長距離ドライバーはきつい?給料や年収、給料明細を暴露!1日の走行距離や生活とは!

長距離ドライバーきつい

トラックドライバーの中で、もっとも有名なジャンルが「長距離ドライバー」です。

ドライバーが過酷で高収入といったイメージは全て「長距離ドライバー」からきています。

しかし、現在の長距離ドライバーは昔と比べて変化が起きている事はご存じでしょうか?

今回は現代の長距離ドライバーの仕事の内容や収入面について解説していきたいと思います。

最後まで読んで是非参考にしてください。

目次

長距離ドライバーの仕事内容とは

その名の通りに長距離を移動して荷物を届ける仕事です。

1日の移動距離の正確な定義は定められていませんが、日帰りの仕事ではないという内容の仕事になります。

荷物の種類も様々で、主に大型車両以上のトラックで仕事をこなします。

長距離ドライバーの特徴として「車中泊」があげられます。

そして車内で荷下ろし時間や目的地到着までの時間調整をします。

それでは長距離ドライバーの仕事の一例を載せます。

・夕方に仙台のセンターを出発
       ↓
・東京のセンターで荷下ろし荷積み
       ↓
(日付は変わっている)
       ↓
・静岡のセンターで荷下ろし荷積み
       ↓
・名古屋のセンターで荷下ろし
       ↓
(仮眠、休憩)
       ↓
・夜中に荷物を積んで東京のセンターに出発
       ↓
・仙台のセンターで荷下ろし
       ↓
・帰宅

これは一例ですが2日に1回家に帰れる業務です。

現在、長距離ドライバーは昔ほど過酷な運行ができません。

それは度重なる重大事故が原因で国からも労働環境の改善を指示されているからです。

今回例にあげた業務を行っている会社は、帰宅したら休日となるので2日働いて1日休みを繰り返すイメージです。

しかし、優良運送会社以外では法律を守らずに、ドライバーに過酷な労働運行をさせている会社もまだまだ多く、長距離ドライバーが1週間に1回しか家に帰れないなどといった事態が起きているのも事実です。

長距離ドライバーに必要な資格や免許は

長距離ドライバーを始めるには大型免許以上が必要になります。

中には4t車で長距離を走る場合もありますが、長距離ドライバーは圧倒的に大型トラック以上の運行がメインの業界です。

荷物の内容次第ではリフトの免許も必要になる場合もあるので、自分が勤める会社がどのような資格、免許が必要になるのかをチェックしておきましょう。

長距離ドライバーはきつい?

長距離ドライバーは運転がメインの仕事です。

荷下ろし作業は路線便など特殊な運行業務でもないかぎり、手下ろし作業が極端に少ない仕事です。

宅配ドライバーのように何十軒も配達する事もなく、1~4か所ぐらいしか周りません。

しかし、肉体的な疲労は当然あります。

それは、長時間の運転、長時間の待機時間、車中泊です。

一連の流れを毎日繰り返すのですから疲労感は日々蓄積されていきます。

そして毎日家に帰れないストレスなどから体調も崩す場合があります。

長距離ドライバーはドライバー自身の体質が最も反映される職業なのです。

中距離ドライバーの仕事内容や給料、年収などについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

長距離ドライバーの1日の走行距離とは

長距離ドライバーの1日の走行距離は500km~900kmとなっています。

時間としては一日の勤務時間がまるごと走行で埋まるほどの時間がかかり、労働基準法に基づいて運転できる時間の限度が13時間なので、最高13時間運転することになります。

長距離ドライバーの1日の生活はどんな感じ?

長距離ドライバーの1日の例を紹介します。

ここでは貸し切り便(チャーター便)の一日の流れをご紹介しますね。

あくまで一例の流れなので、必ずしも紹介する予定通りにス生むわけではありませんので、参考程度にしていただけれと思います。

①出社と朝の業務

②配達する荷物の積み込み作業

③配送開始

④走行しながら片手で食べれる食べ物で昼食

⑤勤務時間ギリギリまで走行

⑥サービスエリアで夕食やシャワー後に就寝休憩

⑦起床後に朝食を取って配送再開

⑧配達先に到着し、荷物を届ける

⑨受け取る荷物がある場合は受け取って会社に戻る

⑩配送時と同じルートで一日かけて帰社

⑪会社で業務後に帰宅

という流れとなっています。

スムーズに配送ができた場合はこのような流れになりますが、トラックドライバーの仕事では予想外の事態が発生することもありますので、細心の注意のもと、事故などを防ぐために適度な睡眠を取りながら、安全に配送することを心がけましょう。

長距離ドライバーの給料や年収とは

平均年収はおよそ450万円~750万円程です。

長距離ドライバーは大型車両での運行がメインとなっていますが、中には4t車の長距離運行もあるのでこの差となります。

車両サイズ別にすると…

・中型トラック 約450万円~550万円

・大型トラック 約450万円~650万円

・トレーラー  約480万円~750万円

車両のサイズが大きくなると収入の平均金額もあがります。

大手運送会社などは高収入になりやすく休日、労働時間もしっかり管理されているので働き手としては、働きやすい環境です。

長距離ドライバーに向いてる人、向いていない人

車中泊を苦にしない人と長時間の運転に耐えれる人が向いています。

長距離ドライバーほど体質がハッキリと別れるドライバーの仕事もないと思います。

車中泊をするうえで、夏場冬場などはエンジンをかけっぱなしで寝る事になると思いますが、「エンジンの音がうるさくて眠れない!エンジンの振動が気になって眠れない!」といった人は向いていると思えません。

会社によっては仮眠室を拠点のセンターに設置している場合もありますが、大手運送会社の中でも全てのセンターに設置されているわけでもないので、車中泊は長距離ドライバーになるための1つの条件とも言えます。

そして、長時間の運転に耐える事の出来ない人は向いていません。

現在、法律で4時間に1回の30分以上の休憩が定められていますが、普通の人では4時間も運転を続ける事は困難です。

1回や2回なら可能でも、ドライバーとなればそれが毎日繰り返されます。

想像されるよりもドライバーの肉体的疲労はすさまじく、体質があっていないのにも関わらず、無理に運転をした結果が悲惨な重大事故を起こすのです。

しかし、これらはあくまでも体質の話ですので、あまり悲観しなくても大丈夫です。

世の中にはハンドルを握れば何十時間でも運転ができる長距離ドライバーの為に生まれてきたような人もいます。

長距離ドライバーを辞めたい原因は?

長距離ドライバーになる人のほとんどが高収入を目指して入社してきます。

しかし、毎日家に帰れないストレスや、長時間の拘束に対しての不満などが原因で辞められる人が多いようです。

収入面はトラックドライバーの中でも高水準のジャンルですが、それと引き換えにプライベートがまったく充実しません。

家庭を持たれている人は、家族とよく相談した結果のうえで辞められる人もいます。

長距離ドライバーは他のトラックドライバーと比べても高収入なのですが、入社して3か月を超すことができれば1年は続けられるとも言われている世界です。

普通の日常生活を送りたい人には続ける事が厳しい職業なのです。

長距離ドライバーの情報収集や失敗しない転職のコツ

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まとめ

知名度が高い長距離ドライバーの仕事は、収入面だけを見ればドライバーの中でも高水準の仕事です。

しかし、日帰りの仕事はなく未だに劣悪な労働環境で運行をさせている会社も多いのが現状です。

長距離ドライバーを目指すなら大手運送会社か優良企業での就職をお勧めします。

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