この記事はヤマト運輸の元ドライバー経験者が執筆しています。
ぜひ参考にされてくださいね。
「ヤマト運輸はインセンティブで稼げる」って聞いたけど、どんな制度なのかな?
と、ヤマト運輸の給与体系に興味を持たれる方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、ヤマト運輸の元社員がインセンティブ制度について解説しています。
本記事を読むことで、宅配ドライバーさんが頑張れる理由について知ることができます。
ぜひ、参考にしてください。
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ヤマト運輸のインセンティブとは
ヤマト運輸では、売り上げに貢献した業務に対して、ドライバーの給料に報酬が付きます。
これがいわゆるインセンティブ制度でして、基本給にこの分が上乗せされます。
代表的なのは、集配した荷物の個数。
ドライバーとしては、扱った業務量に応じて給料が上がるので、仕事のモチベーションも上がるといったメリットもあります。
自コースの企業を訪問して荷物を出してもらったり、営業にも熱が入りますよね。
他にも、集金作業であったり、資材の販売など、インセンティブに加算される業務はいくつかあります。
ヤマト運輸のインセンティブの計算方法は?
インセンティブの計算方法は、正直なところ社員ではわかりません。
配達個数でもクールだったり、コレクトでも変化すると思いますし、集荷作業でもクールやサイズなどでインセンティブは変化するはずです。
給料明細を見て、日々の業務量で割れば、「なんとなくこんなものかな」という判断ができるぐらいしか方法がありません。
ちなみに、1日のインセンティブの上限は1万円となっています。
ヤマト運輸の平均インセンティブはいくらですか?
ヤマト運輸の平均インセンティブは、5万円~6万円前後です。
7月、8月、12月のいわゆるお中元、お歳暮の繁忙期には、10万円~12万円と約2倍に膨れ上がることもありますが、閑散期には4万円台ってところも珍しくはありません。
この辺りは地域特性によって変わってきます。
また、在籍していた当初ですが、集荷が多いコースと配達が多いコースではインセンティブに差が生じている印象でした。
どちらかというと、集荷が多いコースがインセンティブは高め。
「インセンティブが安い」という方は、積極的にコース習得や営業活動に励みましょう。
ヤマト運輸の基本給は上がる?
ヤマト運輸では、人事考課で上期(3月~9月)と下期(10月~3月)の評価で昇給や降級が決まります。
「降級もあるのか…」と不安になるかもしれませんが、基本、普段の業務を問題なくこなしていれば、1年に1回、基本給は上がっていきますよ。
等級ごとに基本給が決められていて、経験上、上げ幅は2,000円程度がスタンダードですかね。
めちゃくちゃ成果を出したときは、4,000円~5,000円ほど上がるときもありましたよ。
基本給はこんな感じですけど、等級が上がるに付随して、残業手当などの額も変化してきます。
とはいえ、クレームを多発させたり、イレギュラーを起こしたり、営業活動に積極的でないなど、貢献度が低すぎる場合「降級」も起こりえます。
気を引き締めて業務にあたりましょう。
ヤマト運輸のボーナスは何ヶ月分ですか?
ヤマト運輸のドライバーのボーナスは、平均して2~3ヶ月分です。
金額的にいえば、総支給額で45万円~60万円が一般的。
特別評価なるものもつくので、普段の業務を頑張っていれば少し色がつく場合もありますよ。
ちなみに、グループ長になると、この特別評価の額が跳ね上がります。
ぜひ、目指してみましょう。
ヤマト運輸の無事故表彰の期間や金額はいくら?
ヤマト運輸に勤めると、無事故年数や距離数に応じて表彰や記念品の授与があります。
例えば、無事故年数25年を超えると、「ダイヤモンド賞」といわれる安全運転の称号なるものをいただけます。
僕が在籍していた時と変わらなければ、豪華なホテルで立食パーティーが開催され、夫婦での同伴も可能。
式典では、普段見ることができないヤマト運輸の社員としての誇らしい姿を見ることができます。
ヤマト運輸の無事故表彰の金額としてはバッジや、25万円or海外旅行のどちらかを選択することができました。
ヤマト運輸では、「安全運転は土台」
すべてはここから始まるので、基本作業や確認を徹底して、ダイヤモンド賞を目指しましょう。
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頑張れば頑張るだけ給料が上がる
今回紹介したように、ヤマト運輸ではインセンティブ制度を導入しているため、自分のやる気次第でどんどん給料を上乗せすることができます。
また、頑張っているドライバーはお客さんはもちろん、社員からの評価も上がります。
その分が、必ず自分に返ってくるので、大変な仕事ですが歯を食いしばって頑張りましょう。