土木や建築など建設現場や工事の現場で活躍する建設機械の一つであるユンボ!
ショベルカーの代表格とも言える存在で、よく土木の現場とかで見かけますよね。
レバーの操作で面白いように動く姿を見て「自分で操縦したい」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
そんなユンボですが、操縦もしくは運転するにはさまざまな資格を取得する必要があるのはご存知でしょうか?
今回はそんなユンボに必要な資格や費用、取得期間などに関して徹底的に解説します。
大型特殊免許で運転できないの?
そもそも必要な資格がなにかわからない
という方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
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そもそもユンボとは
意外にもユンボの歴史は長いです。
フランスのシカム社がプロトタイプを制作したイタリア人の兄弟から特許を取得したことが始まりです。
1954年から販売が開始されています。
それから1960年以降、日本を始めアメリカやスペインなどにもライセンスの付与が行われたました。
そして現在では世界中で運用されています。
日本においてはユンボではないショベルカーもユンボと呼称されることが多いです。
これはスポーツ新聞に掲載された広告の求人欄で「ユンボオペ」などで募集されていたことが理由とされています。
ユンボの運転に必要な資格や種類とは
ユンボの運転もしくは操縦をするのに必要な資格としては
1.車両系建設機械の運転技能講習
2.小型車両系建設機械の運転業務特別教育
という2つの資格が必要です。
さらに公道でユンボを運転する必要がある場合は、運転するユンボの規格に応じた運転免許が必要となります。
3トン以上の大型サイズに該当するユンボを操縦する際に必要な資格
⇒車両系建設機械の運転技能講習
3トン以下のユンボの操縦に必要な資格
⇒小型車両系建設機械の運転業務特別教育
ユンボの免許がいらない場合は
ユンボの免許がいらない場面というのはズバリ「私有地での使用」です。
前述した資格は「公道を走る場合」に必要ですし、作業に関しても「業務上の操作」をする上で必須であるだけです。
そのため、私有地でユンボを操縦したり運転する場合は資格や免許は不要となります。
ユンボ免許のどこで取れる?
ユンボの免許及び資格を取得できるのは、全国に展開されている建設技術センターなどで取得することができます。
「小型車両系建設機械の運転業務特別教育」は教習所などでも受講することができます。
気になる人は全国の教習所のホームページなどをチェックしてください。
ユンボ免許は何歳から取れる?
ユンボの免許及び資格は18歳以上から取得することができます。
他の特別教育なども同じく、18歳以上から受講することができます。
ユンボ免許の取得に必要な期間
基本的には2日~5日ほどで取得することができます。
小型のユンボの資格である「小型車両系建設機械の運転業務特別教育」は最短であれば2日ほどで取得することができます。
大型ユンボの資格である「車両系建設機械の運転技能講習」であれば、コースによっては5日ほどで取得ができます。
さらに「車両系建設機械の運転技能講習」の場合は、自身が持っている資格や修了している教育の内容次第でコースの短縮が行われます。
最速で6時間の受講で「車両系建設機械の運転技能講習」を取得できます。
ユンボ免許の費用はいくら
ユンボの免許取得費用はコースの内容等によっても変わります。
まず3トン以下のユンボを操縦するための「小型車両系建設機械の運転業務特別教育」は相場として15000~17000円ほどとなっており、手頃な価格となっています。
そして大型ユンボを操縦するための「車両系建設機械の運転技能講習」ですが、こちらはコースで価格が変動し、最も短く安いコースで35000~46000円ほどで、最も長く高いコースで80000~110000円と大きく変わってきます。
ユンボの免許を活かせる仕事は
最もユンボの免許を活かせる仕事としては解体業や建築関連の仕事が挙げられます。
上記の仕事の場合、ユンボの免許を持っている場合優遇される場合もあるのでおすすめです。
他では意外にも運送業でもユンボの資格は活かせる場面があり、走行性能を持たないユンボなどを自らトラックに積み込んで輸送する重機回送などの仕事も可能となります。
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まとめ
今回はユンボの免許や活かせる職業について徹底解説していきました。
ユンボを仕事で運用するにはユンボに企画に応じた資格や免許の取得が必要です。
なので最初はややこしいと感じる人が多いかもしれません。
しかし基本的には3トン以下か3トン以上で必要な資格が変わるのみです。
免許に関しても必ず必須というわけではありません。
ユンボの資格や免許を取得したいと考えている人は、本記事を参考に、建設技術センターなどでユンボの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?