運送会社に就職する時に、最初に見るのは売上高だと思います。
しかし、売上高が高いからと言って決して安定した会社とは限りません。
売上高とは、企業がサービスや商品を提供することで稼いだ「売上金額の総額」のことです。
安定した運送会社に就職するには、売上高も一つのチェックポイントですが、その他にも色々見るべき
ポイントがあります。
そこで今回は、売上高トップの運送会社やランキングについて紹介します。
売上高の運送会社ランキング
最初にも紹介しましたが、売上高だけでは安定した企業とは判断できませんが、判断する上での一つの
基準になります。売上高が高いと、企業の業績や実態などが予想できるようになります。
ここでは、売上高の高い運送会社ランキングを紹介します。
順位 | 企業名 | 売上高 |
---|---|---|
1位 | 日本通運 | 1兆1,207億円 |
2位 | 日本郵船 | 5,617億円 |
3位 | トーハン | 3,990億円 |
4位 | 山九 | 3,909億円 |
5位 | 福山通運 | 2,473億円 |
売上高のベスト5を紹介しました。
売上高は会社の規模の参考になります。
これから運送会社に就職を希望する時には、このランキングを参考にしてみて下さい。
平均年収の高い運送会社ランキング
働く上で、一番気なるのが収入面です。年収が高い運送会社はどこなのでしょうか。
ここでは、平均年収の高い運送会社ランキングを紹介します。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | ヤマトホールディングス | 970万円 |
2位 | 日本郵船 | 934万円 |
3位 | 阪急阪神ホールディングス | 879万円 |
4位 | 日立物流 | 824万円 |
5位 | 日本郵政 | 798万円 |
平均年収ランキング1位は「ヤマトホールディングス」でした。
ヤマトホールディングスは、ヤマト運輸などを傘下に持つヤマトグループの持ち株会社です。
特に宅急便シェアでは業界NO.1のシェアを誇り、会社の成長が社員に還元されてこのような結果になったのでしょう。
トラックの保有台数の多い運送会社ランキング
トラックの保有台数でも会社の規模が分かります。
車両の保有台数が多いのはどこの運送会社なのでしょうか。
ここでは、運送会社の車両保有台数のランキングを紹介します。
※ここで紹介する車両は、フォークリフトなどトラック以外の車両も含まれています。
<車両保有台数ランキング>(2019年~2020年データ)
順位 | 企業名 | 車両保有台数 |
---|---|---|
1位 | ヤマト運輸 | 約40,000台 |
2位 | 佐川急便 | 約26,500台 |
3位 | 西濃運輸 | 約22,000台 |
4位 | 日本通運 | 約21,000台 |
5位 | 福山通運 | 約17,000台 |
車両保有台数1位は、よく街で見かける「ヤマト運輸」でした。
ヤマト運輸は全国各地に営業所を構えており、その為この様な結果となっています。
また全体的に見ても配送を中心に行っている運送会社が車両保有台数が多い傾向です。
社員数の多い運送会社ランキング
社員数の多さでも会社の規模が大きいと言えるでしょう。
ここでは、運送会社での社員数ランキングを紹介します。
※ドライバーだけでなく事務職などの全社員を紹介しています。(正社員のみ)
<社員数ランキング>(2019年~2020年データ)
順位 | 企業名 | 社員数 |
---|---|---|
1位 | 日本通運 | 34,449名 |
2位 | 山九株式会社 | 12,249名 |
3位 | 福山通運 | 9,611名 |
4位 | 鴻池運輸 | 9,549名 |
5位 | 新潟運輸 | 3,101名 |
上記の表を見ても「日本通運」が最も社員が多いです。
その理由は、国内だけでなく世界各国で事業を展開しているのが、この様な結果になった様です。
世界各国で事業をするには、このぐらいの社員が必要なのでしょうね。
また「日本通運」は様々な事業を展開しています。
・自動車輸送
・鉄道輸送
・航空輸送
・海上輸送
・引越し
などの事業を展開しており、この様々な事業展開の多さも社員数が多い理由だと思います。
離職率の低い運送会社ランキング
続いては、離職率についてみてみましょう。
離職率が低いという事は、職場環境が良いという事です。
ここでは、離職率の低い運送会社ランキングを紹介します。
<離職率が低い運送会社ランキング>(2019年~2020年データ)
順位 | 企業名 | 離職率 |
---|---|---|
1位 | ヤマト運輸 | 5~15% |
2位 | 日本郵政 | 15% |
3位 | 日本通運 | 27.8% |
4位 | 佐川急便 | 20~30% |
〃 | 西濃運輸 | 20~30% |
5位 | 福山通運 | 25~40% |
離職率が低い運送会社1位は「ヤマト運輸」でした。
離職する理由は、職場環境や家庭の事情さまざまです。
先程紹介した社員数が多いのに、この離職率の低さは職場環境が良いのかもしれませんね。
離職率が高いからと言って、職場環境が悪いとは一概には言えないでしょう。
このランキングについては参考程度にしておいて下さい。
平均勤続年数の長い運送会社ランキング
勤続年数が長い会社は、職場環境が良かったり、待遇が良かったりと働きやすい環境だと思います。
ここでは、平均勤続年数が長い運送会社ランキングを紹介します。
※ドライバーだけでなく事務職などの全社員を紹介しています。(正社員のみ)
<勤続年数ランキング>(2019年~2020年データ)
順位 | 企業名 | 平均勤続年数 |
---|---|---|
1位 | トナミホールディングス | 21.2年 |
2位 | 日本通運 | 19.1年 |
〃 | タカセ | 19.1年 |
3位 | セイノーホールディングス | 17.8年 |
4位 | 株式会社 丸運 | 17.6年 |
5位 | 丸全昭和運輸 | 17.4年 |
平均勤続年数が長いのは「トナミホールディングス」となりました。
社員数で平均勤続年数が変わってきますが、勤続年数が長いという事は働きやすい職場と言えるでしょう。
運送会社に就職する時には、平均勤続年数も参考にしてみて下さい。
おすすめの運送会社ランキングは
数ある運送会社の中で、どの運送会社が良いのか分からないと思います。
ここでは、おすすめの運送会社ランキングベスト3を紹介します。
<おすすめ運送会社ランキング>
1位 ヤマト運輸
待遇面では、運送会社の中で一番良いようです。中でも、「昇級試験」がドライバーでもあり、給料が上がっていくシステムがあります。社員にこの様なチャンスを与え、社員の皆さんは、やりがいを感じている様です。
2位 日本梱包運輸倉庫
株式会社 人気の理由は「年収」です。
週休二日で年収が400万円を超えます。変則労働制なのでおそらく夜間勤務が多いと予想されますが、「週休二日制」と「年収」に魅力があるようです。
3位 シモハナ物流
株式会社 シモハナ物流は「評判」が良い事で人気がある会社です。
実際に働いている方の評判は
・週休二日で体力的にも時間的にも余裕が持てる
・実力主義で頑張りしだいでは上を目指せる
・手当ての充実と年齢を重ねる毎に年齢給があり給料面では
不満はない
おすすめ運送会社ランキングは、この様になりました。
上記の表以外にも良い運送会社が沢山あります。
オススメするポイントは、上記のように運送会社によって違います。
就職を考えている方は、自分に合った運送会社を選ぶと良いでしょう。
運送会社の情報収集や失敗しない転職のコツはこちら
運送業界は人手不足で転職するなら今がチャンスです。
現状、運送業界ではドライバーが会社を選べる状況になっています。
しかし数多くの運送会社がある中で、自分に合う会社を探すのは至難の業です。
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情報収集や自分の条件に合った会社を探している方はご利用ください。
まとめ
今回は運送会社の売上高や平均年収など様々なことをランキング形式で紹介してきました。
運送会社に就職する時のポイントは、先程紹介した売上高や平均年収などのランキングで選んでみるのも一つの方法です。
就職する時に、どのような運送会社が自分に合っているのか分からないと思います。
そんな時には、今回の記事を是非参考にして下さい。