委託ドライバーの中でも特に個人事業主としてドライバーをしている人は一般の会社員と違って確定申告をする必要があります。
この記事では委託ドライバーの税金や屋号、確定申告の書き方を書いていくので興味がある方は最後まで読んでみてください!
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委託ドライバーの税金について
委託ドライバーは給料をもらう際、所得税や社会保険料が引かれていない状態です。
きちんと事業を営んでいますよということを国に証明するためにも毎年確定申告をするのですが、その後に支払う税金額が決まります。
所得税、消費税、住民税、事業税、国民健康保険税がかかってきます。
消費税に関しては開業から2年間は免除され、それ以降も年間売上が1000万を超えなければ消費税を払う必要はありません。
事業税に関しては業種で変わるのですが、委託ドライバーは5%です。
ただ、売上が290万に満たない場合は支払わなくても大丈夫です。
所得税、住民税、国民健康保険税は所得に応じて税率が変わるので、経費や控除を利用して課税所得を低く抑えられると収める税金が少なく済みます。
委託ドライバーの屋号はどうやって決める?
屋号とは「個人事業者が使用する商業上の名前のこと」であり、法人の場合は名前をつけなければなりませんが、個人事業主の場合はつけなくてもいいことになっています。
最初大手の委託で経験を積んで、いずれは独立のドライバーで様々な案件をやっていきたいという人は自分を覚えてもらうためにも屋号を決めておいた方がいいと思います。
開業する際に開業届に書く欄がありますが、商標登録されていないものであれば基本的になんでも大丈夫です。
オーソドックスに○○運送や○○運輸であったり、独創的な名前を付けている人もいます。
好きな名前をつけましょう!
委託ドライバーは向いていないと長くは続きません。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
一度性格診断テストでチェックしてみましょう。
配達の業務委託はきつい?
今までの記事でも何度か述べてきましたが、エリアによってかなり変わります。
物量が多い所は体力的にきついですが稼げますし、物量が少ない所は空き時間が多くて稼げないのできついです。
1人で仕事をするので寂しさを感じたり、不在が多いとイライラしたり、クレームなどを起こしてしまうとその対応でストレスが溜まってしまうこともあるのできついことは多々あります。
急に物量が減ることや、仕事自体なくなる可能性もあるので不安があることも事実です。
また、確定申告なども自分でやろうと思うとかなり大変です。
毎日コツコツできる人なら大丈夫ですが、私はできなかったので税理士さんにお願いしています。
委託ドライバーが確定申告しないとどうなる?
一般の会社員だと年末調整といって会社が処理をやってくれるので気にしたことがない方も多いかもしれません。
確定申告しないということは納税をしないということになるのですが、納税は国民の義務です。
納税をしないと無申告加算税という税金がかかったり、ほ脱という法律違反にあたって5年以下の懲役もしくは500万以下の罰金または、その両方が課せられることになります。
必ず確定申告するようにしましょう。
委託ドライバーの確定申告の書き方とは
確定申告には白色申告と青色申告の2種類があります。
白色申告は出金と入金を記録する簡易的なもので、青色申告は複数の帳簿が必要になる複式簿記というものです。
白色申告は単式簿記でOKです。
単式簿記とは家計簿のようなもので、日付・項目・詳細・入金額・出金額・残高の順で記入していきます。
節税効果は少ないです。
青色申告は複式簿記が必要で、簿記の知識が必要になります。
節税効果がかなり大きく、最大65万円の控除が受けられます。
【確定申告書を作る方法】
・税務署に確定申告書の書類を取りに行き必要事項を記入する
・国税庁のサイトからネット上で作成する
・税理士さんに依頼する
委託ドライバーの所得税を抑えるコツは
個人事業主の委託ドライバーは確定申告後に所得税を払います。
売上-経費が所得になるため、いかに経費として落とせるものを増やすかが大事になります。
経費で落とせるものをいくつか書いていきますね。
・ガソリン代、車検代、駐車場代
・自動車保険
・車の減価滅却費
・携帯代、固定電話代
・事務用品代
・交際費
・会議費
などが経費にあたります。
これらを証明するためのレシートや領収書などは必ず保管しておきましょう。
経費とは別に国民年金、国民健康保険、医療費などの領収書や生命保険料控除証明書、地震保険料控除証明書なども控除の対象になるので所得を抑えることができます。
これらを利用して手元に残るお金を増やしていきましょう!
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委託ドライバーはやることが多い!
委託ドライバーが自分で確定申告を行う場合、やらなければならないことがたくさんあります。
より節税効果の高い青色申告をおすすめするので、自分では大変だと思う方は税理士さんにお願いしてみるのも1つの方法かもしれません。
少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。