中型トラックや大型トラックの場合は車両に見合った免許の取得が必要となってきます。
基本的には求人情報などで配送に用いる車両の情報は確認できるので、自身の取得している免許に合わせて仕事選びができます。
薬を運ぶ仕事の給料や年収について
医薬品配送ドライバーの年収は300万～400万円となっており、給料としては月18万～25万円が平均的なデータとなっています。
日本人の平均年収が約450万円であることを踏まえると、医薬品ドライバーの給料がかなり低いことがわかります。
医薬品ドライバーの数が不足している要因の一つといえる点であり、多くの医薬品ドライバーの間でも待遇の改善を望んでいる人が多いです。
医薬品配送はきつい？
医薬品背側ドライバーの仕事は「きつい」といえます。
医薬品と聞くとあまりイメージが湧かないかもしれませんが、実際にはかなりのちから仕事となっており、薬品類が大量に入ったダンボールなどはかなりの重量となっています。
さらに薬品類の中には割れ物があることも多く、運搬の最中に箱を落としてしまうなどのミスが許されず、精神的な面でもなかなかきつい仕事となっています。
医薬品ルート配送の評判や口コミはどんな感じ？
医薬品配送ドライバーの評判は人によってかなり評価がわかれがちな仕事となっています。
良い評判の内容としては「医療を影から支えている仕事であることから色んな人から感謝の言葉をもらえる」「一人で行う仕事なので気楽でいい」などの評判がありました。
一人で黙々とできる仕事を好む人や人から感謝される仕事がしたいという人からの評価は高く、やりがいがあって楽しいという人も多く見受けられました。
反面悪い評判としては「配送しなければいけない施設や店舗が多いので、ドライバーへの負荷が高い」などの評判が見受けられました。
やはり近年の忙しさはかなりのようで、定時で帰れる日もなかなか少なく疲れが癒えないという人も確認できました。
良い評判と悪い評判でキレイに意見がことなく仕事となっており、つまりは「向き不向き」が明確にある仕事とも考えられますね。
医薬品配送の正社員雇用は難しい？
医薬品配送ドライバーの正社員雇用は難しくありません。
前述しているように医薬品配送業界では以前から人手不足が長年続いており、多くの企業が積極的に正社員雇用を勧めている状況となっているので、むしろ正社員雇用自体は楽にできる仕事といえます。
医薬品配送の志望動機の書き方のポイント
志望動機のポイントとしては「医療関連の仕事であること」「荷物を安全に届ける」この二点を意識して志望動機を書くと良いでしょう。
「現在の逼迫している医療界隈の手助けをしていきたい」や「苦しんでいる多くの人々を助けるために必要な医薬品を安全かつ確実にお届けできます！」など、企業が求めている「安全運転ができて確実に医薬品をクライアントにお届けできる人」が自分であることを伝えることができると、より合格率を上げることができるでしょう。
まとめ
今回は医薬品ドライバーに関する解説を紹介していきました。
医薬品配送ドライバーの仕事は常に忙しい状況となっています。
非常に大変できつい仕事ではあるかもしれませんが、やりがいはとてもある仕事なので本記事で医薬品配送ドライバーについて興味を持った人はぜひ求人などに応募してみてはいかがでしょうか。
