アドブルーは環境保護の観点からディーゼルエンジン車に装備が義務付けられています。
トラックには絶対的に必要なものですが、トラックの車種によってアドブルーの消費量やタンクの大きさが違います。
今回の記事では、私が普段仕事で使用している大型トラックのアドブルー消費量や燃費良く走行する方法などを紹介していきます。
大型トラックのアドブルーは何L入る?
トラックのアドブルー容量は車種によってさまざまです。
私が仕事で乗っているトラックは平成28年度式の三菱ふそうのスーパーグレートですが、アドブルーの容量は40リットルです。
私が勤めている会社では燃料はガソリンスタンドで、アドブルーは運行前や運行後に会社で自分で補充するようになっています。
ただ補充するだけのこの作業ですが、こまめにやらないといけないので正直手間で面倒くさいんですよね…
入れ忘れると大変な目にあうのはわかっているのですが・・・
トラックのアドブルータンクの容量に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
メーカー別でアドブルーの消費量は違う!
大型トラックの燃費はどれもだいたい同じくらいの数値ですが、アドブルーの消費量や燃費はトラックによってガラッと変わってきます。
同じメーカーで似たような年式のトラックでも全く消費量が変わってくるので『このトラックの消費量や燃費は○○くらいですよ』とは断言できません。
ちなみにですが、私が乗っているトラックは40リットルのアドブルーが入ります。
40リットルあれば東京-大阪間を5往復できるくらいの量です。
40リットルで5往復は結構走れるイメージですよね。
1往復が約1100㎞、単純計算で合計5500Kmまで走行できる量ということがわかります。
燃費で例えるなら137.5㎞/Lですね。
一方で、同じふそうの大型トラックでも東京-大阪間を2往復しかできないトラックもあり、その燃費は僅か55㎞/L。
消費量が2倍以上も違うので同じトラックとは思えませんよね。
私の会社ではUDのトラックも保有していますが、UDも2往復~4往復と違っています。
ちなみにアドブルーがなくなるとどうなるのでしょうか?
なくなった時の対処法など、こちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
日野のアドブルーの消費量とは!
アドブルーは一般的に燃料の5%程度を消費すると言われていますが、色んなドライバーから話を聞いていると積んでる荷物の量や走行の条件、トラックの使用年数によってかなり変わってくるというのが正直な感想です。
トラックによってアドブルーの消費量が違うのはなぜ?
ここまでアドブルーの消費量が違ってくるとその理由が知りたくなりディーラーに電話をかけて聞いてみました。
ディーラー側の回答は、消費量の違いに関する明確な理由はわからないそうですが、アドブルーの燃費が違ってくるデータがあるそうです。
それがこちら▽
- エンジンをふかしたりすると燃費が悪くなる
- 積み荷の重量が重いと燃費が悪くなる
- 古い年式は燃費が良くない
- 高速道路と下道では下道の方が燃費が悪い
これらが燃費の違いが出る要因と考えられるそうです。
これはあくまで私個人の考えですが、この項目だけが原因でアドブルーの燃費が倍以上変わるとは思えない…
なんというか、トラック自体の当たりはずれみたいなものも少なからず関係しているんじゃないかなぁなんて考えてしまいます。
そもそもアドブルーの消費量は軽油の5%といわれています。
私が東京-大阪間を1往復するとき、約300リットルの燃料を入れています。
それの5%となるとアドブルーは15リットル必要です。
この計算で考えれば東京-大阪間を約3往復できるので、私が乗っているトラックは燃費がかなり良い方だといえますね。
アドブルーの使用量はどれくらい?
AdBlue(アドブルー)は、ディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するための尿素溶液です。
主にトラックや一部の乗用車(ハイエースなど)で使用されています。
アドブルーの使用量は以下のの要素によって変わってきます。
- エンジンの種類
- 車の使い方(市街地走行や高速道路走行)
- 気候
- 重さ(重量)
など。
一般的には約1,000km走行すると1リットルのアドブルーを消費すると言われています。
ただし、トラックの場合はアドブルーの消費量は大きく変わる可能性があります。
たとえば、重い貨物を運搬する大型トラックでは、ディーゼル燃料に対するアドブルーの比率は約5%になります。
つまり、20リットルのディーゼル燃料を消費すると、約1リットルのアドブルーを使うことになります。
それぞれの車両や使用状況(重量)によってアドブルーの消費量が異なるため、自分が乗る車の消費量を把握しておくことが大事です。
アドブルーの燃費を上げる走り方とは!
アドブルーの燃費を良くするには、ディーラーから聞いた4つの項目に注意しながら使用するのが一番なのかなと思います。
ただ、荷物の量は自分でどうにか出来ることではないのでこればっかりはしょうがないですが…
そして、アドブルーが切れないよう予備を積んでおきましょう。
予備もなくアドブルーが減ってきた場合はエンジンを切らずにガソリンスタンドで補給してください。
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さいごに
今回の記事では、アドブルーの消費量や燃費などについて解説しました。
トラック自体に燃費や消費量のバラつきが結構あるので、一概にこれくらいと言えません。
基本的にアドブルーは、消費する軽油の5%くらいと言われていますが、あまりにも燃費が悪く消費量が多いと感じた場合はメーカーに点検をお願いしてみるのもいいと思います。