信号機や電柱などのメンテナンスからドラマや映画の撮影でも用いられている高所作業車。
高所作業車は色んな所で見かける車両なので、一度は運転してみたいとか、興味を持った方も多いかと思います。
そんな高所作業車ですが、実は運転するにはさまざまな知識や資格の取得が必要なんです。
今回の記事では高所作業車を運転するために必要な資格や費用について解説しています。
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高所作業車とはどんなトラック?
まず高所作業車とは、以下の3項目を満たしているものが高所作業車とされています。
- 2m以上の高さまで上昇できる作業床があり、昇降機能と走行機能を持っている
- 作業床の上昇と下降には人力以外の力を使用している
- さまざまな不特定の場所に自走ができる
この条件に当てはまるものが高所作業車になります。
そして高所作業車はさらに
- ブーム式
- 垂直昇降式
に2種類に分類されます。
そこからさらにトラックに高所作業機能が搭載されているタイプと自走で移動ができる型の2種類に分類されます。
前述のように高所作業車はさまざまな現場にて運用されています。
街中の電柱や信号機といった設備のメンテナンスや、工事現場での作業など活躍の場は広いです。
高所作業車に必要な資格は
トラックに作業台を搭載しているタイプの場合は、トラックの大きさに関する免許が必要になります。
中型トラックの高所作業車なら中型自動車免許の取得が必要となりますね。
また当たり前ですが大型の高所作業車なら大型自動車免許の取得が必要になるという感じです。
高所作業車資格の取得方法 10m未満の場合
10m以下の場合は「高所作業車運転特別教育」という技能講習が必要になります。
講習はさまざまな形で受講することができますし、学科のみで受けることや実技込みで講習ができる場合もあります。
高所作業車資格の取得方法 10m以上の場合
10m以上の高所作業者資格を取得する場合
労働安全法に基づいて運転技能講習を受けることが必要になってきます。
受講する際のコースは自身の取得している免許や資格で変わってきます。
- 関連する免許を取得していない場合は約17時間のコース
- 関連する自動車免許や施工管理技士などの資格を持っている場合は14時間のコース
- クレーンに関する資格を取得している場合は12時間のコース
に分類されます。
高所作業車は乗るだけでも資格が必要?
高所作業車は現場で作業車の操作をするだけであれば自動車免許は必要ないです。。
もしトラック式の高所作業車を運転する場合は自動車免許が必要になります。
車(高所作業車)を運転をする免許と作業者が乗るバスケットの操作の免許・資格は別のものになります。
したがって高所作業車のバスケットに乗るなら資格は必要、高所作業車のトラックのキャビンに乗るだけなら必要ないとなります。
高所作業車の資格取得で免除されるケース
10m以上の高所作業車の資格取得でも触れたように、受講前に取得している資格や免許によって一部の講習が免除されることがあります。
例として「移動式クレーン運転士免許」や「小型移動式クレーン運転技能講習」といったクレーンに関する資格を取得している場合は一部の学科講習が免除されます。
また、大型運転免許や中型自動車免許などの運転免許を取得している場合も一部学科の講習が免除されることがあります。
他にもフォークリフト講習やショベルローダー講習といった技能講習を受講した場合でも学科が免除されるケースがあります。
高所作業車資格の費用は
高所作業車資格の費用はコース等によって変動します。
10m未満の高所作業車運転特別教育の費用:10000~15000円
※学科のみや実技込みなど受講内容によって費用は変わってきます。
10m以上の高所作業車運転技能講習の場合:39000~45000円
※こちらも受講の内容によって変わってきます。
大型自動車免許や中型自動車免許を持っていて一部の学科が免除される場合や、クレーン関連の資格を持っている場合も費用は安くなります。
高所作業車の資格は何処で取れる?
高所作業車の資格は都道府県ごとに設定されている教習機関にて教習や講習を受けることで取得ができます。
もしどこで講習などが受けられるのかわからない場合はインターネットなどで受講できる施設を探してから受講するのがおすすめです。
高所作業車免許の合格率はどれくらい?
高所作業車資格の取得には講習をきちんとこなすことで誰もが取得できます。
実質的な合格率はほぼ100%となっています。
極稀に高所作業車資格の講習を落ちてしまう人がいます。
そのような人の大半は、スマホを触ったり居眠りをするなど講習中の態度が悪かった人です。
また遅刻や欠席が多発する人も落ちてしまうことが多いです。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は高所作業車の資格の取得や費用について解説しました。
高所作業車は資格を持っていないと操作ができない車両です。
もし高所作業車を使った仕事に就きたいなら、まずは特別教育を受講してから、次に運転技能講習を受けることをおすすめします。
さまざまな現場で高所作業車は活躍しています。
興味のある方は資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか?