大型トラックのタイヤの寿命やタイヤ交換はいつ?交換時期やタイヤ交換のやり方を解説!

トラックタイヤの交換時期

トラックは一般の普通車に比べて走行距離も長く、常に重いものをたくさん載せて走っています。

そんなトラックのタイヤはとても重要な存在というわけですが、交換時期はいつくらいがいいのか気になるところですよね。

そこで今回は、トラックのタイヤ交換時期の目安や、自分で交換した場合にかかる工賃はいくらなのか、またそのやり方などについて解説していきます。

最後まで読んで参考にしてみてください。

トラック運転手なら絶対に登録しておきたい転職サイト!

あわせて読みたい
ドライバー求人サイトランキング!現役30年の私が選ぶおすすめ転職サイト10選はこれだ! 最近では、運送業界や物流業界でも転職サイト、転職エージェントを通じての入社が増加してきました。 はっきり言ってそれは大正解です。 運送業界では、入社する会社に...
目次

トラックタイヤの交換はいつ?

トラックは、重量のあるものや積み込む量なども多いため、日々タイヤにはかなりの負荷がかかっています。

そのタイヤは日頃からのメンテナンスがあってはじめて安全に走行できます。

トラックの走行に影響が大きいタイヤはとても重要なパーツのひとつと言えます。

その重要なパーツの交換目安は、走行距離と経年劣化といった2通りで判断することができます。

★走行距離で判断する場合 ⇒ およそ3万キロ~5万キロを目安にする

★経年劣化で判断する場合 ⇒ およそ3年~4年ほどを目安にする

これはあくまでも目安に過ぎません。

この他にも走行している路面の状態や運転技術もタイヤの持ちに繋がってきます。

特に、整備されていない道(山道など)を走行することが多い場合や急発進、急停止などの無理な運転をするとタイヤがすり減ります。

トラックの走行で一番多いであろう高速道路もタイヤの減りが早くなる原因となるのです。

また、経年劣化については走行距離に関係なく、日が経つにつれどんどん劣化していきます。

これはゴム製特有の症状ですね。

それに加え、走行によってさらされた紫外線の量や適切な空気圧で走行したかどうかも関係してきます。

そしてタイヤには製造日が記載されていることをご存知ですか?

記載されている4ケタの数字を見ればすぐに製造日がわかりますので、こちらもひとつの判断基準として目安にしておくといいでしょう。

また、タイヤ本体を見て交換した方がいいときもあります。

その判断基準は、タイヤの溝です。

その溝が1.6mm以下だと交換サインであり、1.6mm以下になると道路交通法違反にもなります。

さらには、トラックの種類によっても溝の深さの基準が異なります。

★小型トラック ⇒ 2.4mm

★大型トラック ⇒ 3.2mm

これは、道路交通法に定められているのでしっかり守らなければいけません。

溝が浅くなると雨天時にタイヤがスリップする可能性が高くなり、大事故に繋がります。

また、ハンドリングやブレーキなど運転技術にも影響することになりかねないので日頃からの点検と早めに交換することを心掛けましょう。

タイヤはさほど目立たないパーツですが、非常に重要な役割を担っているのです。

実は運送業界では簡単に年収がアップします。
こちらの記事では年収を上げる方法を3つご紹介しています。
ぜひ参考にされてくださいね。

>>トラック運転手の年収を超簡単に上げる3つのコツ!月収5万、年収で60万円以上アップする単純な方法とは!

トラックタイヤの寿命と走行距離の関係

走行距離が長くなればなるほど、当然のことながらタイヤの摩擦が多く発生しタイヤの消耗が激しくなります。

これはタイヤのサイズやブランド、路面状況によっても異なりますが、【走行距離が長い=摩擦でタイヤが消耗される】現象は同じです。

上記に記載したタイヤの溝の深さも誤差があります。

雨の日は、グリップ力は落ち滑りやすい状態となり大変危険です。

雨の日の走行時にタイヤの滑りやすさを感じたら、早めに点検し必要であればしっかり交換しましょう。

大型トラックのタイヤの重量はどれくらい?

 大型トラックのタイヤの重量はどれくらいなのか、調べてみました!

主に使われる20インチのタイヤの場合だと、タイヤのみで60~70kgとなっています。

そこにホイールも合わさるとおよそ100kgほどの重量になります。

このことから分かるように、人の手で簡単に持ち上げられるものではないので、扱う際は慎重に扱うようにしましょう。

大型トラックのタイヤ価格の相場はいくら?

 大型トラックのタイヤ価格の相場はいくらなのでしょうか?

実際に調べてみました!

大型トラックのタイヤ1本あたりの価格は約4万円となっています。

この価格は普通車でいうと、高級スポーツカーのタイヤに相当する価格となっていますので、かなり高いですよね。

また、トラックの場合はタイヤがそもそも多い車種がほとんどなので、標準の3軸車で計10本必要と考えても、合計40万円もかかります。

大型トラックのタイヤの空気圧の正常値は?

 大型トラックのタイヤの空気圧の正常値を調べてみました。

トラックによっても空気圧の正常値は全く違い、種類ごとに把握しておく必要があります。

大型トラックの空気圧の正常値は8.5kg/cm²〜10.0kg/cm²となっており、この数値よりも値が上がっていたり、下がりすぎていても異常になりますので、しっかり把握しておきましょう。

トラックタイヤの交換にかかる工賃はいくら?

タイヤの種類にも異なりますが、平均相場は、1本500円程度です。

また、タイヤの組み替えにかかってくる費用の平均相場は1本1,000円です。

また、バランスも調整するようであればプラス1,000円程度必要となります。

タイヤを持ち込んでの交換は、1本相場1,500円程度です。

持ち込みの場合は、そこまで大差はありません。

大型トラックになると料金はかなり必要になります。

カーショップなどでは、キャンペーンなどで価格の差が大きく広がっています。

また、出張サービスとなると交換費用に加えて出張料金がかかります。

よほどの緊急以外のときは、出張サービスを使わない方が無難です。

サービス料も大差がありますので、事前に比較するといいでしょう。

トラックタイヤの交換値段はいくら

参考料金を記載します。

あくまでも平均価格を調査した結果となります。

業者によって異なりますので参考程度に活用してください。

■2t~3tトラックの場合■

★15~16インチ(1本交換)

 組み替え:1,650円

 脱着:550円

 タイヤ処理:550円

 全て込み:2,750円

★17.5インチ(1本交換)

 組み替え:1,925円

 脱着:550円

 タイヤ:550円

 全て込み:3025円

複数本交換するときなどは、多少安くなる場合もあります。

各業者、ショップのキャンペーンなども確認して利用することもおすすめです。

トラックタイヤを自分で交換するための方法

大型トラックの場合も、基本的には乗用車と変わりません。

車体を浮かせてタイヤを交換します。

必要な工具もありますので、下記を参照してください。

【必要となる工具】

・タイヤレンチ   ⇒ タイヤの脱着時に使用

・油圧ジャッキ   ⇒ 車体を持ち上げるために使用

・リジットラック  ⇒ 持ち上げた車体を保持するために使用

・車止めストッパー ⇒ タイヤを固定し車体の傾き防止のため

・スペアタイヤ   ⇒ 万が一のための予備

・バール      ⇒ 100キロ超えのタイヤを持ち上げる時などに使用

【タイヤ交換の手順】

1.タイヤに車止めをする

2.スペアタイヤを用意する

3.ホイールのナットを緩める

4.車体をジャッキアップする

5.タイヤを外す

6.ジャッキを下す

7.ナットを緩める

基本的に複数人で作業することをオススメします。

安全な作業をするように心がけて複数人で行う必要があります。

さらには、ある程度知識がないと大変になります。

タイヤ交換をした人と一緒に交換するようにした方がいいでしょう。

みんなやってる!転職サイトだけは必ず登録しておこう!

トラック運転手におすすめの転職サイトと転職エージェント

いま転職する気がない、もしくは後々自分で探そうと考えている人も絶対に転職サイトには登録しておきましょう。

理由はストレスや疲労がたまると就活活動はもちろん転職サイトに登録する気力すら無くなるケースが多いからです。

気になっている企業や興味のある求人の情報を把握しているだけでも【いつでも転職できる】という状態であれば安心だし、体を壊したりうつ病などになる前に転職という手段が打てます。

転職サイトの登録は簡単で無料だし、勧誘や担当者からの電話などは一切きません。

あなたの行きたい会社の求人や転職が可能な企業があればメールで届くのでいつでも転職できるという精神的な安心感や余裕ができます。

転職はそのうちに、今はまだ無理と思っている方も登録だけは絶対にしておくべきです。

優良な会社の求人情報が豊富な転職サイトはこちらです。

無料で簡単に登録することができます。

業界日本1位のリクルート社が運営している間違いのない転職サイトです。

>>リクナビNEXTの無料登録はこちらからどうぞ

まとめ

トラックタイヤの交換時期に関するお話をしてきました。

目安にできるいくつかの方法をご紹介してきましたが、参考になったでしょうか?

常に安全運転で走行できるよう、日頃からのメンテナンスはしっかりと行うようにしましょう。

目次