スーパーカーゴは稼げない?実際の手取りや辞めたい理由を徹底解説!

スーパーカーゴ

軽貨物運送業に興味がある方や、独立開業を考えている方にとって「スーパーカーゴ」という名前は一度は耳にしたことがあるでしょう。

しかし、「スーパーカーゴは稼げない」「収入が安定しない」という声も聞かれるのが現状です。

実際のところ、スーパーカーゴでの仕事は本当に儲かるのでしょうか?

この記事では、スーパーカーゴでの収入の実態や手取り額について、具体的な事例やデータをもとに徹底解説しています。

さらに「スーパーカーゴでは稼げない?」という噂からの真相と、そこからの「評判や口コミ」についても掘り下げてみました!

軽貨物運送業での成功を目指す方にとって、収入面の情報は非常に重要なポイントになります。

ぜひ参考にしてください。

個人事業主ドライバーになるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

目次

スーパーカーゴとは

引用:スーパーカーゴ公式サイトより

スーパーカーゴは、主に軽貨物運送業に特化した全国展開の運送ネットワークで、個人事業主のドライバーが活躍するスポット便のパイオニアです。

1982年に設立されたFBサポート株式会社が運営し、約3,000台の車両を保有しており、24時間365日対応可能なサービス体制を整えています。

スーパーカーゴの業務は、緊急性の高い配送依頼に迅速に対応する「スポット便」が中心です。

荷物をA地点からB地点に届け、その後、B地点の近くで次の荷物を集荷することで、効率よく配送業務をこなします。

特に、冷蔵・冷凍が必要な荷物を扱うクール便にも強みを持っており、他の運送業者との差別化を図っています。

また、スーパーカーゴは、加盟ドライバーに対して経営支援や配送業務の斡旋を行い、独立開業をサポートしています。

ドライバーは専属契約を結び、全国に広がる配車センターから仕事を割り振られますが、副業として「協力業者」として参加する選択肢もあります。

このように、柔軟な働き方ができる点もスーパーカーゴの大きな特徴です。

運送業界の経験が少ない方でも、定期的な研修や先輩ドライバーのサポートがあります。

未経験者でも安心して始められる環境が整っているため、個人事業主としての第一歩を踏み出したい方にとって魅力のある選択肢と言えるでしょう。

スーパーカーゴの会社概要は以下の通りです。

項目詳細
会社名FBサポート株式会社
設立1982年
運営母体株式会社アネックス
本社所在地埼玉県ふじみ野市上福岡5-5-17 SCビル
事業内容軽貨物自動車運送事業、スポット便、チャーター便の運営
車両台数約3,000台(軽貨物車両:約2,600台、中型・大型車:約400台)
取引先企業数約8万社
全国配車センター47拠点(全国各地に展開)
代表者代表取締役社長 名嘉真 廣
資本金2,000万円
従業員数200名
売上高63億3,000万円(2021年実績)
公式サイトスーパーカーゴ公式サイト

スーパーカーゴは稼げない?

正直なところで云うと、私個人の見解では「稼げるとは言えない」となります。

まったく稼げないとは言い切れませんが、軽貨物事業主として「水準以上での稼ぎ」は決して簡単ではなく、「巷で横行してるイメージをそのままを持ち続けると痛い目に遭う」事となります。

このような個人事業主での収入の場合、求人募集などの「見込み額としては50~60万円」などと言った「かなり高額での記載」が最もケースとして多いのですが、この場合での見込み額はあくまで「自身での顧客を獲得する事ができた場合」としての金額に過ぎません。

こればかりは会社員としてのドライバーとは訳が違い、根本としての稼ぎが一定せず言うなれば「不安定な収入」とも言えます。

実際の車種ごとの平均月収例

スーパーカーゴでの収入は、使用する車種や稼働日数によって大きく変わります。
特に、クール車(冷凍・冷蔵車)は他の車種に比べて高収益が期待できることで知られています。
一方、常温車や軽バンを使った配送でも、効率的に仕事をこなせば安定した収入が得られます。
以下は、スーパーカーゴでの車種ごとの平均月収例です。

車種平均月収備考
クール車67万2,361円冷凍・冷蔵の荷物を扱うため、他の車種より高収入が期待できる。
常温車65万3,906円日常的な配送案件が多く、安定した収入が得られる。
軽バン30万円小規模の荷物を運ぶため、報酬は他の車種に比べて低い傾向。

この表からもわかるように、スーパーカーゴでは使用する車種によって収入に大きな差が出ます。

特に、冷凍・冷蔵車を使用するドライバーは高収入が期待でき、平均して月収67万円以上を得ているケースが多いです。

これに対し、軽バンのドライバーは30万円程度にとどまることが一般的です。

しかし、どの車種であっても効率的な稼働や案件の選択次第で、さらなる収入アップが可能です。

実は運送業界では簡単に年収がアップします。
こちらの記事では年収を上げる方法を3つご紹介しています。
ぜひ参考にされてくださいね。

>>トラック運転手の年収を超簡単に上げる3つのコツ!月収5万、年収で60万円以上アップする単純な方法とは!

スーパーカーゴが「稼げない」「辞めたい」と言われる理由

スーパーカーゴは、自由な働き方ができる一方で、「稼げない」「辞めたい」といった声がしばしば聞かれます。

主にドライバーが抱える問題として以下の3つの理由が挙げられます。

  • 毎月かかる経費が高い
  • 案件数が少ない
  • 顧客からのクレームが多い

それぞれ詳しく解説します。

毎月かかる経費が高い

スーパーカーゴで働くドライバーにとって、毎月の経費が収益を圧迫する大きな要因となっています。

例えば、以下のような経費が定期的にかかります。

<ガソリン代>

軽貨物車両でも長距離配送が多いため、毎月5万円以上のガソリン代がかかることが一般的です。

<高速料金>

緊急便や至急便などのスポット便では、高速道路を使わざるを得ないケースが多いにもかかわらず、高速料金は自己負担です。これが月々の経費をさらに押し上げます。

<車両維持費>

車両のメンテナンスやオイル交換、さらには2年に1度の車検費用などがかかります。新車でクール車を購入した場合、その維持費も高額になる傾向があります。

<駐車場代>

都市部で活動するドライバーにとっては、駐車場代も無視できない経費です。地域によりますが、毎月1万?2万円程度が必要です。

<保険料>

自動車保険や貨物保険も必須経費であり、これも月に約2万円程度かかります。

これらの経費をすべて合計すると、毎月10万円を超える経費負担が発生することが一般的です。

固定費が大きいため、収益の半分以上が経費で消えてしまうこともあり、「稼げない」と感じるドライバーが多いのが現状です。

案件数が少ない

スーパーカーゴに関するもう一つの課題は、案件数の偏りです。

特にスポット便がメインのため、エリアや時期によっては、十分な仕事が割り当てられないことがあります。

配送案件が減少する理由には、以下のような要因があります。

<エリアによる仕事の偏り>

都市部では案件数が豊富である一方、地方エリアでは案件が少なく、稼働時間が制限されることが多いです。これは、地方では荷主企業の数が少なく、案件の集中度が低いためです。

<競争の激化>

スーパーカーゴのドライバー同士での案件の取り合いが発生することもあります。経験豊富なドライバーや、過去の実績が高評価なドライバーが優先的に案件を獲得しやすいため、新規ドライバーや未経験者にとっては案件が少なくなる傾向にあります。

<オフシーズンの影響>

配送業務には繁忙期と閑散期があり、特に繁忙期(年末や年度末)を過ぎると案件数が一気に減少することがあります。このような波があるため、安定した収入を得ることが難しい時期が発生します。

スーパーカーゴは豊富な取引先を持っているものの、案件が必ずしも全てのドライバーに公平に割り当てられるわけではありません。
こうした案件数の少なさが、「稼げない」と感じる理由の一つです。

顧客からのクレームが多い

スーパーカーゴのドライバーが「稼げない」と感じる背景には、顧客からのクレームが影響することもあります。

スーパーカーゴでは、顧客からの信頼を基に案件が割り振られますが、クレームが多いドライバーに対しては案件が減少する傾向があります。

<タバコの臭い>

タバコの臭いが荷物に付着することで、顧客からクレームが発生することがあります。荷物自体には問題がなくても、臭いに敏感な顧客にとっては不快な印象を与えてしまい、信頼を失うことになります。

<遅延>

緊急便やスポット便では納期が厳守されるため、配送時間の遅れがクレームの原因になります。特に高速道路を利用しなかった場合や、道に迷った場合などで遅延が発生すると、次回以降の案件を受注しにくくなる可能性があります。

<荷扱いの不備>

荷物の取り扱いに不備があった場合も、クレームの原因となります。特に医薬品や食品など、温度管理が厳しい荷物を扱うクール便では、温度管理が不十分だった場合に大きな問題となることがあります。

一度でもクレームが発生すると、配車センターでの評価が下がり、次の案件の割り当てに影響します。
結果として、安定して仕事を受注できなくなり、「辞めたい」と感じるドライバーも少なくありません。

このように、スーパーカーゴで「稼げない」「辞めたい」と感じる理由には、経費の問題や案件数の少なさ、顧客対応に関する課題が挙げられます。

しかし、これらの課題は正しい対策を講じることで改善できる部分も多く、稼ぐためには効率的な働き方と顧客対応の向上が重要です。

スーパーカーゴの手取り・年収はいくら?

スーパーカーゴでの手取りや年収は、契約形態や車種、稼働日数、さらには経費管理によって大きく変わります。

基本的には、スポット便が中心であるため、働く時間や案件の数に応じて収入が変動しますが、特定の車種や契約形態によって平均的な収入の目安があります。

スーパーカーゴの年収と手取りの目安

以下に、スーパーカーゴで働くドライバーの車種別・契約別の平均的な年収と手取りの目安をまとめました。

契約形態・車種月収年収手取り(月収から経費を差し引いた金額)
クール車(加盟運送店)67万2,361円約806万8,332円57万2,361円
常温車(加盟運送店)65万3,906円約784万6,872円55万3,906円
軽バン(協力業者)27万8,464円(20日以上稼働)約334万1,568円19万8,464円
軽バン(協力業者)23万6,909円(15日以上稼働)約268万2,908円15万6,909円

手取りに影響する経費の内訳

スーパーカーゴでの手取り額は、各種経費を差し引いた後の金額となります。

以下は一般的にかかる経費の内訳です。

項目費用
商標・無線機使用料2万円
ガソリン代5万円~8万円(配送距離による)
駐車場代5,000円~2万円(地域による)
自動車保険料1万5,000円
貨物保険料3,000円

これらの経費を考慮すると、例えばクール車での月収が67万円あっても手取りは約57万円ほどに減少します。

同様に、軽バンでの月収が30万円近くあっても手取りは約20万円前後になります。

経費の管理が収入を大きく左右するため、ドライバーは効率的な稼働と経費削減の工夫が重要です。

スーパーカーゴをやってみた人の悪い評判・口コミ

  • 高速料金などの経費が自己負担で、手取りが少なく感じる。
  • 案件の割り振りに偏りがあり、安定した仕事が得られないことがある。
  • 顧客からのクレームがあると案件が減少し収入に直結する。

上記は、スーパーカーゴをやってみた人のイマイチな口コミ評判でした。

経費が自己負担で手取りが少ない

スーパーカーゴで働くドライバーの大きな不満の一つは、経費が高く、手取りが少ないという点です。
ガソリン代や高速料金、保険料などが自己負担となるため、月々の経費が10万円以上かかることもあります。
稼いだ金額の大部分が経費で消えてしまい、実際の手取りが減少するため収入に対する不満が生まれやすいのです。
特に長距離配送が多いドライバーほど、この負担が大きくなる傾向があります。

案件の割り振りに偏りがある

スーパーカーゴでは、配車センターが案件を割り振るため、ドライバー間で仕事の取り合いが発生することがあります。
実績が少ないドライバーや新人ドライバーには、案件が少なく割り当てられることも多く収入が安定しない要因となります。
特に繁忙期以外の時期は、案件が少なくなるため、競争が激化しやすく、稼ぎにくいという声が聞かれます。

顧客からのクレームがあると収入に影響

スーパーカーゴでは、顧客からの信頼が重要視されており、クレームが発生すると仕事の割り振りに影響します。
例えば、タバコの臭いや納品遅延などのクレームが頻繁に発生すると、次回以降の案件をもらえなくなることがあります。
これにより、収入が減少し、「稼げない」と感じるドライバーが出てきます。
クレーム管理が、案件数に直結する仕組みになっているため注意が必要です。

スーパーカーゴをやってみた人の良い評判・口コミ

  • 自分のペースで働けるため、自由に休みを取れる。
  • 配送先の近くで仕事を得られる仕組みがあり、効率的に稼げる。
  • 努力次第で報酬が増え、頑張った分だけ収入に反映される。

上記は、スーパーカーゴをやってみた人の良い口コミ評判です。

自分のペースで働ける

スーパーカーゴのドライバーは、仕事を受けるタイミングや休暇を自由に調整できるため、自分のペースで働けるというメリットがあります。
例えば、家族との時間を大切にしたい場合や、趣味に時間を費やしたい場合にも、フレキシブルに対応できます。
この自由度の高さが、ワークライフバランスを重視する人には大きな魅力となり、長期的に働きやすい環境です。

配送先の近くで効率的に稼げる

スーパーカーゴでは、配送先の近くで次の案件を獲得できるシステムが整っています。
これにより、効率的に仕事をこなせるため、無駄な時間や燃料費を抑えることができます。
ドライバーにとっては、配送後に次の仕事が見つかることで、空車状態が少なくなるため効率よく稼げる点が評価されています。
この仕組みが、収益性を高める一因となっています。

努力次第で報酬が増える

スーパーカーゴのドライバーは、頑張った分だけ報酬が反映されるシステムになっているため、やる気次第で収入を増やすことが可能です。
特に、長距離やクール便など、報酬が高い案件を積極的に受けることで、月収70万円以上を稼ぐドライバーも存在します。
サラリーマンのように固定給ではなく、自分の努力次第で収入が増えるため、モチベーションを保ちやすい環境です。

スーパーカーゴの実際の口コミや評判に関しては、こちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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まとめ:スーパーカーゴは稼げないわけではないが、、、

今回の記事でスーパーカーゴに関する重要なポイントは以下になります。

経費が高い:ガソリン代や高速料金、保険料などの経費が大きく、手取りが減少しやすい。
案件の偏り:地域や時期によって案件が多いドライバーと少ないドライバーの差が大きく、安定収入を得にくい。
クレームが収入に直結:顧客からのクレームがあると、仕事の割り振りに影響し、収入が減少することがある。
自由度が高い働き方:自分のペースで仕事を受けられるため、ワークライフバランスを保ちながら働ける。
報酬は努力次第:特にクール車などを使用するドライバーは、稼働効率を上げることで高収入を得ることが可能。

スーパーカーゴは、自由な働き方と努力次第で高収入を得られる可能性がある一方、経費や案件の偏り、顧客からのクレームといった要因が収入に大きく影響します。

特に経費負担が大きく、稼いでも手取りが少ないと感じるドライバーも多いです。

しかし、効率よく働き、クレームを避け、経費を管理することで、安定した収入を得ることも可能です。

稼げるかどうかは、個々のスキルと働き方次第と言えるでしょう。

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