皆さん「アスクル」って聞いたことありますか?
アスクル(ASKURU)は事務関係で仕事をされてる方々にとってはお馴染みの事務用品通販会社であり、ロハコ(LOHACO)という個人向けの通販サービスでもあります。
そしてそれらの商品を配送して行くのが「アスクル配送ドライバー」です。
今回ではそんなアスクル配送ドライバーについて、まず簡単な「アスクルという会社の概要」と「配送業務でのきつさ」、それに続き「給料や年収」から「アスクル配送では稼げるのか?」などを掘り下げたいと思います。
そこから最後にアスクル配送での「評判や口コミ」についても見て行きましょう!
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アスクルとは
アスクルとは消耗品となる事務用品中心の通信販売会社であり、ソフトバンクグループの系列として東京都江東区に本社を構えてます。
テレビCMなどの謳い文句でもありますが、アスクルという名の通り「明日来る…あすくる…アスクル」という語呂合わせから来た名付け方も「そのまんま」であり、何よりシンプルなのが話題性を持つものとして親しまれております。
メインとなる事務関係用品から、「ロハコ(LOHACO)」といった主に家庭向けとなる一般的な製品販売までを行い、さらに新しいECサイトへの環境づくりも今後の事業展開として常に注目を集める存在でもあります。
アスクルの特徴や事業内容
アスクルの特徴や事業内容は以下になります。
事業内容 | 特徴 |
---|---|
オフィス用品の販売 | 文房具やコピー用紙など豊富な品揃え |
日用品の販売 | 掃除用品やトイレタリーなどを扱う |
食品や飲料の販売 | スナックや飲み物などの購入が可能 |
医療・介護用品の販売 | 医療施設や介護施設向けの専門用品を提供 |
ネット通販サービスの提供 | ウェブサイトやアプリから簡単に注文可能 |
軽貨物による配送サービス | 迅速で柔軟な配送、翌日配送が強み |
アスクル配送の仕事内容は
法人向け通販サイトのアスクル(ASKURU)と個人向け通販サイトのロハコ(LOHACO)でのルート配送業務であり、法人での企業が主な配送先となります。
そのため個人宅ではない故の配達完了率も極めて高いとされており、時として残業もありますが殆どで朝7:00~16:00までの勤務時間で終われます。
あと他の運送会社でよく見られる集荷業務などもありません。
使用される車両はワゴン車タイプであり、配送エリアの関しては所属する営業所近隣となるため原則長距離となる配送運転もありません。
基本的に営業所内では、トラックからフォークリフトにより下された積荷を「配送ドライバー達のみんな」で協力し、仕分け・積み込みを行います。
アスクル配送の仕事は、主に3つのステップに分かれます。
1、荷物を倉庫で受け取る
軽貨物ドライバーは、配送センターに行き、その日の配送リストに従って荷物を受け取ります。
2、荷物を車に積み込み、効率よく配達ルートを決める
荷物の順番を考えながら、時間通りに届けるための計画を立てます。
3、実際に荷物をお客様のところへ届ける
企業や個人宅に直接届け、時にはサインや確認をもらうこともあります。
アスクル配送では、配達の正確さとスピードが求められます。
アスクル配送のメリット
- 1日のスケジュールが安定している
- 週末や夜間の仕事が少ない
- ルート配送で仕事に慣れやすい
アスクル配送には、上記3つのメリットがあります。
まず、1日のスケジュールが比較的安定していることです。
決まった時間に配送が多いため、生活リズムが整いやすいです。
次に、企業向けの配送が多いため、週末や夜間の仕事が少ないことです。
家族との時間やプライベートを大切にしやすいのがポイントです。
さらに、配送ルートが固定されることが多く、仕事に慣れるのが早いです。
同じエリアを何度も走るので、効率的に働けるようになります。
また、軽貨物車を使用するため、運転が比較的簡単で、初心者でも始めやすいです。
これらのメリットから、アスクル配送は多くの軽貨物ドライバーにとって魅力的な仕事と言えます。
アスクル配送はきつい?
配送作業において「肉体的」な内容で言うと「少々きつい」部分はあります。
メインの事務用品と言えど、数が増えればその分重量も何十kgにもなり、それをドライバー1人での運搬となれば正直キツいです。
アスクルのシステムとしては「前日での注文で翌日配送」となっており、ドライバーは「原則当日配送の仕事」となりますので、その分でのプレッシャーも重なります。
それは個人向け商品としてのロハコ(LOHACO)も然り。
ただ事務用品においては通常での宅配業務と違い、不在などがほぼ無い事からも「基本その苦しさを乗り越えれば終了」と言えます。
それらを考えれば多少のキツさはあれど、他で良くある運送業務と比べれば「持続していく苦しみ」等はあまり見られず、「慣れれば十分にやれる」というレベルです。
アスクル配送やそれ以外にも業務委託のフランチャイズや大手運送会社は多数あります。
こちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。
アスクル配送がきついと言われる主な理由
- 時間指定のきつさ
- 物量や荷物が多い
- 労働時間や残業が多少ある
アスクル配送は、便利でスピーディなサービスを提供する一方で、軽貨物ドライバーにとってはきつい仕事だと言われることもあります。
その理由には、上記3つの要因があります。
時間指定のきつさ
アスクル配送では、時間指定の配達が非常に多いです。
お客様は、忙しい仕事の合間に荷物を受け取るため、指定された時間に確実に届ける必要があります。
ドライバーは、交通状況や天候に左右される中で、指定された時間に遅れないように気を使います。
特に、都心部や交通量の多いエリアでは、渋滞や駐車場所の確保が難しく、ストレスを感じやすいです。
また、短い時間で多くの荷物を配達しなければならないため、プレッシャーが大きくなります。
物量や荷物が多い
アスクル配送では、特に企業向けの大量注文があることがよくあります。
オフィス用品や日用品など、さまざまな商品を一度に運ぶことが多いです。
ドライバーは、これらの荷物を一度に積み込み、配達することになります。
軽貨物車は限られたスペースしかないため、荷物を効率よく積み込む技術が必要です。
さらに、荷物の量が多いと、1日の配達件数も増えるため、体力的にも大変です。
重い荷物を運ぶことが続くと、体に負担がかかることもあります。
労働時間や残業が多い
アスクル配送の仕事は、時間に追われることが多いため、長時間労働になりがちです。
特に、予定通りに配達が進まないと、残業が発生することがあります。
時間指定の荷物が多い日は、1日のスケジュールが詰まっており、休憩を取る時間も限られることがあります。
その結果、長時間労働や疲れがたまりやすく、ドライバーにとっては体力的にも精神的にも厳しい状況です。
また、繁忙期には配送件数が増えるため、さらに労働時間が長くなることもあります。
アスクル配送の給料や年収はどれくらい?
以前では業務委託契約の下で「1社あたりの注文量で決まる報酬単価」でありましたが、現在では「直接雇用での業務」となっており収入も「給料制」となっております。
正社員としての平均的な給料では月に「約25~27万円程」であり、そこから各種手当に賞与が年2回とされております。
年収においても平均して「約400万円程」でありますが、それがリーダーや副所長クラスとなれば約450~550万円にもなると言われております。
アスクル配送は稼げるの?
以前と比べれば「稼げない」となります。
過去にあった委託業務でも基本となる仕事内容は現在とは全く変わりませんので、「配送完了率の高さ」から考えても大変効率よく稼げておりました。
現在での直接雇用においても「売り上げとして」の稼ぎにはなりませんが、正社員となりますので給料制の分「安定した稼ぎ」といえます。
正直な話、委託業務の方が効率よく稼げ、各ドライバー達が持つ仕事に対してのモチベーションを高め、維持していくにもそれが最も望ましいものです。
ただあくまでもそれは安定とは言えず、これからドライバー達が持つ「それぞれの事情」に対しても現在での「正社員雇用というのはかなりの強み」となり、安心に繋がります。
いずれにせよ以前からアスクルでの収入は平均以上とも言われておりますので、現在での「稼げる・稼げない」は「個人が持つ価値観」の問題とも言えますね。
アスクルロジストは最悪?
アスクルロジストが最悪なのか調べてみました。
口コミを見てみると残業が若干多いという意見や契約社員だと給料が少ない等の意見はあったものの意見としては、
「社内の人間関係は非常によく、ラフな関係性で構築されているので、仕事の悩みも気軽に相談しやすいです」
「物流企業にしては報連相が非常に良くできていて連携も取れているのでストレス無く仕事ができます」
「定時に配送が終わらない際にヘルプを呼んでくださったりリモートワークを導入するなど、社員をとても大事に思っていることがわかります」
等の肯定的な意見が大半を埋めていました。
アスクル配送の評判や口コミ
基本的には悪い印象となる評判や口コミはほぼ見受けられません。
総合的に見ても、アスクルでは以前から取られてる「業務開始までの人材育成制度」が充実しており、スキルアップなど将来性に向けた取り組みにはかなり力を入れております。
そういった意味合いとしても未経験者からの抵抗もほぼ無い事から、入り口としては他のドライバー業務に比べかなり容易なのではないでしょうか。
ただ仕事内容に関しては配送業務でありますので、時に過度となる「肉体労働」というものも避けては通れませんし、その部分で言う酷評などは「人によりけり」でしょう。
ですが「暮らしを立てる為にある仕事」としての評価においては収入・雇用形態・業務内容での待遇などは「他の配送業務より群を抜いての高評価」と見られますね。
アスクル配送ドライバーに向いてる人
アスクル配送の仕事は、特定のスキルや性格を持った人に向いているといえます。
以下4つの特徴を持つ人は、アスクル配送ドライバーとして成功しやすいでしょう。
- 時間管理が得意な人
- 体力がある人
- 自分で考えて行動できる人
- お客様と丁寧に接することができる人
時間管理が得意な人
アスクル配送では、時間指定の配達が多いため、時間管理が非常に重要です。
そのため、スケジュールをきちんと立てて、それを守ることができる人に向いています。
交通状況や配送ルートを考慮し、効率よく行動できる人は、ストレスなく仕事を進めることができます。
時間に正確で、締め切りを守るのが得意な人には、この仕事がぴったりです。
体力がある人
アスクル配送の仕事は、荷物の量や運ぶ回数が多く、体力を使う場面が多いです。
軽貨物車に積み込んだ荷物を何度も運び出すため、ある程度の体力が求められます。
特に、長時間の運転や重い荷物の持ち運びに対応できる体力がある人には、向いている仕事です。
毎日体を動かす仕事が好きな人や、健康管理に気を使っている人には適しています。
自分で考えて行動できる人
アスクル配送ドライバーは、配達ルートやスケジュールを自分で組み立てることが多いです。
そのため、指示を待つのではなく、自分で判断して行動できる自主性のある人に向いています。
配送中に予期しないトラブルが発生することもあるため、柔軟に対応し、冷静に解決できる力が必要です。
自分で考えて動ける人は、アスクル配送の現場でも活躍できます。
お客様と丁寧に接することができる人
アスクル配送では、企業や個人宅のお客様に直接荷物を届けます。
そのため、接客態度も重要なポイントになります。
お客様に丁寧で親切に対応できる人は、配送業務に向いています。
笑顔で対応し、迅速かつ確実に荷物を届けることで、お客様の満足度を高めることができます。
このように、時間管理、体力、自主性、接客態度に優れた人は、アスクル配送ドライバーに向いていると言えるでしょう。
アスクルの配送ドライバーになる方法や流れ
- アスクル配送の求人を検索
- 応募資格の確認と応募
- 契約する
アスクルの配送ドライバーとして働くためには、上記3つのステップを踏む必要があります。
ここでは、その方法や流れを詳しく説明します。
まずはアスクル配送の求人を検索
アスクル配送ドライバーの求人を探すには、インターネットを利用して検索するのが一般的です。
求人サイトや軽貨物ドライバー専門の求人ページで、アスクル配送の募集を見つけることができます。
「アスクル 配送 ドライバー 求人」などのキーワードで検索すると、さまざまな地域での求人情報が表示されます。
自分の住んでいるエリアや希望する働き方に合った求人を探しましょう。
また、直接アスクルの配送を請け負っている物流会社のサイトにも求人情報が掲載されていることがあります。
定期的にチェックして、最新の情報を確認することが大切です。
応募資格の確認と応募
求人情報を見つけたら、まず応募資格を確認しましょう。
アスクル配送ドライバーとして働くには、通常、軽貨物車を運転できる普通自動車免許が必要です。
また、車両を自分で用意する必要がある場合や、軽貨物車をリースできる場合もあります。
求人内容によって異なるため、しっかりと確認しておきましょう。
その後、応募の流れに従って必要な書類を提出し、面接などのステップに進みます。
経験者であれば、その実績をアピールすることが採用につながるポイントです。
契約する
面接に合格したら、次は契約の手続きに進みます。
アスクル配送ドライバーは、多くの場合、委託契約や業務委託契約で働くことが一般的です。
契約の際には、仕事内容や報酬、労働条件などの詳細が説明されます。
契約内容をしっかり理解し、不明な点があれば質問して確認しましょう。
また、車両の準備や保険の加入、配達エリアの確認なども、契約時に行う場合があります。
この段階で、実際の仕事が始まる前に必要な準備をすべて整えます。
契約が完了すれば、アスクル配送ドライバーとしての仕事が正式にスタートします。
その後は、研修や初回の配達を通じて、実際の業務に慣れていく流れです。
この一連のステップを踏むことで、アスクルの配送ドライバーとして働くことができます。
アスクル配送などの貨物ドライバーや業務委託ドライバーの実際の求人や給料の相場はドラEVERで見つけることができます。
・ドライバーの専門特化サイトです
・実際のトラックや会社の写真も見れます
・たったの3分で簡単登録
・もちろん無料で利用できます
※登録後に「軽貨物ドライバー」で絞り込み検索してください。
その他のドライバー職やキャンペーンもすべて利用できるようになります。
まとめ:アスクル配送は多少きついが現在がもっとも狙い目です
多くの小口配送で定番とする「委託契約の下での業務」であったのに対し、現在のアスクルでは事実上「正社員に向けた直接雇用」という形を現在とっております。
そういった業種で「多くが欠点とされる部分」をアスクルでは「かなりの好条件」としており、それらは「これまでに無い魅力」となっております。
正直この雇用形態が何時変えられるかわかりませんが、少なくともアスクル配送業務を希望する求職者にとっては総合的に見ても将来性と安心を持てる業種であり、それ故転職などを考えてるのであれば「現在がもっとも狙い目」と言えるでしょうね。