トラックのスピードリミッター解除方法ってあるの?コマいじりやリミッター解除で摘発された運送屋の末路とは!

大型トラックのリミッター解除

大型トラックに義務付けされている速度制御装置のリミッターですがこれを取り付けることで速度が90キロ以上でなくなります。

このリミッターを解除する方法の一つでコマいじりというのを聞いたことがあると思います。

この記事ではコマいじりの仕組みや違法性、摘発された運送屋について詳しく説明しています。

目次

大型トラックのスピードリミッター解除方法について

トラックのスピードリミッターを解除する方法はあります。

しかし申し訳ありませんが、その方法については、法律や安全上の理由から提供することはできません

ご理解の程宜しくお願い致します。

スピードリミッターは、運転者が特定の最高速度を超えないようにするための装置です。

交通事故のリスクを減らすために設置されたもので多くの地域で違法とされています。

スピードリミッターを解除すると、車両の保証が無効になるなど多くのペナルティが課せられます。

もちろん逮捕の可能性もあります。

また車両のエンジンやトランスミッションに過度なストレスをかけ故障の原因にもなりかねません。

安全運転を心掛けて法律を守ったほうが無難です。

一部あきらかにリミッターを解除して走っているトラックを見かけることがあります。

そのような会社はむしろ入ってはいけない運送会社と言えるでしょう。

良いことは一つもりません。

やめておきましょう。

スピードリミッターの仕組みとは!

トラックのリミッターは一般的にはある速度に達すると電子的に燃料の噴射を制限することで速度を抑制します。

リミッターを装着することになった目的はトラックの速度超過による事故が多発したからです。

それと排気ガスの排出量や燃費などの環境対策も兼ねています。

取り付けが義務付けられた車両は車両総重量が8t以上、もしくは最大積載量が5t以上のトラックです。

けん引トラックにも装着が義務付けられています。

トラックのコマいじりでリミッター解除?

トラックのコマいじりでコマというのは「エルジョイント」のことです。

エルジョイントとはタイヤを変えたりした時などにトラックの微妙な速度のズレを修正、補正する装置のことです。

コマ数を調整することからコマいじりと言われています。

補正数値20%のコマ数のジョイントをつけると速度が20%増し距離が20%短くなります。

時速90キロで例えるとスピードメーターは90キロでも実速は108キロも出てしまうのです。

これは完全にアウトですね。

コマいじりはリミッター解除というよりは速度を意図的に調整するという感じです。

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ぜひ参考にされてくださいね。

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リミッター解除で摘発された運送屋は?

最近でこそ見かけなくなりましたが以前はリミッター解除で摘発された運送屋がよくテレビに出ていました。

もちろん違法行為であり運行管理者や会社役員が書類送検されている姿が全国へと放送されました。

そしてそのようなきつい罰則や戒めがあるにも関わらず未だに違法改造している運送屋を見かけます。

最近は通報センターや警察へ電話1本で通報されてしまうので大人しくはなってはいますが信じられません。

大手の運送会社でもトラック全てが微妙に早い会社もありますよね。

摘発されると大変なことになるのでやめておいた方が無難だとは思うのですが。

さてリミッター解除で摘発された運送屋ですが大阪や兵庫県、和歌山県で話題になりましたね。

愛知県での摘発もありました。

会社名ですが今現在は改善されているので公開するのは差し控えたいと思います。

ご了承ください。

スピードリミッター解除したトラックは違法!

Lジョイントで意図的に速度を調整すると違法になります。

トラックの速度も変わるし距離も変わります。

走行距離も短くなるのでトラックを売る時に実際の走行距離よりも短い距離数で査定がされるからです。

これは詐欺にもなりかねません。

Lジョイントをオークションなどで販売して違法助長で逮捕者も出ています。

個人的にLジョイントで速度を調整するのは絶対にやめましょう。

コマいじり以外のリミッター解除の方法とは!

リミッター解除にはコンピューターの設定を変える方法もあります。

トラックによっては初めから遅い車もあるので車検の通る範囲でコンピューターの設定をメーカーで変えてもらっていました。

しかし今はそのコンピューターを触る事もディーラー側もしてくれなくなりました。

それほどトラックのスピードリミッターに対しては厳しくなったということです。

プロフィアのリミッターのプチ解除の仕方について

のプロフィアのスピードリミッター解除がよく検索されています。

それだけ利用している運送会社が多いのでしょうが詳細を公開している方はあまり見かけません。

このブログでもそのつもりはもちろんありません。

リミッター解除の方法で検索の多いメーカーは以下です。

  • 日野トラックのリミッター解除の仕方
  • ファイブスターギガリミッター解除
  • プロフィアのリミッターカット
  • ファイブスターギガのエルジョイント
  • グランドプロフィアのリミッター解除
  • 日野プロフィアのスピードリミッター解除
  • スーパーグレートのリミッター解除
  • 新型 ud クオン リミッターカット

リミッター解除なしでスピードを出す方法

トラックはリミッターが装着されていますがどんどん加速する場合があります。

それは下の坂道です。

荷物の重量が重ければ重いほどトラックはぐんぐん加速していきます。

音楽などを聞いていて気が付けば速度が120キロ近くになっていたなんて事も稀にあります。

下り坂には十分に気をつけて下さい。

4tトラックのリミッター解除とは

4トントラックには基本的にリミッターは付いていません。

しかし燃費や事故のリスクを考えて会社レベルで任意で装着させている会社も見受けられます。

もしその4トン車がリミッターを解除したとしても法律的には違法にはなりませんが会社の規律違反にはなりますよね。

しかも速度超過で捕まる可能性もあります。

おそらく自分勝手にリミッターを解除したらそれ相応のペナルティが課せられることでしょう。

バスにリミッターが義務付けされなかった理由とは!

大型バスにはリミッターは義務付けされていません。

荷物より人の命を乗せるバスの方にこそリミッターを付けるべきでは?

と思った事もありますが調べてみるとその理由はバスはトラックよりも事故率が低いからという理由でした。

しかしバスも任意でスピードリミッターを装着している会社もあります。

バスのリミッター装着の義務化に関しては慎重に検討されているようです。

リミッター解除で摘発された運送屋の末路

最近はあまり聞かなくなりましたがひと昔前まではよくリミッター解除で摘発された運送会社がテレビで出ていました。

私の知り合いがいる運送会社もリミッター解除の摘発でテレビに出ました。

その会社は某大手の運送会社に庸車として入り込んでいましたが信用を失い出入り禁止になっていました。

運行管理車も逮捕され散々な目にあっていました。

法律違反をする会社は最終的にはろくな事はありません。

リスクしかないリミッター解除は今すぐにやめるべきでしょう。

大型トラックのリミッター解除の通報窓口は!

トラックのリミッター解除の通報の方法は大きく2つあります。

一つは警察にそのまま110番通報をする方法です。

実はこれはかなりよくある話です。

リミッター解除をして煽りながら走るとんでもドライバーに警察へのやり返し通報をするケースです。

しかしながら問題は煽っていなくても嫌がらせで通報する悲しいドライバーがいるのも現実です。

もう一つの方法は国土交通省のスピードリミッター不正改造通報窓口です。

こちらに書き込んで送信すると情報が国土交通省に通達されます。

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「大型トラック リミッター解除方法」に関するよくある質問

トラックのリミッター解除は違法ですか?

スピード制限機能を設けられたことにより、自動車事故の減少につながっただけでなく、環境保護にも貢献しています。このスピード制限機能を外す行為は違法改造とされ、法によって定められたさまざまな制裁を受けることになります。

大型トラックの最高速度のリミッターは?

重量級のトラックや特殊車両については、高速道路での定められた上限速度が時速80キロメートルに設定されており、これを超えないようスピードリミッターが90キロメートルに設置されています。

大型トラックのリミッター解除の罰則は?

大型トラックに取り付けられている速度抑制装置を無効にしたり外したりすることは違法行為であり、違反者には最大6ヶ月間の懲役刑または30万円以下の罰金刑が課されることになっています。

大型トラックにリミッターは義務付けられていますか?

交通安全を図るため、大型トラックにはスピードの制限を行うリミッターの使用が法律により義務づけられています。高速道路における大型トラックの速度上限は時速80キロメートルに設定されているものの、時速90キロメートル以上で走行しているケースもしばしば報告されている状況です。

さいごに

この記事ではスピードリミッターのコマいじりの仕組みや違法性についてご紹介しました。

スピードリミッターカットは百害あって一利なしです。

たかが1キロ、2キロのスピードの差で会社の信用を失うほど愚かなことはありませんし割にもあいません。

絶対にやめておきましょう。

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