食品関係にはインスタント・乾物・生鮮物と様々な種類があり、それらを運ぶトラックにも冷凍物専門の「冷凍車」があります。
運ぶ荷物自体は基本的に冷凍物メインとなりますが、冷凍物としてのジャンルによっては扱うロット数などの規模で大小変わってきます。
今回では、そんな冷凍車について仕事内容から「きついか?どうなのか?」や「手積みはあるのか?」など作業についての詳細。
そして皆さんも気になる「給料や年収」という収入面での事柄と、冷凍車の求人についてや転職する際のコツなどにも触れてまいります。
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冷凍車の仕事内容とは
扱う荷物自体が食材の中では常に冷凍を必要とする環境であるが為に、積み込み場から配送先や配送していく上での運転ルートやスケジュールなど、あらかじめ決められております。
その為、こちらの配送においては常に「時間との勝負」が求められており、それがゆえに安全面と迅速さを兼ね備えるドライバーでないと務まらないと言えます。
各ドライバーが作業する際も冷凍物といえど、「食品」でありますので「作業着の汚れ」や「匂い」などにも特に気を遣わなければなりません。
鮮度も関係してきますので、朝早くから産地や市場に出向く事が多いとされる仕事ですので、急な体調不良などでの欠勤も出来ないという事からドライバーには「常にベストな体調管理」が求められます。
冷凍車はぶっちゃけきつい?
配送ルートのスケジュールは大体が決まっているものの、「時間厳守」であり「朝が早い」です。
その上「冷凍物という意味での鮮度」が関係する責任業務が、他業種のドライバーと少し違うところであります。
つまり「溶かしてしまうと即アウト」という要注意の緊張感に縛られます。
これは食品関係全般から生鮮物などにも同じような注意事項が常に求めれ、冷凍物は冷凍物として扱う独自の重要性(温度管理など)が求められます。
それだけに会社によっては多少の大小はあれど、ミスをした場合でのペナルティーは相当なものだと聞いたことがあります。
ドライバーとして仕事をする以上ある程度の責任は承知の上でも、冷凍車の場合では責任感の重さで言うと「精神的にはきつい」かと思われますね。
大型の冷凍車はきつい?
冷凍というだけあって、積み荷は食品となります。
朝も早い事がほとんどで、時間通り届けなければいけないプレッシャーと破損を出してしまっては商品にならない重圧があります。
この部分に関しては、ドライバー業であればどの仕事でもあることでしょう。
ものによっては手積み手下ろしの場合もあれば、パレット輸送の場合もありまちまちです。
そして、きついと感じる人もいれば、楽勝と感じる人もいます。
元々、雑貨便や貸切便の手積み手下ろしを経験していたドライバーからすると、冷凍車の仕事は比較的やりやすい仕事内容かもしれませんね。
冷凍車に手積みはある?
10t以上の大型になると手積み有り・無しと様々になってきますが、4tクラスになるとほとんどが手積み・手下ろしとなります。
大型トラックではチルドのカゴ車など扱ったりと肉体労働としては比較的キツい作業ではありませんが、それ以外の小さな4t・2t・1tトラックとなると様々な環境(狭い場所での作業など)によっての積み下ろし作業が必要となってきます。
冷凍車の給料や年収はどれくらい?
冷凍車のドライバーが手にする給料といってもトラックのトン数やサイズ、各ドライバーに任されてるエリアや勤務されてる地域等などによって様々な違いが出てきます。
それらすべてを総合し、平均値を出した一例を参考としてみると大型では約45~60万円。
大体1日の走行距離400kmで手取りが35万円とも言われております。
それより小さいサイズや少ないトン数のトラックでは、平均して約35~40万円。
手取りが大体25~30万円と言われております。
年収で見てみると大型で約500~700万円超であり、それより小さいサイズや少ないトン数になると約420~500万円程となっています。
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冷凍車の求人や転職へのコツ
冷凍車の求人事情として今のところは他業種のドライバー同様、各運送会社による募集が頻繁に更新されてるようです。
よって求人情報の概要欄では、「随時面接可」などを踏まえた説明書きも多く掲載されてる事から取り敢えず募集されてる件数としては豊富であり、そこから募集していく機会も多くある環境と考えられます。
転職となれば具体的な構想を持たなくてはならないわけですが、それぞれで必要となる「心得」と最低限の「リサーチ」は、どの業種であっても求職者にとっては重要な課題となります。
今回のように冷凍車であればまず、冷凍車というジャンルは「どういった業種か?」からその仕事内容の詳細と、それに付帯してくる細かな作業や扱う冷凍食品に対して課せられる責任。
自身が心体的に適応出来るかどうかの問題で、冷凍食品を扱う環境としての「冷凍庫内での作業は必要不可欠」という現状も把握しておかなくてはなりません。
求人や転職などに向けての「当たり前としてやる事柄」については、トラック業界に限らず全てに共通する故、今回そこは敢えて詳しく触れておりません。
ただ冷凍車はある意味特殊な業種であり、他にはない責任感を持たされてるだけに、そこを「やり甲斐」として見出せる事こそが冷凍車へ転職する場合での「コツ」となり得ます。
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まとめ
今回では冷凍車についての仕事内容をメインとし、そこから収入面での事情へと繋げてまいりました。
業務内容として基本的な作業項目では、他業種のドライバーと共通してるものも多くありながらも根本的な違いとして、「多くの荷物が温度の上昇により溶けてしまう品物」という事がお分かり頂けたと思います。
給与事情について殆どが「仕事内容に見合う取り分」とも見れますし、「根本的な業種の違い」を踏まえた上でご自身にとって「冷凍車」という業種が魅力的に映るのであれば、それは冷凍車ドライバーとして挑戦するベストな機会なのではないでしょうか。