海コンは正直きつい!海上コンテナを辞めたい理由とは!

海コンは正直きつい

国際規格であるISOの基準により寸法や強度・外径などが統一され、主に金属製で出来た波板状の箱を大型トレーラーにて牽引し、輸送・運搬していく光景は皆様も一度は目にする事かと思われる「海上コンテナ」。(通称:海コン)

今回はその海コンドライバーについて、正直なところ「きつい?」や「つらい」などの理由から「辞める」となる場合の主な原因、「もう海コンを辞めたい!」などという時の対処方法について詳しく見て行きます。

そして「原因が解決出来ない時はどうするか?」や、そこから「迷わず転職するか?」についても考えて行きたいと思います。

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目次

海コンはきついしつらい?

業界では通称は「海コン」と略された呼び名で親しまれてる海上コンテナドライバー。

メインは海外との輸出入による物流であり、日本国内で流通されて行くコンテナを主に大型トレーラーを用いて輸送していく仕事となっております。

他のトラックドライバーと大きく違う点が「肉体的な労働がほとんど無い」といった点です。

荷物が積まれてるコンテナは「鍵などでは解除できない器具などにより封印」されており、原則として海コンドライバーはその封印を解除し、荷物に触ることは許されておりません。

よって積み下ろし先のスタッフのみそれらの作業が許されており、以降も海コンドライバーはほぼ何もせず「スタッフによる荷下ろし作業完了を待つだけ」となりますので「肉体的なきつさとつらさは無い」といえます。

海上コンテナは難しい?

海上コンテナのドライバーは、トラックで荷物を運ぶ仕事と少し異なり、ドライバー自身が荷下ろしをすることは一切ありません。

なので、海上コンテナを載せた大型車両を運転するのがメインの仕事になります。

そのため、ドライバー業の中でも60代の人も多く、比較的長く続けられる仕事と言えます。

しかし、大型トラックの運転以上に運転技術が高いことが求められるので、慣れるまではその点に苦労するかもしれません。

海上コンテナを辞めるお主な原因とは

そんな肉体的負担の少ない海コンドライバーであっても、運転業務がメインとなればそれ以外「やらなければならない仕事」というもの出てきます。

輸送作業としての運転ルートや、そのルートにおいての交通規制や状況確認。

大型トレーラーとなると通常の箱車と違い、道の間違いや何からトラブルがあると「精神的な不安での負担」は大きいものです。

あと何よりも海コンドライバーとしてのちょっとした難関もあり、積み込みによる「覚えなければならない幾つもの工程」が初心者にとってはけっこう大変と言う事です。

まず積み込みには「順番待ちの待機場所と並び方」があり、これらを暗記して行くのも難しさがあり、埠頭の広域に多数ある「ガントリークレーン」と言う巨大なクレーン機によってコンテナをトレーラーに積み込むのですが、その多数ある中のクレーンをなかなか覚えられずに苦労します。

その他にもコンテナを積むための「骨」と呼ばれるピック(台車)の正しい返却場所等など、運転業務がメインといってもその分ほかでやらなければならない仕事がしっかりとあります。

このしっかりと有る仕事が世間ではあまり認知されておらずトライしたものの、自分には合わないという事で続かないドライバーも実は多く居られます。

海コンを辞めたい時の対処法とは

次に先述に挙げた内容以外でも、海コンドライバーとしてのお仕事に苦痛を感じる原因は少なからずあると言われます。

●給料面での問題

自身にとって見合う給料でなければ働く意欲も失います。

●業務内容での激務や危険度などの問題

基本的には土日の週休二日制ですが稀に土曜出勤や日曜出勤もある事からの激務の可能性、また危険物の運送業務もあります。

●労働時間の問題

やはりドライバーとなれば海コンでも時間外労働も生じ、場合によっては激務にもつながります。

●人間関係での問題

原則ワンマン運送ですので運転業務中では人同士のやりとりは無いものの、その他で付帯する業務では避けられません。

●将来性を考えた問題

トラックドライバーであるという現実性から考えると、将来性はほとんど見込めないという業種。

少なくとも自身が持つ悩みというものが以上の項目に該当するのであれば、正直だれであっても自身のタイミングで見切りをつけたいものであります。

ですが辞める事は誰でもでき、築き上げる事は時間と労力・そしてその人の実力が必要であり、それは誰にでも出来る事では無いですよね?

となれば「まずワンクッションを置く」という考え。

実はそこが意外にも重要な事であり、適切な「対処法」ともいえます。

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原因が解決出来ない時は迷わず転職しよう!

これまでの海コンドライバーとして仕事での「きつさ・つらさ」の現状から、「やはりどうしてもやめたいなぁ…」となればそれは「いつまでも悩む事」につながり、それは返って「車にまつわる業務では危険」となり得ます。

海コンドライバーともなれば主な作業が運転業務となり、その時間も長くなります。

安全運転はもちろんの事であり、交通面での注意事項や危険物の取り扱いも関わってきます。

運転以外の付帯作業としても、ピック(台車)の切り離し作業では事故のないように注意しなくてはなりません。

これらは厳密にいうと「注意する事柄の一部」であり、それ以外にもたくさんあります。

事故を起こした後では「もともこもありません」ので、自身の中で原因が解決できず「もう無理!」と判断出たのであれば迷わず辞め、転職などを考えていきましょう!

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まとめ

幹線道路やちょっとした街中でも見かける事がある海上コンテナ。

大型トレーラーによる圧巻的な取り回しによって見るものを魅了しますが、その仕事の実態というものは一般的に認知されていないものです。

それが故にその業界についての「リサーチ」や「心得」というのが事前に必要とされ、後々に生じる「悪い意味でのギャップ」や「後悔」のない事へ繋げる必要があるのです。

辞める事は必ずしも「逃げ」では無く、それは自身にとっての「最善策」なのではないかと強く思います。

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