車内を明るく照らしてくれるルームランプ。
当然、寿命や故障で点灯しなくなることがあります。
そんな時にあなたならどうしますか?
ガソリンスタンドや修理工場にお願いをすれば、ランプを選ぶ手間も省けて楽と思うかもしれません。
実は交換作業はそこまで難しくないという事はご存じでしたでしょうか?
慣れてしまえば10分ほどで作業が終わるので、忙しくて時間がない方でも気軽に行うことができるんですよ。
とは言え、何をどうしたらいいのか全く分からない人も多いと思います。
今回は、ルームランプ交換方法や準備するお勧めのアイテムを紹介していきます。
最後まで読んで是非参考にしてください。
車のルームランプ交換に必要なものは
必要なアイテムは、ランプ、マイナスドライバーのような物。
基本これだけで交換できます。
それでは細かく見ていきましょう。
【ランプ】
LEDタイプか白熱電球のどちらかを選びます。
自分の好みで選ぶといいのですが、LEDは白熱電球より価格は高いが消費電力は少なくて寿命が長いのが特徴です。
明るさも白熱電球よりも明るいので今はこちらを選ぶ人が増えています。
白熱電球はLEDよりも価格は安く消費電量は多くて寿命も短めです。
【工具・マイナスドライバー】
次に工具ですが基本はマイナスドライバー1本あれば交換可能です。
但し、マイナスドライバーは精密ドライバーと呼ばれている小さくて先が細い物でないとルームランプのカバーを外すことができませんのでご注意を。
こちらは、100円均一などに置いてあるので手軽に手に入れる事ができます。
上記に書いたアイテムがあればルームランプの交換は可能ですが、さらに少しだけ上級者の使用アイテムをご紹介しましょう。
・薄手の手袋
・マスキングテープ(養生テープ)
さて、なんだこれは?と思われた方もご安心ください。
まず薄手の手袋は火傷防止の為に使用します。
これは交換した時にウッカリ電気がついてしまった場合の予防ですね。
LEDは火傷の心配はありませんが、白熱電球は可能性としてあります(電源をOFFにしてから作業行えば火傷の心配はありません)
火傷防止以外でも手袋を着用する事で指の脂が電球に付着する事を防いでくれます。
これは僅かですが電球の寿命に影響がでるのでその為です。
最後にマスキングテープ(養生テープ)ですが、マイナスドライバーの刃先に巻いてカバー周辺を傷つけないために使用します。
このマスキングテープに関しては、マイナスドライバーを使用せずにプラスチック製の内張剥がしという道具があって、それを使用した方がいいという意見もあります。
車のルームランプの交換方法や手順とは
それでは交換する手順を見ていきましょう。
1【レンズカバーを外す】
レンズカバー全体をみると凹んでいる箇所が必ずあるので、そこにマイナスドライバーの先を入れてテコの原理を使ってゆっくり持ち上げるように動かします。
あまり勢いよく持ち上げてしまわないように、少しづつ力を入れていく感じです。
2【電球を交換する】
レンズカバーを外せば電球が剥き出しになっていますので、これを新品と交換すればOKです。
但し、電球が硬くて外せない!という場合もあるので、マイナスドライバーを使ってテコの原理でググッっと持ち上げて少しずつ動かして下さい。
年式、メーカー、車種によって電球の設置方法がバラバラですが、基本は難しい事はないので簡単にできます。
あと注意しなくてはならないのが電極の向きですね。
-と+の向きを逆にしてしまって電気がつかない!といった罠に引っかからないようにご注意を。
3【レンズカバーを元に戻す】
最後に電気点灯の確認と電球がグラグラしないかを必ず手で触って確認しましょう。
そして配線などを挟まないように注意をしてレンズカバーを閉じれば作業終了です。
このような流れになります。
シンプルな作業工程なので誰にでも交換作業ができます。
車のマップランプの交換方法や手順とは
マップランプというのはルームランプの左右両側にあるランプの事です。
交換作業にはルームランプと同じ道具を使用します。
外し方も同じですがマップランプカバーにはルームランプカバーのように凹んでいる箇所がない場合があります。
それではどうやって外すのか??
まず手でカバーを抑えます。
そしてマイナスドライバーを隙間に入れて、テコの原理でゆっくりと持ち上げながら横に動かしていくと簡単に外れます。
電球の交換はねじ込み式のタイプが多いのでこちらはネジを緩めるようにして簡単に外せます。
最後に電気点灯の確認を行ってカバーを閉めれば作業終了となります。
こちらの作業も簡単に行えますので自分で実践してみたい人は是非やってみてください。
慣れてしまえば時間もかからなくなりますし、お店に頼む工賃代を抑えるメリットや自分のタイミングで何時でも交換できるメリットがあります。
ルームランプの増設キットおすすめは
【楽天市場】で取り扱っているこちらの商品がお勧めです。
値段もお手頃な価格で、どの車種のルームランプのサイズにも合わせる事が出来るバリエーションが魅力です。
これを1つ持っていればルームランプ以外でも活躍の場などもあるので持っていても腐る事はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ルームランプの交換作業は使用する道具も少なく作業手順も簡単です。
「今までお店に頼んでいたけどこれなら自分でもできそうだな~」とつい思えてしまいますよね。
ランプの交換は頻繁に起こるわけでもないので、一度ご自身で試してみる事をお勧めします。